新規事業プロジェクト“ツクル。”の全貌に迫る特別インタビュー「あなたのアイデアが会社の未来を創る」

DATE : 2024.08.08
目次
アイジーコンサルティングが掲げる「インキュベーション グラウンド(=創造しよう)」の思いから誕生した、“新規事業プロジェクト”。“ツクル。”と名付けられた同プロジェクトは2024年5月の発足以来、建築事業、メンテナンス事業に次ぐ、弊社の“第三の柱”となる事業の創出を目指しています。アイジーコンサルティングの従業員からアイデアを募るなか、 “ツクル。”運営チームは、誰が、何を考え、プロジェクトをどのように動かしているのか。社内外の人が注目する新プロジェクトの全貌に迫ります!
この記事のPOINT
  • 運動趣味のメンバーが多いなか、会長はゲームに夢中
  • 社員の“自分ゴト化”がプロジェクト成功のカギ
  • 思い描いたことを誰もが言える風土を根付かせたい
  • 従業員の数だけアイデアと夢がある
この記事に登場する人
鈴木智彦
株式会社アイジーコンサルティング 役員
2020年に代表取締役社長に就任。2023年からは取締役会長に就任。若手からのアイディアを自ら吸い上げ、さまざまなプロジェクトを発足。
森田竜太郎
株式会社アイジーコンサルティング メンテナンス事業部 法人課 マネージャー
2011年に入社。法人営業を経て2018年4月より東京西店の新規出店を任され、店長として活躍。2023年10月より現職。
山口朋樹
株式会社アイジーコンサルティング ライフプラン事業部 営業企画主任
2015年新卒入社。アイジースタイルハウスの、唯一の営業企画として従事。
澤井勇希
株式会社アイジーコンサルティング 人事課
2016年入社。7年間メンテナンス事業部 カスタマ―営業(住宅アドバイザー)として活躍後、2022年12月より人事課へ異動。
百地正志郎
株式会社スタンディングポイント エコスタイル浜松入野店 店長
2016年入社。宅配買取センターで主任として従事。現在はエコスタイル浜松入野店の店長。

新規事業プロジェクト"ツクル。"とは?

”ツクル。”とはアイジーコンサルティングが「新規事業」​を創造する仕組みの総称です。社歴・年齢問わず、全社員​参加OKの新規事業コンテストを行います。アイジーコンサルティングの第三の柱を社員皆さんのアイディアを基につくります。 "ツクル。" という名前にはキャリアをつくる、夢をつくる、新しい自分をつくるという未来への想いが込められています。そんなプロジェクトを運営し、社員が自由にアイデアを生み出すためのサポートをするチームに話を聞きました。

運営メンバー5人を紹介

取材班

まずは、運営メンバーの自己紹介からお願いします!

森田さん

森田です。メンテナンス事業部の法人課のマネージャーを務めています。入社したのは2011年です。

取材班

最近、ハマっていることを教えてください!

森田さん

え、ハマっていることですか……?

取材班

読者の方に親近感を持っていただけると思いますので! ぜひ!

森田さん

え、ええと……。娘の寝顔を見ながら寝落ちすることです。

取材班

愛すべき親バカですね! では、次の方、お願いします。

百地さん

株式会社スタンディングポイントのエコスタイル浜松入野店の店長をしております、百地です。2016年に入社しました。……それと、ハマっていることですよね?

取材班

はい!

百地さん

筋トレと2時間のウオーキングです。ピーク時から5kg痩せました! ゴルフも楽しんでいます。

取材班

継続は力なり、ですね! でも、ゴルフはほどほどにしないと、ご家族に怒られちゃいますよ。では、次の方、お願いします。

澤井さん

アイジーコンサルティングの総務部の澤井です。総務と言いつつ、新卒採用も担当しています。2016年入社で、僕は逆に5kg太ったので妻とピラティスをしています。

取材班

わ〜〜、理想のご夫婦じゃないですか! では、次の方、お願いします。

山口さん

山口です。新築・リフォームを行う建築・不動産事業に在籍しています。現在は営業企画主任を務め、人材育成や研修の仕組みづくりなどに注力しています。2015年に入社しました。ハマっているのは“100チャレ”です。

取材班

“100チャレ”って、なんですか?

山口さん

腕立て・背筋・腹斜筋・腹筋・スクワットのどれかを、1日100回するというチャレンジです。現在、1週間継続しています!

取材班

『ワンパンマン』の主人公・サイタマみたいなことをしていますね。では、次の方、お願いします。

鈴木さん

おれもしたほうがいいの?

取材班

もちろんです! 大トリですよ!!

鈴木さん

役員の鈴木智彦です。1995年に入社しました。最近はプレイステーション5にハマって、『ファイナルファンタジーXVI』をプレイしていましたが、クリアしてしまったので『キングダムハーツ』に手を出しました。が、それも終わったので、今は『ファイナルファンタジーX』『ファイナルファンタジーX-2』を遊んでいます。

取材班

クライヴ〜! 『ファイナルファンタジーXVI』は兄弟愛がいいですよね。

誰一人として置き去りにしたくない

取材班

ここからが本題です! アイジーコンサルティングの新規事業プロジェクト“ツクル。”とは、どのようなプロジェクトなのでしょうか。

山口さん

現在、アイジーコンサルティングは建築事業とメンテナンス事業という大きな2つの柱があります。将来的に企業として、さらなる発展をしていくために第3の柱となる新たな事業を創出していこう、というのが新規事業プロジェクト“ツクル。”のミッションです。

取材班

わかりやすい説明をありがとうございます!

山口さん

補足すると、相談役の井上剛一さんがアイジーコンサルティングに社名を変えたときに、「アイジーコンサルティングから100人の社長を輩出したい」と言っていたのです。この言葉には、会社に所属する一人ひとりが社長になれるくらいの意識――つまり、会社を率いていくぞという、経営に参画する意識を持った人材に育ってほしいという思いが込められています。

取材班

アイジーコンサルティングのロゴマークの中央にある「i」は人で、社員一人ひとりを表現しているんですよね。

山口さん

そうです。新規事業プロジェクト“ツクル。”は現在、全社員を対象として事業のアイデアを募集しています。新しい事業を生み出して、あなたも一緒にアイジーコンサルティングを引っ張っていってください、という思いを体現した取り組みなんです。

取材班

そういうことなんですね! 意識次第で、誰にでも経営に参画するチャンスがあるんだよ、と。ワクワクしてきますね。プロジェクトが発足して3ヵ月ほど経ちますが、運営メンバー間の関係性はどうですか?

鈴木さん

みんなしっかりしていて、初日から遠慮なく意見をしてくれるのでありがたいですよ。役割は、あえて決めていないんですけど、山口くんがリーダーシップを取って、森田くんが茶々を入れて、みたいな(笑)。みんな30歳前後で仕事が一通りできるし、責任感のあるメンバーがそろっています。

取材班

おぉ〜〜! 新規事業プロジェクト“ツクル。”にアイデアを応募した全員が気になっていると思うのですが、現在、同プロジェクトはどのような段階にあるのでしょうか。

森田さん

まず、新規事業プロジェクトのコンテストを開くこと自体が初めての取り組みだったので、どのように募集するかなど、取り決めがないなかで、試行錯誤しながらコンテストのルールなどの大枠を決めていきました。現在は、コンテストで受賞したアイデアをどう事業化していくかをブラッシュアップことと、応募者のサポートを中心に進めています。

取材班

「自分も参加したいけど、アイデアがないんです」という従業員に向けた勉強会も開いているんですよね?

森田さん

そうです! やっぱり、全社をあげてやっていきたいプロジェクトという思いがあるので。「私には関係ない」「また会社が何かやってるよ」という従業員を置き去りにせずに一緒に進んでいくこと、また“自分ゴト化”してもらえる仕組みを考えています。全従業員を巻き込んでいきたいです。

取材班

アイデアを出すことのおもしろみを感じてもらえれば、大きな渦になっていくはずです! この記事も、そのためのものですから。社外に対しては、どのような影響があればうれしいですか?

澤井さん

アイジーコンサルティングのビジョンが、2024年の4月に新しくなりました。ずばり、「経年進化の美学を世界へ」です。これまで、アイジーコンサルティングは国内において経済活動と社会貢献をしてきましたが、オーストラリアへの進出など、近年は世界がその対象になりました。住まいに関わる領域で培ってきた経年進化の美学を、新規事業プロジェクト“ツクル。”を通じて、国内外に発信していけたらと考えています。

百地さん

あとは、「アイジーコンサルティングがおもしろいことをしているぞ」「うちもマネしてみよう」と他の企業さんに波及していったら、もっといい社会になるのではとも思います。お客様満足だけを追い求めるのではなく、我々の活動が社会貢献につながればと。

山口さん

第三の柱と言わず、第四、第五の柱と続けば最高ですよね。現に、それくらいたくさんのアイデアが従業員から寄せられているわけで。みんな積極的に参加してくれたら嬉しいです。

森田さん

アイデアは絶賛募集中ですので! 従業員のみなさん、よろしくお願いいたします!

鈴木さん

浜松をはじめとする地域のみなさんに「この事業もアイジーコンサルティングの仕業だったのか!」と驚いてもらいたいですね。

みんなが意見を出せる風通しのいい風土を

取材班

みなさんは、どのような思いで本プロジェクトに参画しているのでしょうか。

森田さん

アイジーコンサルティングの未来を創っていく一員なのだというワクワク感が大きいです。自分が動くことで会社の未来を切り開いていくぞという使命感もあり、普段の業務にもいい影響を与えてもらいました。

百地さん

アイデアを寄せてくれた従業員の相談役になるぞ、という熱意です。アイデアというか夢ですよね。私は拾ってもらった身ですから、みんなの夢を実現するだけではなく、会社の役にも立ちたいという一心でいます。

澤井さん

僕は新卒採用の担当をしていて「アイジーコンサルティングは楽しい会社だよ」と、日頃から言っているんです。なので、その言葉に偽りがないように、まずは自分が新規事業プロジェクト“ツクル。”を楽しみたいです。学生にも、楽しそうに働いている姿ってちゃんと映ると思うので。「アイジーコンサルティングなら、自分の夢も叶えられそうだ」と思ってもらえれば幸いです。

山口さん

純粋に楽しいですよね、普段の自分の業務範囲と違う仕事ができることが。初めてメンテナンス事業部やスタンディングポイントの人たちと関わることができて、とてもありがたい機会です。視野が広がりました。このプロジェクトを通じて、会社全体を盛り上げていきたいです。

鈴木さん

これまでは、上司が決めて部下にやってもらうという、いわゆるトップダウンのやり方だったわけです。新規事業プロジェクト“ツクル”は、それがひっくり返るのですから、おもしろいですよ。みんなが意見を言えて、チャレンジできる。そうすると、人って成長するんですよね。思いつきのプロジェクトではなくて、風土として根付くまでやっていきたいという気持ちでいます。

求む、あなたのなかに眠るアイデア

取材班

参画していて大変だなと思うことはありますか?

森田さん

大変かぁ。そういう感覚はないですね。楽しいですよ。

百地さん

ですね。でも、自分が今まで触れてこなかった分野にも挑戦しないといけなくて。たとえば、セミナーに出て勉強しても出てくる単語が全然わからないとか。そういう苦労はあるんですけど、自分の成長にもつながりますし、自分が成長することでしか採用されたアイデアの事業化はサポートできないと考えているので、がんばります!

澤井さん

先日まで、ちょうど新規事業プロジェクト“ツクル。”のポータルサイトをつくっていたのですが、サイトをつくるのが初めての経験だったので、どういうレイアウトにして、どんなコンテンツを載せればいいのかな、という苦労がありました。でも、大変なことほど、喉元過ぎればなんとやらで楽しい記憶として残っています。

山口さん

応募されたアイデアを見たときに、自分がいかにおもしろがれるかです。個人的に興味がないからスルー、というのは一番やってはいけないことだと思っているので。先日は飲食業のアイデアが出てきたので、「この人はどうして、飲食業に興味を持ったのだろう」と想像することから始めました。そうしていくと、一つひとつのアイデアがだんだん輝いて見えてくるんです。

取材班

新規事業プロジェクト“ツクル。”では、今後、どのようなアイデアに期待しますか?

森田さん

世界をひっくり返すようなアイデアが出てきたら、おもしろいですよね。

百地さん

つまりはイノベーションですよね。誰かの頭のなかに眠っているかもしれませんよ。

澤井さん

そのアイデアや夢を存分に語れる環境を、より整えていきましょう!

山口さん

さまざまなアイデアをお待ちしています。他企業とのコラボレーションなどもおもしろいかもしれません。

鈴木さん

既存の事業の進化系や、これまでのアイジーコンサルティングの事業を統括するようなアイデアが出てくる可能性はあると思っています。飲食業も楽しそうですよね。料理が趣味の人からの応募だったのかな? そういう意味では、従業員の趣味の数だけアイデアと夢があるはずなので、それを昇華させてビジネスにできたらハッピーです。

この記事のまとめ

新規事業プロジェクト“ツクル。”の運営メンバーそれぞれが、思いを語った本記事。みなさんの目には、彼らがどのように映ったでしょうか。取材班として参加した私は、その火が、熱が、心に燃え移りました。誰一人として、社員を置き去りにしたくないという思い。そうだ、自分が働いているのはこんなにも温かい会社だったのだと改めて思いました。

採用されたアイデアの本格的な事業化が私たちの見えるようになるのは、もう少し先になりそうですが、遠い未来の話ではありません。これからも続々と私たちのアイデア、そして夢を運営メンバーの元に届けて、一緒にアイジーコンサルティングのすばらしさを国内外に広めていきましょう。一人ひとりがそれをできる会社に、私たちはいるのです!

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