一流の品質でサービスを届けるために相互理解を徹底。点検・施工員研修「SC会」の正体とは

DATE : 2023.11.30
目次
2023年9月29日・10月6日に、点検・施工の品質向上と相互理解を目的とした研修兼交流会「SC会」が開催された。SCとは、アイジーコンサルティングの点検・施工の一部を社員とともに担っている協力業者の皆さんの総称である。アイジーコンサルティングでは、SC課としてメンテナンス事業部の中の一つの組織体制を組み、組織力向上に努め、ホスピタリティの追求を行っている。今回は、そんな「SC会」に潜入し、その内容や様子をレポート形式でまとめた。
この記事のPOINT
  • 2拠点で開催された「SC会」その内容とは
  • チームとして品質向上に取り組む
  • 「下請け」としてではなく「アイジーの顔」として
  • 参加者の感想

「明日の現場から活かす」プログラム内容

できるだけ全員が会場に集まれるよう、静岡エリアと関東エリアの2拠点で開催された「SC会」。コロナ渦でなかなか実現が難しかったリアル開催だったが、念願かなって当日を迎えました。

▼プログラム内容
・SC課方針発表
・共有サイト使用体験
・湿気対策とカビ発生の勉強会
・安全管理ディスカッション
・意見交換会
・視点チェンジ勉強会
・社長挨拶
このように当日の内容は盛りだくさん。
2時間半があっという間の密度の濃い時間となりました。
当日のプログラム内容
この会のメインであるSC課とアフターサービス課のメンバーに加え、相互理解を深めることを目的に法人課の社員も参加しました。
お互いの仕事や考え方について、さらに深く理解することで、ビルダー様とエンドユーザー様にサービスのクオリティの高さや価値を感じていただけるよう、品質向上をメンテナンス事業部全員で目指していきます。
各店舗から法人課も参加しました

「一流の品質で感動と安心を提供する」

課長の口からこぼれる、プロフェッショナル集団としての志

山本

SC課のビジョンは「一流の品質で感動と安心を提供する」。
一流であるためにはは、ひたむきに向き合いプロフェッショナルであり続ける必要があります。自身の価値を最大限発揮するために、チームで品質向上に取り組んでいきましょう。
マニュアルや使用道具、ツールのブラッシュアップや整備は、今後も続けていきます。並びに、定期的に同行を行い、長所短所を見極め活かしていくことで、お客様にさらに満足していただけるようレベルアップに繋げます。

そして、スムーズな業務推進や品質向上促進のためにもまずは、信頼関係が不可欠です。お互いをより深く知り、自己実現の目標を持ち共有することで、同じ方向へ向かって、皆さんの個性と能力を最大限発揮していただければと思っています。

今日は皆さんにとって有意義な時間になるよう、なにかひとつでも明日の現場から活かせるものを身につけて帰っていただければと思います。

SC課 課長 山本さんの方針発表の様子

安全管理についてのディスカッション

ビルダー様とエンドユーザー様が安心してサービスを受け、満足していただくためにも「安全管理」は重要事項のひとつです。今回は、安全管理不足の事例を全体共有したあとに、3チームに分かれ、それぞれでディスカッションを行いました。
安全管理に対する自分の意識について共有したり、お客様からの質問やその回答についてなどの情報共有を行い、それぞれのチームに社員も加わりながらディスカッションを進めます。
事例の共有

武田


点検時にこのような事例がありました。

「点検後に照明が点灯しなくなった。ブレーカのー入り切りも行ったが点灯しない。点検が原因だと思う。」と、点検後にお客様から連絡が。確認に伺うと、原因は、電気スイッチを押し込み過ぎての不具合でした。ただ、点検員は点検時には触れていません。

どのような注意と、どのような対応が必要だったでしょうか。考えてみましょう。

Tさん
お客様から不信に思われないよう、点検時での所作やプロフェッショナルとしての言動を意識して行動することが重要だと考えます。

Cさん
そうですね。お客様にとっては、点検を担当した点検員がアイジーの顔となっています。それを忘れずに「下請け」としてではなく、ひとりの「アイジーの点検員」として、お客様に心から満足していただくための前向きな姿勢や丁寧な対応と確認はいつでも意識しておくことが大切だと思っています。

ディスカッションの様子
ディスカッションに聞き入る法人課メンバー

「それいいですね!」が飛び交う会場

いつもは一人で仕事をしているからこそ、つながりを大切にする

朝倉

自己紹介も兼ねて、意見交換会を行います。法人課の社員も参加し、質問があれば随時質問しましょう。

チームに分かれて自己紹介を行ったあと、仕事で気を付けていることや基本姿勢、また普段使っているおすすめの道具など、ご自身の考えや経験を共有していただきます。

そのうえで、品質向上のために今後新たに自分ができる行動を考えてみましょう。

仕事で気を付けていること

Sさん
施工車(訪問車)内の道具や荷物の整理整頓に気をつけています。お客様、ビルダー様は意外と車内を見ています。どんなに身だしなみや受け答えが良くても、実際に対応する方の車の中の荷物が乱雑になっていたら本当ににしっかりやってくれるのか?と、不安になると思うので。

Cさん
当たり前のことですが、お客様のおうちを傷つけないよう細心の注意を払っています。

Tさん
私は、現場に人がいてもいなくても、常に人に視られて納得してもらえる、魅せる作業をすることを意識しています。また 施工写真は、施工の様子が後から見れる唯一のものの為、作業が伝わる撮り方を心掛けています。

おすすめの道具の情報交換

Tさん
この肘・膝あては床下での作業におすすめです!

Sさん
いいですね。チェックしてみます。
私は、夏場の熱中症対策として作業ツナギをクーラーボックスに入れて運んでいました。

意見交流会の様子
意見交流会の様子

「SC会」リアル開催を終えた参加者の感想

Kさん

初めて、リアルでSC会に参加させていただいて、普段同じように点検や施工に取り組んでいる皆さんと顔を合わせてお話しできてとても嬉しく貴重な時間でした。アイジーさんからの資料の共有や皆さんのやり方を知り、さらに知識が増えました。社内連絡ツールで都度、共有していただいていますが、改めて共有していただくことで、再度気を引き締めるきっかけにもなりました。

Fさん

普段は一人で点検に伺うので、こういう風に皆さんと直接顔を合わせて関わる機会をつくっていただけるのはとてもありがたいなと感じます。皆さんが業務中に気を付けていることや、考えていることなど、なかなかこのような機会がないと聞けないことばかりだったので有意義な時間でした。カタチ上「下請け」として入らせていただいていますが、皆さん、「一人の社員」として見てくれているように感じ、暖かい会社だなと思っています。引き続き、お客様に最善のサービスを届けられるよう貢献していきたいです。

Tさん

とても勉強になりました。アイジーコンサルティングの創業の理念なども改めて共有してもらって、お金儲けからではないスタートで120年以上続いていて、ここから先もその想いを私たちも受け継いで一緒に働きたいと思いました。一人で点検や対応を行っていますが、その瞬間はお客様にとっては私しか接点がない状態になります。それがアイジーの評価に直接つながるということは前から意識していましたが、改めて強く認識する機会になりました。今後もお客様から「アイジーに点検をお願いしてよかった」と言っていただけるような対応をして行けたらなと思っています。

この記事のまとめ

SCメンバーひとりひとりの、お客様に対する真摯で前向きな姿勢を感じる機会となったSC会。お客様・ビルダー様に満足していただけるよう、アイジーコンサルティングの価値を届けるため、引き続き組織力を強化し、品質の高いサービスを徹底していく。住まいの経年進化を目指し続けるチームとして、今後ともアイジーコンサルティングにご注目いただきたい。

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