育休・産休から復帰して活躍中のママ社員!スペシャル座談会
- 休暇の前と後の気持ちの変化
- 復帰後、一番大変だったこと
- 職場の環境と復帰してよかったこと
子ども達は常に誰かが喋っていて騒がしく、喧嘩が多くて大変。でも、なんだかんだ仲良くしているので可愛いです。
職場復帰の前と後の気持ちの変化
結婚して出産して復帰して、という働き方をしている方がすでに職場に何人かいたので、育児をしながら戻ってくることに違和感はありませんでした。産休に入る時点で「戻っておいでよ~」と歓迎の声掛けをくださっていたのも後押しとなっていました。
休暇前から温かく迎えてくれることが分かっているのは心強いですね。
私も、働かないという選択肢はなかったです。ただ、これから「子どもが生まれる」という初めてのことを経験していく中で、イチから別の仕事を始めるよりも慣れている仕事のほうが子育てにも集中できると思い、この会社で続けていくという選択をしました。
私は産休・育休を3回取得していて、1回目が10年前になります。正直に言うとその時は、子育てに専念したいという気持ちと金銭面の不安の狭間で仕事を続けるか迷っていましたが、会社として産休・育休制度を取れる体制が整っていて、復帰後は時短勤務ができることや近い先輩が実際に取得していたこともあり、やるだけやってみようということで復帰を決めました。
1回目のご出産で復帰への迷いがありつつも、現在では3回取得されているんですね!ぜひ後ほど、お仕事と子育ての両立のコツを教えてください。
母親もフルタイムで働いている家庭で育ったこともあって、もともと正社員で続けていきたいと考えていました。社会とのつながりを失いたくないということと、仕事をしている方が自由な部分もあると思っているので、復帰が大前提でした。
少し脱線しますが、産休・育休の申請は手間のかかるものなんでしょうか?
手続きは総務の江間さんが窓口になってくださっていて、育児経験者ということもあり理解があって、「こんなに何もしなくていいの?」というくらいスムーズでした!
そうなんですね!
無事休暇に入って子育てをしていく中で、お子さんが可愛くなってきて、成長を見守る機会が減ってしまうのが嫌で復帰を悩み始めている知り合いがいるんですけど、実際そういう経験はありましたか?
ありました!(笑)
実はそこが一番誤算でした。まさかこんなに子どもがかわいいと思わなくて!
私もありました。子どもが予想の100倍可愛いんですよ。びっくりしました。働く方が好きだと思っていたのでちょっと距離置いた方がお互い良いかなと思いきや、毎日離れたくなかったです。とはいえ、保育園行って友達と遊んできたり、家ではさせてあげられない経験をしたりとか、バランスよく両方必要だなと今は感じています。もっとクールなタイプだと思っていたので、まさか自分がこうなるとは…(笑)
復帰後の仕事内容のイメージや時短の生活リズムは想像できていましたか?
正直言うと営業のまま復帰するイメージはついていませんでした。というのも、法人営業として戻ってくる先輩がいなかったので、戻っても何をやればいいのかわからなかったです。復帰後にできることを少しずつ見つけていったので、最初は成果がなかなか上がらない日々でした。
私は、休暇前に法人営業と同時に行っていた企画の仕事をメインに、ということで復帰したので、広報の仕事や電話を使っての営業活動を行うイメージはできていました。しかし想像できていても、時短勤務のイレギュラーな時間の使い方や子どもの体調などによる休みや早退で、変更事項が随時やってくるという感じだったので、やってみてだんだん形ができていきまいした。
もともとの経理の仕事に戻れたので仕事面は安心しましたが、仕事と家事の両立については、全然想像はついていませんでした。復帰してから手探り状態で、ちょうどいいバランスを見つけてリズムを作っていました。帰ってからのお風呂・ごはん・寝かしつけは試行錯誤を繰り返しました…。
私は逆に復帰前と後でもう少し変わるかと思っていましたが、良い意味で驚くほど同じ仕事をさせてもらっています。復帰の3か月前に上長との面談で仕事内容どうするか話し合った際に、できれば営業を続けたいですと伝えると「体制整えておく!」と言ってくださったので安心できました。 ただ時短なので稼働時間は半分くらいに減ったと思います。休んでいる間にSLACKができていたり、仕事のやり方が効率よくなっていたことも大きいです。
仕事のモチベーションと産休・育休
妊娠中や休暇中の仕事のモチベーションの変化はありましたか?
つわりはそんなにひどくないタイプでしたが、早退させてもらったり寝かせてもらうことはありました。でも、ここから1年以上休むという日が決まっていると、やる気が出ます。休暇中も早く復帰したいと思っていました。コロナで外出も制限されていたので、育休を利用して宅建の資格を取得しました。
私も休暇前はもう少ししたら一年間休むし、皆さんに迷惑をかけてしまう分やるぞ!とやる気になっていて、マニュアル整備や引継ぎなども気合が入りました。
つわりがひどかったので電車通勤がつらかったのですが、在宅で対応してもらえてありがたかったです。周りがどう受け取ってくれるかっていうのは影響が大きいですね。男性社員が多い中で、今はお子さんがいる方が多いので理解ある環境だなと思います。
私もつわりがひどくて心が折れた側でした。明日行けなくなるかもしれない体で営業活動を回っても意味がない気がしてきてしまって、そんな中でもできることをやって繋いでいました。現実的な話をすると、ここで辞めたら収入がなくなってしまうと思ってなんとか心をつなぎとめていました。
無事皆さん復帰なさっていて、ママ天晴です。
生活リズムを作るまでが大変でした。子どもも体調を崩しましたし、自分も体調崩したりするとしんどかったです。1回目で2~3か月かけて自分がちょうどいいところに整ってからは慣れていきました。
最初のほうは本当に子どもがよく体調を崩すので、体調が安定するまでは大変でしたね。土日の打ち合わせのために中3日で準備していても、2日休まなきゃいけなくなってパソコンと熱が出ている子どもを両方抱えたりしていました。安定してきたのは青野さんと同じく3か月後くらいでしたね...。今でも夜ご飯は大変です。戦争のようです。
やっぱりリズム ですね。今は子どもが幼稚園と小学生なので帰ってからは本当に大変ですね。仕事があるからこそメリハリがついているので逆に仕事には集中できています。
私もリズム作りですかね....。誰がどこまで家事を行うかの夫との攻防も大変でしたが、甲斐あってバランスが取れるようになりました。
ご家族との協力も必要不可欠なんですね…!
今はどんなバランスで家事や子育てを行っているのですか?
まず子どもが休む時にどっちが仕事を休むかのバランスを整えました。家事分担はお互い一通りどっちもできるので、今日はお父さんがお風呂に入れるから私はべつのことをやる、というように組変わりながらやっています。あとは送り迎えは私なのでそこの納得はもう少しですね。
夫が土日休みで私が火水休みなので、バランスはとれていると思います。夫が一人で子供を見るときは実家に行っています。どっちも休めない急な応対の時は、私の両親に預けています。お互いの両親が近くに住んでいるので、そこの支えが本当に大きくて、ありがたいです。
夫との家事バランスは、協力してもらうというよりもパートナーみたいな感覚でうまく行ってると思います。1人目の時はどっちも休めない時などは実家に助けてもらっていました。
1人目の時は、ほとんど私がやっていました。時短と正社員っていうのもあったと思うんですけど、さすがに...ということで、山中さんと同じように何度も話し合いを重ねました(笑)いま、夫が家から近い勤務地で月・水・金とノー残業で早く帰ってこれたり、私がご飯を作る代わりに、夫がご飯を子どもにあげたり洗濯をするなど、バランスが取れています。
旦那さんやご実家との協力体制が、お仕事と子育ての両立の秘訣ということですね…!
復帰後の職場と現状
新卒で配属されて10年来の関係だったので、コミュニケーションの面では何の心配もありませんでした。帰ってきてからも関係性は良好でした。
私も入社からずっと浜松店なので人とのかかわりの問題は全くありませんでした。復帰したタイミングで、元野さんが新卒で入社したので、一緒に頑張っていこうねとプチ同期的なつながりが生まれました。
私は本社なので、3回取得していますが復帰するたびに人の入れ替わりは結構ありました。経理のメンバーの情報は入ってきましたが、総務やコールセンターのメンバーだと戻ってきて「あれ⁉いなくなってる‼ 新しい人入ってる‼ 」ということが起こっていました。でも、本社はパートさんもいて主婦層が多いので、子育ての相談とか小学校の話など相談できるのはよかったなと思います。
私の場合1回目の復帰は名古屋本部、2回目の復帰は名古屋南店と配属される組織は違ったんですけど、名古屋メンバーとしてコミュニケーションを取っていた方ばかりだったので、歓迎してくださいました。
帰ってきたら、浜松スタジオが新しくなってたので、おしゃれな事務所で働けるようになったのは嬉しいです!
やっぱり給料日が来るたびに復帰してよかったなと思います(笑)
私も給料日来るたびに嬉しいです(笑)あとは、子どもを預けられるようになってから、家でずっと一緒だと見られなかったような子どもの成長があることだと思います。お迎えに行ったときにママー!と駆け寄ってきてくれるのは一日中一緒にいたら見れない光景だなと思います。
私も25日には毎月「やったー!」となります(笑) あとは、エクセルとか家にいるだけでは使わないツールを使ったり、家にいるときとは違う頭の使い方をする時間っていうのは自分にとってプラスになっていると思います。
今回は、子育てと仕事を両立するママ社員たちの産休・育休を取得する前と後の気持ちや、周りとの関わり方を中心に実体験について伺うことができた。社内では男性社員の育休取得も増えてきている。パパ社員編の座談会の開催も乞うご期待!