愛知高校で初のフィールドスタディ!母校への“凱旋講師”と考える「住まいの未来」と「ありがとう」の原動力

DATE : 2026.02.16
目次
アイジーコンサルティングでは、マイナビが展開する総合探究学習プログラム「locus(ローカス)」に参画しています。これまで静岡県浜松市を中心に実施してきた本取組ですが、この度、ついに愛知県で初となるフィールドスタディを開催いたしました。
今回お邪魔したのは、名古屋市千種区の愛知高等学校。2年4組の生徒さんを対象に、住宅メンテナンスの重要性や、地域の森林を守る「JAPAN WOOD PROJECT」について、対話形式の授業を行いました。本記事では、その様子をレポートします。
▶マイナビの総合探求学習プログラム「locus(ローカス)」
この記事のPOINT
  • 企業を通じて、社会課題を知る
  • 地元の企業を知ることで地域に誇りを
  • 生の声を聞くことで仕事の楽しさを感じてほしい
この記事に登場する人
吉村 浩
株式会社アイジーコンサルティング メンテナンス事業部 岡崎支店
アフターサービス
愛知高等学校出身。高校時代はサッカー部のキャプテンとして活躍。今回は母校凱旋で講師を務める。建築士の資格を持つ。三児の父。
福澤 祐介
株式会社アイジーコンサルティング メンテナンス事業部 名古屋支店 住宅メンテナンス営業
長野県出身。アイジーコンサルティングへは中途入社で、前職は料理人という異色の経歴を持つ。趣味は料理、旅行、美術館巡り。

30年ぶりの教壇。母校への「凱旋」が生んだ温かな空気

自己紹介をする吉村さん
今回の講師を務めたのは、岡崎支店の吉村さんと名古屋支店の福澤さんの2名。 中でも吉村は、愛知高校の卒業生。実は30年前に同校で教育実習を行っていたという、深い縁があります。

吉村さん 皆さんの高校の先輩です。当時はサッカー部でキャプテンをしていて……そして、現在、愛知高校のサッカー部で顧問を務めている先生とはかつてのライバルであり、大学時代の同級生なんですよ!!

そんな吉村さんの自己紹介に、教室内には驚きと親しみの混じった笑顔が広がりました。一方の福澤さんは、元料理人という異色の経歴を持つ若手。多様なキャリアを持つ二人の登場で、授業はリラックスしたムードで幕を開けました。

「実はの愛知高校」――世代を超えた学校自慢で大盛り上がり

本編に入る前のアイスブレイクでは、「今の愛知高校、実はこうなんです!」というテーマでグループワークを実施。生徒たちからは、卒業生の吉村も驚く「今の愛知高校」の魅力が次々と飛び出しました。

生徒さん 「女子トイレからの眺めが最高に綺麗なんです!」

生徒さん 「新しくなった講堂にお釈迦様が祀られていて、すごく立派です」

生徒さん 「去年、有名な芸能人がイベントに来てくれました!」

吉村さんからは、名門・愛知高校ならではの秘話も披露されました。 「野球場にある高いネット、あれはかつてプロ野球選手になった在校生が場外ホームランを連発したから立てられたんだよ」というエピソードには、生徒たちからも「へぇー!」と驚きの声が。母校という共通点があるからこそ、世代を超えて「誇れる学校の姿」を共有する温かい時間となりました。

日本の家はわずか30年?「メンテナンス」が変える社会の姿

続いて、当社のメイン事業である住宅メンテナンスについての講話へ。 「日本の木造住宅の平均寿命は、実は約30年と言われています」という吉村さんの言葉に、生徒たちからは驚きの声が上がります。 床下30cmの隙間を這いずり回りながら点検する現場のリアルな写真や、シロアリの被害を防ぐための防除工事の様子。普段目にすることのない「住まいの裏側」にある現実を、動画を交えて解説しました。
床下の高さは…住宅メンテナンスの仕事を説明する

吉村さん 家を建てて終わりではなく、長く住み続けるためにメンテナンスをする。それが、家族の思い出を守り、さらには環境を守ることにつながるんです。

吉村さんの言葉に、生徒たちは真剣にメモを取っていました。

森林大国・日本で「地元の木」が使われないのはなぜ?

後半は、当社が取り組む社会貢献活動「JAPAN WOOD PROJECT」についての説明と、ワークショップです。福澤さんから投げかけられたクイズに、生徒たちが元気よく答えてくれました。

福澤さん 「日本の国土における、森林の割合は何パーセントだと思いますか?

生徒さん はい!75%です!

福澤さん おっ、いいですね!正解は67%。実は先進国の中でも有数の森林大国なんです。では、その中で『国産の木材』が使われている割合はどれくらいだと思いますか?実は35%程度です。森林はたくさんあるのに、実際はお家の木材の多くを海外に頼っているのが現状なんです。

日本の国土の約7割を占める森林。しかし、安価な外国産材の流入により、国産材の活用が進まず、森林が荒廃しているという現状があります。 生徒さんたちには「サプライチェーン(供給網)」の図解を配り、木を伐る人から家を建てる人、そして住む人までがどう繋がっているかを考えてもらいました。 「ずっとで価値ある未来をつくる(for Long)」という当社の企業理念が、単なるスローガンではなく、ビジネスを通じてどう社会課題の解決に結びついているのかを伝えました。

▶JAPAN WOOD PROJECTに関して 詳しくはこちら

意見交換会 生徒さんの柔軟なアイデアに脱帽!?

【生徒さんのアイデア】端材が「猫の遊び場」や「街のベンチ」に?
今までアイジーコンサルティングで行ってきた取組事例
後半のワークショップでは、当社が取り組む社会貢献活動「JAPAN WOOD PROJECT」について、「国産材の端材をどう活用するか」「どう広めるか」をテーマに意見交換を行いました。高校生らしい自由でワクワクするアイデアが次々と飛び出しました 。
①「国産材の端材をどう活用するか」「どう広めるか」
単なるリサイクルに留まらない、生活を豊かにするアイデアが印象的でした。
【生徒さんからのアイデアの一部】
「家の壁に付けて、猫が遊べるスペースを作る」
「歩き疲れた人が休憩できるよう、ベンチを作って道路に置く」
「端材を集めて『端材美術館』やミュージアムを作る」
「学校の古くなった机や椅子を、国産材の新品にする」
「お箸やコースター、おもちゃ、野球のバットを作る」
② どうすれば「JAPAN WOOD PROJECT」の活動がもっと広まる?
広報担当も思わず唸るような、ユニークな発信手法が提案されました。
【生徒さんからのアイデアの一部】
「高校生が主催となって、DIYワークショップを開催する」
「SNS(InstagramやTikTok)で制作過程や活動をリアルに発信する」
「選挙カーのように、トラックに乗ってメガホンで喋りながら街を回る!」
「地理の授業で林業を学ぶ際、このプロジェクトを事例として教える」
どんなアイデアがあるかな?
生徒さんと一緒に盛り上がる
【生徒の目線】アイジーコンサルティングは「どんな会社」?
授業の締めくくりとして、「アイジーコンサルティングを知らない人にどう説明するか?」という問いを投げかけました。生徒たちが私たちの活動をどう解釈したのか、その言葉の数々に胸が熱くなりました 。
「世の中を陰で支える企業」
「使命感から大きくなった、人々の暮らしにとってありがたい会社」
「木と家と人とをつなぎ、未来を創り上げる会社」
「今の物を長く使うことを大切に考え、持続可能な未来を目指して努力している会社」

中には、講師の体験談をしっかりキャッチして、
「狭い隙間に体を擦りながらも頑張っている人たち!」
「20cmの隙間でも入れるプロフェッショナルな会社」
「蟻殺隊(ぎさつたい)」
といった、思わず笑顔になるようなキャッチコピーを付けてくれた生徒さんもいました。

「ありがとう」という言葉が、働くエネルギーになる

最後の質疑応答の前、吉村さんが生徒たちに語りかけた「働くことへの想い」が印象的でした。

吉村さん 一軒一軒、自分の家だと思って点検していると、お客様から自然と『ありがとう』という言葉をいただける。その一言が何よりのやりがいです。皆さんも、誰かのために行動したときの喜びを大切にしてください。

生徒さんたちからは、 「シロアリが住まいに与える影響の大きさに驚いた」 「家を長持ちさせることが環境保護になるという視点が新しかった」 「卒業生の先輩が楽しそうに働いている姿を見て、元気がもらえた」 といった感想が寄せられました。

講師として参加した従業員の感想

プログラムを終えた直後、講師を務めた吉村さんと福澤さんに、率直な感想を聞きました。

吉村さん 最初は緊張しましたが、生徒たちの反応の良さに自分自身がどんどん楽しくなっていきました。質疑応答を通して、自分の仕事への思いを直接後輩たちに伝えられた手応えを感じています。愛知高校なら、ぜひまたすぐにでも来たいですね!

福澤さん 一生懸命にメモを取る生徒さんたちの姿に、私の方が身の引き締まる思いでした。ワークショップで出た「今だからこその目線」の意見がどれも面白く、大きな刺激を受けました。準備を通して自社の魅力を再発見できる、貴重な学びの場となりました。

この記事のまとめ

愛知県で初開催となった今回のフィールドスタディ。 私たちは、この活動を「地域と企業、世代を超えた『学び』の場」だと考えています。母校の教壇に立った吉村さんの姿や、現場のリアルを伝える仕事の姿勢が、生徒たちにとって単なる「職業紹介」以上の意味を持って届いていれば幸いです。
生徒さんたちが書いてくれた「人々の暮らしにとってありがたい会社」という言葉。それは、私たちが歴史の中で最も大切にしてきた誇りでもあります。
アイジーコンサルティングは、これからも地域社会を支える次世代の育成に貢献していきます。愛知高校の皆さん、素敵なアイデアと温かい言葉をありがとうございました!

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