【開催レポート】ジャパンホームショー2025出展&工務店経営会議に登壇しました!

DATE : 2026.02.02
目次

アイジーコンサルティングでは、日本中どこにいても高品質な住まいのアフターメンテナンスが受けられる社会を目指し、定期点検代行サービス「アフター管理サポートサービス」を展開しています。

2025年11月19日~21日、東京ビッグサイトにて行われた「ジャパンホームショー&ビルディングショー2025」および「工務店経営会議」へ参加し、「住まいは経年進化する」というビジョンを来場された皆様と共有。多くの方から共感とご支援の声をいただきました。
イベント当日の様子をご紹介します。

この記事のPOINT
  • 顧客価値を高めブランドをつくる 「アフターマーケティング」の勘所
  • 「アフターマーケティングで住まいは経年進化する」への、来場者の反応は?
  • アイジー専務・井上が見据える、今後の展開とは?
この記事に登場する人
井上元太さん
株式会社アイジーコンサルティング
専務取締役
創業家出身であり、「アフターマーケティングで住まいは経年進化する」というメッセージを、日本中へ届けるべく、日々奔走している。
山中のぞみさん
株式会社アイジーコンサルティング
メンテナンス事業部 法人営業課 課長
法人営業として活躍した後、静岡店の店長を経て2024年10月より現職。法人課の責任者として、お取引企業様のアフター体制構築に携わる。

新建新聞社主催・工務店経営会議
顧客価値を高めブランドをつくる 「アフターマーケティング」の勘所

工務店未来会議は、地域工務店向けのメディア「新建ハウジング」などを運営する新建新聞社が主催する、工務店向けのセミナーイベントです。 賢人たちが示す「新築で勝ち抜く」ヒントをテーマに、3日間で計9セッションが行われました。

アイジーが登壇したのは、「定期点検で収益を生むアフターマーケティング戦略」のセッションです。

【登壇者】

株式会社シンケン 代表取締役 迫 英德 氏
シンケンユーザーズサポート株式会社  加賀江 広宣 氏
株式会社桜デザイン 専務取締役 斉藤 努 氏
株式会社アイジーコンサルティング 専務取締役 井上 元太 氏

【ファシリテーター】

株式会社新建新聞社 代表取締役社長 三浦 祐成 氏

今回のセミナーは、新建新聞社主催の「工務店経営会議」として開催。弊社専務の井上のほか、業界をリードする株式会社シンケン様、株式会社桜デザイン様をお迎えし、これからの工務店経営に不可欠な「アフター」の真髄について語り合いました。 この2社の登壇者の皆さんから基調講演をいただいたのち、工務店のアフターマーケティング戦略について意見交換が行われました。

アイジーコンサルティング・井上からは、「アフターサービスからアフターマーケティングへ」というタイトルで、戦略と一貫性を持たせた持続可能なアフター体制の構築を提言しました。

アフターサービスからアフターマーケティングへ

井上さん 「マーケティング」という言葉を聞くと、Webや販促をイメージされる方が多いかと思いますが、私はマーケティングを「顧客へ提供価値を届けること」だと捉えています。こう考えると、工務店のアフターもマーケティング活動の一部だと見ることができます。お引渡し後もお客様の豊かな暮らしをサポートすること。アフターは「サービス」ではなく「マーケティング」だと考えてみてはいかがでしょうか。

井上さんアフターは単なる奉仕ではなく、顧客に価値を届け続ける『マーケティング活動』そのものです。10〜20棟規模になると、社長一人で全顧客を把握するのは難しくなります。放置は最大の損失です。仕組み化によって接点を持ち続けることが、LTVの最大化、ひいては経営の安定に直結します。

アフターを自社で内製化して実施している株式会社シンケン様、シンケン様のアフターを担うグループ会社であるシンケンユーザーズサポート様、弊社の定期点検代行サービス導入し第三者による点検を実施している株式会社桜デザイン様がお話しされていたことが印象的でしたのでご紹介します。

「悠々と綿々と」続くための経営思想
株式会社シンケン 代表取締役 迫 英德 氏
迫さん

迫さん 私が今日お話ししたいのは、経営を「時間軸で考える」、すなわち「未来思考」で考えるということです。私が経営をする際にいつも思い描くのは、「この会社は、30年先はどういうふうになっているか」ということ。来年のことなどはスタッフがやってくれますが、今やっていることが陳腐化せず、その先も続くかを常に考えています。
 私が建築を始めた時、これは好きな仕事だと思いましたが、長くやっていくと、これは厄介な事業だと分かりました。家を建てる仕事は、年数を重ねるごとに今まで建てた家が増え、その面倒を見るのが当たり前だからです。
 数が多くなっていった時に、うまくアフターまでやっていけるのか。これをあまり意識しない工務店は、ダメになっていきます。

 ではなぜ工務店が廃業するのか。それは、良かれ悪しかれ建てた家が「街に残る」ことで、お客様や近隣住民の「記憶につきまとう」からです。
 彼ら(消えた同業者)は、業務に追われてアフターを前向きにできなかったのでしょう。しかし私は、どんな時も「はい、喜んで!」と笑顔で対応し続けることを徹底してきました。お客様が「ここに頼んでよかった」と良い思い出として記憶に残すこと、そして街角で「素敵な家だね」と言われることが、シンケンの最上の資産だと考えます。

迫さん 立派に見える大木でも、年輪の内側が腐ると、手の施しようもなく倒れてしまいます。建てていただいたお客様が年輪のように重なって今の会社があるのです。アフターを疎かにすると、お客様の不満が溜まって年輪の内側から腐ってしまう。一度腐ると、もう元に戻すことはできません。やがて大木が倒れるように、会社は倒れてしまうのです。
 
 私たちは、家を「つくる」だけでなく、アフターを通じてお客様とともに「育てる」ことで、熱狂的なファンを増やすことに注力しています。
 ファンになっていただいたお客様からは、リフォーム、不動産、保険などの仕事をいただいたり新しいお客様を紹介していただくことができます。アフターを徹底することでタコが8本の足で倒れないように、柔軟に対応できる組織として、事業を多角化(タコ足経営)させていくこともできるのです。
 新築顧客獲得には膨大なコストがかかっているのに、一度獲得したお客様をアフターしないということは、自らその財産を捨てる行為に他なりません。
 家がある限り「はい、喜んで」と対応し続ける。一見、面倒に思えることも「私の糧になる」と捉え、サービスを磨き続けることが、「悠々と綿々と」会社が存続し続けるための大切な志事です。

内製化とDXによる効率化の極意
シンケンユーザーズサポート株式会社  加賀江 広宣 氏
加賀江さん

加賀江さん 私たちはアフターの専門会社として分社化し、専属スタッフと大工で組織しています。管理件数が2400件ぐらいになっており、スタッフを増やし続けることは現実的ではないため、人がやらなくてもいいことはデジタルに任せ、アナログに価値を生み出せるところに人を投入できる体制をとっていきたいと考えています。

 また台風が通過した後、全社員で電話連絡をしていましたが、今はSNS配信とフォーム入力に切り替え、労力や時間のコストを93%カットできました。通常の電話対応は音声録音で受付をし、それをLINEで各スタッフに配信する仕組みも作りました。

 アフターサポートを徹底することで、住まい手の家の売却のご相談もいただきます。例えば、築24年の家の売却に際して売主である住まい手様と新しい買い主様と合計で1000万円ぐらいのリフォーム工事をいただくということもありました。
 建てる時にシンケンを選んでいただいたように、手放す時にもシンケンに依頼が来るように、「はい喜んで」という体制を構築していきたい。デジタルの力も借りながら、お客様と相対する対応を手厚くできる体制を整えていきたいと考えております。

外部委託で本業に集中し、信頼を担保する
株式会社桜デザイン 代表取締役 斉藤 努 氏
斉藤さん

斉藤さん 当初、アフター管理は「絶対に自社でやること」がお客様の信頼を得る一番の道だと考えていました。しかし物件が増えるにつれて、正直申し上げると、ちょっと回りきれなくなってしまいまして。かといって内製化で組織を作るほどの規模でもない。であれば、信頼のおける外部委託会社にお願いしたほうがいいと考えました。

アイジーさんとは防蟻工事などで15年以上お付き合いがあり、真面目な会社だと分かっていたので、安心してお任せしています。ただし、最初の1〜2年は必ず私がお伺いし、『建てて終わりではない』ことを直接お伝えします。3年目以降をバトンタッチしますが、第三者の目が入ることで、私たち作り手側も『より真剣にものづくりをする』という意識を持てるようになりました。この役割分担が、結果としてお客様の安心感とブランドの信頼維持に繋がっています。

セミナーの後半では、新建新聞社 三浦社長のファシリテーションのもと、工務店経営の核心に迫るディスカッションが行われました。 そして最後に三浦社長の総括で締めくくられました。
三浦社長が語る「永久客」と「LTV最大化」の勘所

三浦さん 松下幸之助氏の言葉に『売った後の奉仕こそが、永久の客を作る』とあります。これこそがLTV(顧客生涯価値)の本質です。 これからの工務店経営において、最大の収益チャンスは『建てた後』にあります。iPhoneが販売後のサービスで利益を上げるように、住宅も引き渡し後の良好な関係を維持し、将来のリフォームや再販へと繋げていく戦略が必要です。 この流れを自社だけで完結させるのは容易ではありません。だからこそ、斉藤社長のように『業務を分解し、外部化する』、あるいはシンケンさんのように『分社化しデジタルを駆使する』といった、戦略的な仕組み作りが不可欠なのです。

本セミナーが皆様のアフター体制構築の参考。になりましたら幸いです。
写真左より 三浦様氏、井上氏、迫氏、斉藤氏、加賀江氏

ジャパンホームショー&ビルディングショー2025
アフター管理の「仕組み化」を提案

ジャパンホーム&ビルディングショーは日本最大級の建築に関する製品・サービス・情報に出会える展示会です。全国から建築のプロが集まり、業界の最新トレンドが収集できる場です。 全国から情報感度の高いプロ事業者様が来場されるにあたり、「アフターマーケティングで住まいは経年進化する」というコンセプトを発信するためのブースを展開しました。
東京ビッグサイトにて2025年11月19日(水)~21日(金)に行われ、各日5~6名の法人営業メンバーがブースに立ちました。

今年のブースでも、弊社が展開するアフター点検代行サービスを中心に、工務店様の「引き渡し後の課題」を解決するソリューションをご紹介しました。
・点検のアウトソーシングによる生産性向上
・顧客接点の維持によるLTV(顧客生涯価値)の最大化
・シロアリ防除から始まる長期メンテナンス戦略
多くの工務店様、設計事務所様などの住宅関連事業者様にお越しいただきました。ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

ブースにお立ち寄りいただいた方からは、

建築業者さん アフターになかなか人員が割けなくて困っていたところだったので、有益な情報をたくさん知ることができました!

建築業者さん OB顧客へのフォローが漏れてしまうので、強化したいと思っていろいろ調べていたところなんです!

などのコメントをいただき、アフター対応・定期点検への意識の高さ、住まいのアフターマーケティングがもつポテンシャルの高さを伺い知ることができました。

山中さん 3日間多くの方に足を止めて話を聞いて頂きました。ありがとうございました。
お越しくださった方からは、現状抱えている様々な課題を伺うことができました。住宅お引渡し後のアフター分野において弊社がお役に立てることがまだまだあると思います。より良い住環境の実現のため、今後も尽力していきます!

アイジーコンサルティングの今後の展開は?

イベント終了後、井上さんに、改めてお話しを聞いてみました。

井上さん 今回、私自身もセッション登壇することで、登壇された経営者の皆様とお話しすることができ、多くの学びや気付きがありました。また、ブースでお会いした方からも、「アフターマーケティング」へのポジティブな反応をいただき、事業の更なる可能性を発見することができました。改めて、会社の代表として業界の皆様と広くコミュニケーションをとっていくことの重要性を実感しました。今後も、こうした機会には積極的に参加していきたいです。

この記事のまとめ

ジャパンホーム&ビルディングショーを通じて、新たな出会いや情報交換の場を得ることができました。私たちはただ単に点検代行を行う会社や、シロアリ防除工事を行う会社に留まるのではなく、叶えたい未来や広めたい価値を真摯に、ひたむきに伝え続けることを目指しています。「アフターマーケティング」の考え方を全国へ!その想いに共感し、ともに住環境を創り上げていくパートナーの皆さまと出会うために、アイジーコンサルティングはこれからも進化し続けていきます。

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