中学生と一緒に考えた、お金の先にある“家を守る仕事”のやりがい~浜松市立篠原中学校にて職業講話を実施~

- シロアリって見たことあるかな?現物を見てみよう
- 学校と民間企業のタッグで実現するキャリア教育
- 働くことの意義・やりがいとは何か?


クイズで楽しく学ぶ!家はどうやって建つのか?


岡本さん 「さあ、ここからが本番です。第1問!住宅が建築される工程を、正しい順番に並べてみましょう。
専門的な内容も含まれるため、「ちょっと難しいテーマだとは思うけど、わからなくても全然いいからね!」


生徒さん 1つの家を建てるのに、だいたい何ヶ月くらいかかるんですか?

岡本さん 工法や会社によって様々です。ハウスメーカーさんだと工場で組み立てて2ヶ月ほどで建つこともありますし、一般的な工務店ならだいたい4〜5ヶ月。逆に、大工さんが1人で全てを手がけるような現場だと、1年かけてじっくり作る家もあるんですよ。皆さんも将来家を建てる時は、ぜひ計画的に進めてくださいね!


シロアリの現物体験!目で見て実感したメンテナンスの大切さ

「お金のため」のその先へ。仕事の本当の目的を考える


岡本さん もし手元に3億円あって、一生生活に困らない・働く必要がない状況だとしたら、それでも皆さんは働きたいと思いますか?
入社数ヶ月の若手社員のリアルな体験談
とはいえ、「誰かのために」と中学生に言っても少しピンとこないかもしれません。そこで講話の後半では、入社してまだ数ヶ月の若手社員・守屋から、より等身大のストーリーを語ってもらいました。

守屋さん 私はライブに行く推し活が大好きで、最近はグッズも高くてペンライトだけで1万円くらいしたりするんです(笑)。他にも海外旅行、アウトドア、サウナ、最近はゴルフも始めました。
やりたいことがまだまだたくさんあって、そのためにはどうしてもお金が必要ですよね。だから、私が社会人になった最初の理由は『お金を貯めること』だったんです。

守屋さん 入社して間もない研修期間中は、法人営業だけでなく、住宅メンテナンス営業の先輩にも同行し、実際にツナギを着て、汗水流しながら床下に潜る作業も経験しました。暗くて狭い床下でシロアリの被害を発見したとき、お客様から『見つかって本当に良かった、ありがとう』と心からの感謝の言葉をいただいたんです。
その時、お金だけではない、言葉にできないほどの嬉しさを感じました。


守屋さん お客様からの『ありがとう』という言葉の重みは、実際に働いてみないと実感できないものです。今すぐ仕事について深く考えるのは難しいかもしれませんが、まずは自分の興味のあることから飛び込んでみてください。実際に働き出せば楽しいことも辛いこともありますが、そこから自分でモチベーションを上げていければ、それは大きな成長に繋がります。これからも応援しています!
生徒代表からの力強いメッセージ
講話の最後には、全員が起立する中、生徒代表の方から大変心温まる感想をいただきました。
生徒さん 普段の学校では聞くことができない貴重なお話をたくさんしていただき、本当にありがとうございました。
特に、会社の始まりが『目の前の困っている人を助けたいという思い』から始まったことや、働いている中で大切なことが『お金だけではない』というお話がとても印象に残りました。今日学んだことを生かして、これからの自分の進路や将来についてしっかりと考えていきたいと思います。
講師として参加した従業員の感想

守屋さん 入社して2〜3ヶ月で感じたリアルな思いを素直にお話ししたのですが、中学生の皆さんが深く頷きながら聞いてくれて嬉しかったです。特に伝えたいと思っていた「家のメンテナンスの重要性」について、「家に帰ったら親に伝えます」と言ってくれる生徒さんもいて、しっかり届いていると実感できました。
最近は知識のインプットが多く頭を抱えることもありましたが、講話を通して「なぜ自分がこの仕事(法人営業)をしているのか」という意義を改めて考える素晴らしい機会になりました。
(※床下の写真や展示を見せた際、生徒さんから「きもっ!」と言われつつも(笑)、女子生徒も含めて興味津々でしっかり見てくれたことがとても印象的でした!)

岡本さん 中学生の皆さんがとても素直で反応が良く、温かい雰囲気の中で話すことができました。生徒の皆さんに伝わる言葉選びや順序を考えるプロセスは、自分自身の普段のトークや『分かりやすさ』を見直す良い機会になりました。
『働く意義』という少し難易度の高いテーマだったため、「もっと問いかけを丁寧にすれば、さらに深く考えてもらえたかも」という課題も見えましたが、私自身も自分の働く意義を再確認できました。ぜひまた次回も挑戦したいです!
今回の講話を取材する中で印象的だったのは、登壇した社員自身が「働くことの原点」を再確認していた姿でした。
若手社員が語った「推し活のため」という率直な本音は、中学生の緊張をほぐし、彼らの心を開く大きなきっかけとなりました。そこから現場で知った「誰かの役に立つ喜び」へ、そして先輩社員が投げかけた「何のために働くのか」という問いへ——。シロアリの現物を見て驚きながらも真剣な目を向ける生徒の皆さんと、彼らに真っ直ぐ向き合う社員の姿に、取材した私たち編集部も胸が熱くなりました。
働く意義は、決して最初から完璧に決まっている必要はありません。「目の前の困っている人を助けたい」という会社のルーツと、現場で生まれる「ありがとう」の重み。今回の講話は、生徒の皆さんだけでなく、私たちにとっても「仕事の価値」を改めて見つめ直す豊かな時間となりました。
アイジーコンサルティングは、これからも未来を担う子どもたちの成長を応援し、地域に根差した活動を続けてまいります。




