若手社員のアイデアが躍動した「シロアリ豆知識動画」が好評！　プロジェクトメンバーに制作秘話をインタビュー

まず、経緯を説明すると、私たちは法人営業の商材を提案するメンバーなんです。もっとかみくだいてお話しすると、シロアリ工事のパートナーである工務店様や、これからパートナーになっていただきたい工務店様に継続的に訪問できる営業ツールをつくろうというのが動画制作のきっかけでした。

そうなんです！　シロアリ工事をしている工務店の方も、シロアリの意外な生態については知らないことがあるので、おもしろおかしく見ていただけるツールをつくってみようとなりました。

どうすれば興味を持って動画を見ていただけるだろうと考えた結果です！　少し攻めた表現もしているので、会議で通らないかもと思っていましたが、上司も笑っていました。

違います！（笑）　その回は、鈴木さんが『名探偵コナン』を好きで、コナンをイメージしたそうですよ。動画チームは全体で六人いるのですが、各々で二案ずつタイトルを考えてきて、誰の考えたものかは伏せた状態で投票しています。

なので、採用されるとうれしいんです。「勝ち抜いた！」みたいな（笑）。台本は、月に一度集まって、みんなでワイワイ話しながら「どんな内容にしようか」と考えています。

私たちとは別のメンバーが詳しくて。いつもすてきな動画に仕上げてくれています。

淡々と知識を盛り込むのではなくて、どうユーモアを加えるかを意識するようにしています。でも、日常生活でユーモアセンスを発揮する機会がなかなかないので、苦労しています。「この単語、ちょっと堅苦しいかも」と思ったら、Googleで類語を調べたり。

私は、そもそもシロアリについて詳しくありませんでした。ただ、先輩方が運営している「マニアックなシロアリウェブマガジン『EVITAGEN』」があるので、サイトの記事を読んで理解を深めることができました。宮原さんも苦労しているユーモアの点は、横山さんに丸投げしています！

お笑い芸人さんのコントや漫才を見るのが好きで、少しはユーモアの感性が育てられたのかもしれません！　ただ、ユーモアが過ぎると過激になってしまうので、バランスを保つのが難しいなと感じています。課長や部長に動画の内容をチェックしてもらいながら、調整しているんですよ。

初めて動画を上司に見せた時は「ふふっ」と笑ってくれたよね。あ、このテイストで進めていいんだとホッとしました。

自分たちが台本をつくったものが動画になるって、感動しますよね。

そうそう。実は、私たちも台本をつくり終えてからは、動画制作の者に仕上げの作業をお願いしているので、どんな仕上がりになっているかは未知数なんです。なので、毎回ドキドキです。「お気に入りのワードは、ちゃんと使われているかな？」とか。

自分なりのユーモアで笑ってもらえると、心のなかでガッツポーズをしています（笑）。

そうです。三人でつくれるから楽しいよね。台本をブラッシュアップしていくのが楽しくて、文化祭の準備をしているみたいな感覚です。

最初は私が「なんとなく文章を書くのが上手そうだよね」という理由だけで台本作成の係を任命されて、ややプレッシャーでした。結果的に私たちで担当することになって、本当に良かったです！

動画をお見せすると「おもしろいことしているね」と言っていただけます。豆知識という部分に焦点を当てているので、「知らなかったよ」と純粋に感心していただけます。社内の人からも「動画、楽しみにしているよ」と声を掛けてもらえることが増えました。

1〜2分の動画なので、気軽に見てもらえるのがいいのだと思います。工務店様に営業に行くメンバーからも「会話の入口になりました」とご好評で。毎月1本のペースで動画をつくっているので、「今月はこんな動画をつくりました」と雑談から入れるのがいいみたいです。

はい！　アイジーコンサルティングって、おもしろい会社なんだなと伝わるのが一番うれしいよね。

それもそうですし、動画を見るとシロアリに詳しくなれます！

あとは、厄介な存在だと思われがちなシロアリも実は健気に生きていて……。シロアリの生態を楽しく知ってもらえれば幸いです。