中堅社員が自ら企画・運営する1・2年目向け若手研修!熱い想いの裏側に迫る!
- 若手研修企画のきっかけ
- 実現までの過程
- 若手社員に向けた研修の内容とは?
- 自らの経験と若手社員への想い
若手向け研修企画に至るきっかけと目的
実は、他愛もない同期との会話の中で生まれたアイディアでした。
同期のLINEでみんなで話してた時にふと言い出したよね。
そうそう。僕たちの代、同期が誰も辞めてないんですよね。なぜ辞めていないんだろうと考えた時に、コミュニケーションが取れていることが理由のひとつだなと思いました。
たしかに、働いている場所は全員違うけど実は支えあっているという関係性は築けていると思います。「チーム」ですね。
若手にも同期で「チーム」になってほしいな、と思って。
そして、同期だけじゃなくて1年目・2年目と僕たち5年目も仲良くなれたらいいなというところから、「若手研修やりたくない?」と同期に話しました。
所属店舗よって気軽に本音で相談できる先輩が近くにいたりいなかったり、そういった環境があるなら改善したいという想いもありました。
この研修を通して、しんどいときに支えてくれる同期や困ったとき気軽に頼れる先輩とのつながりをより強固にしてもらえたら嬉しいし、そのためのコミュニケーションの機会をつくることが目的です。
実現までの道のり
宗平さんの話を受けて、「とりあえず企画書を書いてみよう!」と、僕と原田さんで下地固めを始めました。
直属のマネージャーに「こういった内容のプログラムを運営したいんですけど、これを実現するためにはどうしたらいいですか?」と聞いて、アドバイスをもらいながら企画書を書きました。その企画書を常務に直接提案して、実現に向けて動いてもらえることになりました。
自分たちの想いや行動に対して背中を押して応援してくれる上司・役員がいること、アイディアを採用してもらえる環境があることは幸せなことだなと感じました。
プログラムの内容と、運営のリアル
毎回、ゴールの設定が違うんですけど、9月に開催された第2回目では「数年後の姿を想像してもらう」ことを目的として、僕らの代(中堅メンバー)の働き方を具体的に知ってもらったり、グループディスカッションで今の自分の業務や環境について考え、若手メンバーとしてどんな働き方ができるか想像するというような内容でした。
10月の研修では「新しい価値観や人脈形成のきっかけづくり」という目的で、今をときめく僕らのさらに先輩方をゲストスピーカーとしてお招きして、どんな想いを持って仕事をしているか、なぜアイジーにいるのかというようなお話を聞いたり、ゲストの先輩方にオリジナルワークを用意していただいて、チームに分かれて取り組みました。
10月は初めて対面で研修を行うことができたので、コミュニケーションの面ではだいぶ理想に近づいたなと思います。
次回は、顧問の新美さんをゲストにお招きします。アイジーを創ってきた方のお話を聞いて「未来のリーダーとして今後のアイジーを想像してもらう」ことを目的としています。
チームで意見を交換したり、ひとりひとりと交流できる時間を大切にして、1年目と2年目、さらにゲストにお招きした先輩方とのパイプが作れるような内容になるように考えています。
自分たちが1、2年目の時にあったらいいなと思う研修を作りたかったんですけど、新卒の価値観や考えていることが意外とつかみにくくて、そこが難しいところですね。
5年前どんなこと考えてたっけ?と思い出しながらやっていますが、忘れてしまっている気持ちも多くて…(笑)
初心に帰って、若手メンバーのニーズをつかむことは確かに苦戦しているかもしれません。
時間通りの進行や雰囲気づくりなど、当日の運営でも力不足を感じます。先輩方にもアドバイスをもらいながら、試行錯誤中です。
最初は後輩たちに何か与えられたらいいなと思っていましたが、運営側として視野が広がったり自らの成長につながっている部分も大きくて逆に与えてもらっているなと感じます。
今後の行く末
新卒ならではの新しい感性をどんどん発揮してもらうこと、何か1つでもアウトプットを出して今後の働き方に生かしてもらうこと、そんな内容をどんどん盛り込んでいきたいです。
悩んだり、苦労して導き出した考えは達成感につながると思うので、難易度のバランスも考えながら、今後はさらにレベルアップした研修内容にしていきます。
あとは、とにかく仲良くなってもらうことですね!!
今回は中堅社員の運営による若手研修の裏側について運営者3名に取材を行った。インタビューの中で同期の絆と後輩への愛情を感じた。今後も、このような社員同士の関係性で良い循環を生み続けていってほしい。これからのアイジーコンサルティングを創っていく未来のリーダーは今の若手だと記事内で語られているが、行動力と愛情を兼ね備えた中堅メンバーの更なる活躍にも期待できるのではないだろうか。