社員自らER=従業員満足度向上に挑む!ー社員も夢中になれるEMOTOPを目指してー
- 社員も夢中になれるEMOTOPを目指した、従業員満足度を高める取り組み
- お互いのやりがいを知ることから始める
- 良いところを褒め合える関係性づくり
- ER活動を通して「早く帰りたいオフィス」をつくりたい
新築事業部 新築営業
工務部 施工管理課
ERチーム・ERサイト立ち上げの発端
ERチーム立ち上げの経緯について教えてください!
浜松スタジオは「誰もが夢中になれるEMOTOP」というスローガンの元、6つのチームを作り色んなプロジェクトが進行しています。ERチームもその一つで、EMOTOPで働く従業員の満足度を高めよう!という思いで作られたチームです。
「誰もが」というのはお客様だけでなく、そこで働く従業員も含まれているのですね!
そうですね!やはり従業員が満足していないとお客様に良いサービスを届けられないですしね。
チームは選抜制で毎年変わっていくのですが、私と芥川さんは2年連続このチームに所属し、ERサイトの運営を軸にした活動と発信を行ってきました。
ERサイトはどのような経緯で立ち上がったのですか?
ERチームでとんな活動をするか話し合っていく中で、みんなの目標達成に向けてお手伝いできる仕組みを作ったらどうか?という話が出ました。
私たちは年始に「個人・家庭・会社」の目標を設定していて、それを見るとみんながどんなことを目標にしていて、何にやりがいを感じるのかがよく分かるんですね。特に仕事面での目標達成、やりがい・働きがい向上は、自分一人で完結できるものではなく、誰かとの関わりの中で満たしていくものだと思っています。
そこで、互いの目標ややりがいを知る場を作ろう!と考え、社内サイト(ERサイト)の立ち上げを行いました。
2021年は「わくわく」をテーマに、各クオーター毎に個人がわくわくするような目標を掲載していきました。2022年は「やりがい」をテーマにしています。年始に各々の抱負を絵馬に書いたので、それを「2022年の抱負」ページに掲載しました!あとは「何にやりがいを感じるのか」を掲載し、毎月達成度の集計をしています。
お客様に「ありがとう」と言っていただけることがやりがいに繋がる従業員もいれば、チームメイトに対して自分が何か働きかけをした時に、感謝されてやりがいを感じる従業員もいます。相手が何に対してやりがい・働きがいを感じるのか知っていれば、周囲の動き方も変わりますよね。
達成度の振り返りは毎月のミーティングで行われるので、忘れ去られることもなく意識を継続できています。みんなで互いの目標達成・やりがい向上に向けて協力しあえる風土がつくれてきたと感じています。
仲間の「良いところ探し」を文化に
ERサイトには他にも様々なコンテンツが見受けられますが、それぞれの内容について教えて下さい!
「とてもエモメン」というコンテンツがあります。「EOH(Every One Happy)投函箱」に投函された推薦を元に毎月選出しているものでして、従業員同士で相手の良いところを書きあったり、感謝の言葉を述べることができる仕組みなんです。
長い期間一緒に働いていると、相手の嫌なところが目につく事もあると思うんですけど、それを指摘し合うよりも「良いところを見つけて褒め合う文化」の方が働きやすいと思っていて・・・・。ERサイトを使って何とか出来ないかなと考え、社員が推薦する仕組みをつくりました!
素晴らしい取り組みですね!投函数も多いのでしょうか?
投函者にバラつきはありますが、投函数は多いですね!実はこのコンテンツが最も多く活用されています。
これも毎月のミーティングの中で公表していまして、こういった発信を繰り返すことでまだ投函したことが無い人も「投函してみようかな」という気持ちになってくれています。
やり始めたばかりの頃は、運営チームが指名した人が投函するという方法をとってみました。すると指名された人は仲間の良いところを探し始めるんですね。それが習慣化されたことで、自発的に投函されるようになってきました。まだまだ全員というわけではないので、偏りなくみんなが当たり前に投函するようなシステムになると良いなと思っています。
「お客様を笑顔に」のコンテンツは、お客様からの口コミを掲載しているようですが、これはどういった目的のもと始まったのでしょうか?
これは最近始めたコンテンツでして、お客様からいただいたGoogleの口コミ投稿を見てもらうためのページです!お引渡し後に、お客様へGoogle口コミの投稿をお願いしていまして、浜松スタジオだけでも90件を超える口コミが届いています(2022.12.19現在)。
一つずつ読んでいくと、本当に嬉しい口コミをたくさん投稿いただいていて、これを従業員にも見て欲しいと思ったんですね。
お客様からの感謝をやりがい・働きがいと捉えている従業員もいて、でも直接お客様と関われない時もあります。そういう人にこの口コミを読んでもらえたら、大きなやりがい・働きがいになると思っています。建築事業部に留まらず不動産事業部やメンテナンス事業部の従業員にも見てもらいたいですね!自分たちが届けているサービスが、こんなにも多くのお客様に喜んでいただけているということは、事業の垣根を超えた”誇り”になると思うので。
ER活動後の変化と、これから。
ERチームの活動を始めて、従業員のみなさんに変化はありましたか?
相手の行動に対して、「ありがとう」を伝えられるようになってきたと思います。僕たちは気付かないうちに助けられていたり、支え合っていることが多い仕事ですが、そこに対してずっと無意識だったと思うんです。投函箱を作ったりミーティングでの発信を続けることで、相手の行動を意識するようになりましたし、仲間が何に対して嬉しく思うのか分かるからこそ、感謝を述べられるようになったと思います。みんな根底には「仲間に喜んでもらいたい」という思いがあるんだなと感じます。
感謝を述べるだけでなく、人のために動いている人を見て影響され、行動が変わる人もいました。そういう連鎖が従業員満足度の向上に繋がるのだと思います。
自分で努力して掴むやりがいも勿論ありますが、やはり人とのコミュニケーションの中で築けるやりがい・働きがいが大きいと思っています。結局は自分のためだけでなく、仲間のために頑張りたいし、そうやって頑張ったことを知ってもらえて、しかも感謝の言葉までもらえたらハッピーですよね!
私たちはひとまず「わくわく」「やりがい」を追い求めて活動してきて、少しずつですが成果が出てきたと実感しています。来年はERチームのメンバーが変わるかもしれませんが、次に抜擢されたメンバーも自分たちなりの考えで従業員満足を突き詰めていって欲しいです。
最後に、2021年・2022年度のERチームメンバーとして活動してみて感じていることと、これからのER活動について教えて下さい。
これは昔の話ですが、”事務所に帰ってくるのが億劫””あまり人に会いたくない”と感じる従業員がいた時代もありましたよね。私は、このオフィスをそんな場所にしたくないんです。みんなが”早く帰りたい”とか、”心地いい”とか、”ここでずっと働きたい”と思ってくれるような環境・人間関係でありたいと思っています。責任者だけにその環境整備を任せるのではなく、自分たちで作っていくことが大事だと考えています。既にそういう前向きなオフィスになりつつありますが、引き続き力を入れていきたいです。
僕自身が、心理的な安心感が仕事のパフォーマンスに影響するという経験をしてきました。なので、内山さんの言う通り”帰ってきたいと思えるような安心の職場づくり”と、若いメンバーや社歴が浅いメンバーも楽しめる風土をつくりたいという想いがあります。
やりがいの共有は、喜びの共有・感動の共有にも繋がると思っています。これはアイジーコンサルティングが大事にしている価値観の一つなので、ERチームの影響の輪を広げていき、弊社の全ての従業員満足度が向上する取り組みへと進化させていきたいです。
従業員満足度の向上を目指すERチームの取り組み内容は、従業員自らが考え、発展させていったものである。だからこそ、同じ立場の従業員の心に響き、行動が変わっていったのだと感じる。仲間にやりがいを感じて欲しいという思いを持っていることや、仲間のために頑張ることでやりがいを感じるという価値観は、アイジーコンサルティングらしさの象徴とも言える。自分の働きがいが仲間の働きがいに繋がり、ひいてはお客様満足度の向上にも繋がっていくERの取り組みに、今後もご期待いただきたい。
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