春日井製菓主催「おかしなサマースクール」で生まれた、企業のつながりと子どもたちの笑顔

- イベントが新しいコミュニティへの参入につながった
- 利益につながることばかりが企業の存在意義ではない
- 子どもたちの笑顔に仕事とは異なる喜び


“おかし”な学びの機会を小学生に

「おかしなサマースクール」は、2023年に95周年を迎えた名古屋生まれの春日井製菓が始めたイベントです。同イベントに参加することになったきっかけを教えてください。

私がもともと、春日井製菓の方とお知り合いだったんです。そこで、2024年の「第2回おかしなサマースクール」の報告会にお誘いいただいて参加した時に、弊社も参加したらおもしろいことになるのではと感じました。

アイジーコンサルティングは本社のある浜松では多くのコミュニティに属していますが、名古屋のコミュニティへの参加は少なかったので、いい機会になりそうですね。

そうなんです! 「おかしなサマースクール」は参加企業同士のコラボレーションによって、さまざまな企画を実施しているのがすてきだと思いました。参加が決まってからは、私と古山を含めた4人で各企画の担当を手分けしました。
イベントは会社の強みが生きた内容に

アイジーコンサルティングは、どんなイベントに参加したのでしょうか。

全部で7つです。記事では、イベント名から各ページのリンクに飛べるように設定しちゃいましょうか。えいっ!








本当にいろいろなイベントに参加したんですね!

そうなんです。私は普段、売上や品質についてのマネジメントを行なっているので、日常とは違う頭の使い方をして、勉強になりました。このイベントへの参加が会社の利益にすぐにつながるかと言われればノーですが、いろいろな種まきになったと感じています。

参加した企業はそれぞれ業種も違ければ、持っているリソースも異なります。互いに手を差し伸べ合って、建設的にイベントをつくり上げていくところがすてきでした。特に、自分たちの会社はどの企画に、どんな風に貢献できるだろうと考える機会になり、客観的にアイジーコンサルティングの強みや特長を理解することにもつながりました。
まるで、学生時代のサークルのような仲だった

1つのイベントに複数の企業が参加していると、仲も深まりそうですね。

そうですね。特に今回はビジネスのために集まっているわけではないので、「会社と会社」ではなく、イベント担当者の「個人と個人」での協力だったので、サークル活動のような集まりに似ているなと感じました。

かしこまらずに話せましたよね。

そうですね。参加した人を通じて、企業同士のつながりが生まれたこともうれしいです。近しい業種の会社ではなくて、全く異なる業種の会社が集まったからこそ、いろいろな可能性を感じることができました。このコミュニティを今後も発展させていければ幸いです。

今回の経験を生かして、大人向けのワークショップをしてもおもしろいかも、と恒川と話しています。

子どもたちにとっては、どのようなイベントになったと思いますか?

国語や算数のような学校の学習とは違う視点で、さまざまなことを学んでもらえたのかなと思っています。自分にも子どもができたら、参加させたいです。有意義な体験になっていてほしいです。

参加していた子どもたちが、みんな楽しそうに笑っていたのが印象的です。ひと夏の思い出になってくれていたら、うれしいです。

昨今、よく耳にするようになった「企業活動」という言葉。利益の追求だけでなく、地域や社会に貢献する活動のことを指します。このサイトをご覧になっている方はご存知の通り、アイジーコンサルティングは企業活動に力を入れています。それをブランディングと言う人もいれば、未来への種まきと言う人もいます。
今回の「おかしなサマースクール」への参加も、いつか、何かの芽を出してくれるはず。それを想像するのも楽しみなのですが、それよりも子どもたちの笑顔が、私たちを楽しい気持ちにさせてくれました。それだけで、参加してよかったと思うのです。