テーマは、”ユニーク&エンジョイ”!ビジネスを体験型で学ぶ若手研修、その裏側に迫る

DATE : 2024.09.09
目次
アイジーコンサルティングでは、2022年より、入社2年目以降かつ26歳以下の社員を対象とした若手勉強会を開催しています。月に1回を1年間、つまり全12回のカリキュラムで組まれ(※過去2年の内容)、個人やチームで様々な課題に取り組みます。参加メンバーからは、成長につながったという満足度の高い声も多く届くこの勉強会。運営チームに開催の目的や、そこに懸ける想いを聞きました。
この記事のPOINT
  • 次世代のリーダーとして仲間と共に未来のIGを創る
  • ビジネスを体験型で学び、人格形成を通して自分で判断できるようになる
この記事に登場する人
井上元太
株式会社アイジーコンサルティング
専務取締役
2015年入社。メンテナンス事業部・建築事業部での実務経験を経て、2019年に経営企画室、最近はマラソンにはまっており、横浜のハーフマラソンにエントリー中。
古山哲也
株式会社アイジーコンサルティング
メンテナンス事業部 住宅メンテナンス営業 課長
2015年入社。住宅メンテナンス営業を束ねる若き責任者。社内のあらゆる課題解決を先導している。最近のブームは野球ゲームのパワプロクン、甲子園を目指して奮闘中。
市川茉里奈
株式会社アイジーコンサルティング
メンテナンス事業部 法人課 リーダー
2018年入社。多くのビルダー様からの信頼はもちろん、若手メンバーからも厚く慕われる法人課の一人。退勤後は、サブスクで動画配信を見るのが日課。

若手勉強会の実態とは?

役員・課長・リーダーがタッグを組んで運営
2022年から始まり、今年で3年目となる若手勉強会。月に1回、別の店舗で働く年齢の近い若手社員が集まり、1年間の勉強会を通してビジネススキルを身につけます。2024年8月に2期生の勉強会が最終回を迎え、3期生の勉強会が始まりました。運営チームの想いや、参加者に話を聞き、若手勉強会の全貌に迫ります。

取材班 若手勉強会とは、何年目の社員対象の研修なんですか?

古山 新卒・中途に関わらず入社2年目以降26歳以下の社員を対象にしています。

取材班 どのような目的で運営されているのでしょうか?

井上 この勉強会の理念がありまして、「次世代のリーダーとして仲間と共に未来のIGを創る」というところを目指しています。

古山 「仲間と」という部分は特に大事にしています。コロナ禍でオンラインが主流になり社内の会議や研修でも実際に会う機会が減りました。同期や同年代とのつながりも希薄化しつつある中で、そういった横のつながりも改めて強固にしてほしいと思っています。

市川 ユニーク&エンジョイというキーワードも毎回伝えていました。自由に発想しながら学ぶことを、何よりも「楽しんで」ほしいという想いが強くあります。

取材班 プログラムの内容はどのようなものなのでしょうか?

井上 スティーブン・R・コヴィーさんの著書「7つの習慣」を題材にした研修と、事業計画体験の2つがメインの内容です。

古山 「7つの習慣」研修は、内容を自分事化してかみ砕き、日々の業務や私生活での考え方や行動に活かせるように内容を盛り込みました。事業計画体験は、3~4人のチームに分かれてそれぞれ事業内容を決め、実際に事業を開始するために情報を集めて計画をして、その内容をプレゼンするというものです。必要な知識をフレームワークで学びながら、進めていきました。

取材班 どのようにして勉強会の内容を決めたのでしょうか?

市川 はじめに、研修のテーマを設定しました。「ビジネスを体験型で学ぶ」、「人格形成を通して自分で判断できるようになる」という2つのテーマに沿って内容を決めていきました。

若手勉強会、講義中の写真

若手社員がビジネスを学ぶことが何に繋がる?

勉強会がもたらす効果

取材班 若いうちからビジネスを学ぶことでどんな効果を期待しているのでしょうか?

古山 視野が広がり、思考レベルが上がることを期待しています。また、今後リーダーやマネージャーになったときにも役立ちます。若い時は、自分目線で仕事をしていると思いますが、事業計画やチームビルディングについて学ぶことで、事業部としての目線や会社としての目線で物事を判断できるようになっていきます。

井上 直接、今携わっている業務に使えるスキルが身につくわけではないですが、どこかしらで刺激を受けて行動が変わることを期待しています。事業の目的や、売り上げと利益、そのためにはこのくらいの人数が必要だというところを知ることで、自分の立ち位置や仕事に取り組む意義がわかったり、気付きがあるといいなと思っています。

取材班 市川さんは1年前の若手勉強会では参加者側でしたよね。

市川 はい。実際に勉強会を受講して、そのすぐあとから運営に携わっています。参加側だった時を振り返ると、正直初回は「何かはじまったなあ」という程度でやらされている感がありましたが、気付くと自分のためになっているという実感がありました。

取材班 参加者に一番年齢が近い運営者としてどんなことを想って研修に向き合ったのでしょうか?

市川 勉強会への参加が面倒だったり、課題が大変だと思うことがあっても、どこかで「自分のためになっている、なるかも」という気付きを得て、面白いとのめり込んでほしいなと思って企画運営しています。仕事に対して新しい楽しみ方を見つけたり、自分の成長を実感するきっかけにしてもらえるよう準備しています。

取材班 昨年の8月から始まった2期目の若手研修は先日、1年の期間を経て最終回を迎えました。参加者の成長は感じられましたか?

井上 とても成長していて、最終回は感動しました。正直、想像以上に新規事業のプレゼンのレベルが高くて、驚きました。

古山 特に今年は新規事業プロジェクト"ツクル。”  の一次審査もかねて最終プレゼンを行ってもらったので、良い緊張感の中で、どのグループも素晴らしい発表をしてくれました。 

※新規事業プロジェクト"ツクル。”  とは?
新規事業プロジェクト“ツクル。”の全貌に迫る特別インタビュー「あなたのアイデアが会社の未来を創る」

市川 最初はまとまりのなかったチームがだんだん団結していく様子や、新しい知識に触れてどんどん解像度が上がっていく事業プレゼンの内容、毎回レベルアップしていく皆さんを見るのが楽しかったです。

最終プレゼンの様子
審査員からのコメントを聞いている

主体的に楽しんで取り組んでもらいたい

勉強会を運営する中で感じたこと

取材班 実際に運営してみて、感じたことを教えてください。

井上 この勉強会では、参加メンバーに自由に事業内容を決めてもらったり、主体的に調べてもらったりというところで、「主体性」を引き出すために、皆さんの裁量に任せる部分をあえて多くしていました。そして、やっぱりその方がいいなと感じました。

古山 フレームワークや外部講師を呼ぶなど、必要な情報は提供していましたが、限界を決めないで自由にやってもらうことで、想像以上の力を発揮していたなと思います。

井上 たしかに、「この人、意外とこういうところで能力発揮するんだ!」というような発見があったり、チームごとにリーダーシップも進め方も個性があって、面白かったですね。皆さん、のびのびとできていた感じがありますね。

市川 私は、「7つの習慣」の外部研修を受講してから、皆さんに講義させてもらいました。全員が最初から「受けたい」と思っているわけではない中で、楽しく理解してもらうためには、どんな内容でどんな伝え方をしようかというところを個人的に工夫しました。新規事業計画に関しては、私自身が知識不足の状態だったので毎回勉強会前に調べたり、一緒に学ばせてもらっていました。どんどん力をつけていく皆さんが頼もしかったです。

取材班 3期目の勉強会が始まりました。今回はどういった内容なのでしょうか?

古山 テーマや方向性は変えずに、今年はもっと外部に触れる内容を盛り込みます!

取材班 例えば…?

古山 企業研究を行ったり、外部のセミナーに参加することを計画中です。

取材班 今後の勉強会に向けて、運営チームの意気込みや更なる目標を教えてください!

古山 成長の起爆剤になるといいなと思います。才能が埋もれてしまっていることも往々にしてあると思っていて、そういった部分を引き出したり発揮できるようになってほしいですね。

市川 今年もチームに分かれて進めていくので、チームごとのリーダーシップの取り方やつながりを通して、実際の業務での周りとの関わり方も新しい見え方ができるようになるのではないかと思っています。勉強内容以外の部分でも学びのある勉強会にしてもらいたいですね。

井上 毎年、勉強会のブラッシュアップを行っています。今年は、どんどん外に出て企業を見たり研修を受けたりして、さらに充実した時間になると思うので、「楽しいな、タメになるな、ワクワクするな」ということをどんどん見つけて表現してもらいたいです。

最終回に参加し先輩のプレゼンを聞いた今期メンバー
この記事のまとめ

以上、若手勉強会の運営チームとその内容についてご紹介しました。次世代のリーダーを育成することを目指し、ユニーク&エンジョイなプログラムを展開しています。学びを楽しく実践することで、若手社員の成長を後押しし、才能を引き出せる場になるよう尽力している運営チーム。今年はより外部との交流を図り、新たな視点を取り入れていきます。ひとりひとりの才能と個性を引き出し、成長の起爆剤となるような取り組みを今後もご紹介していきます!

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