地域と地球を考える家づくり 高校生のフィールドスタディを開催しました-浜松西高等学校

DATE : 2025.05.02
目次
アイジーコンサルティングは、 マイナビの総合探求学習プログラム「locus(ローカス)」に賛同し、取り組みに参画している。 2025年2月4日、静岡県立浜松西高等学校の生徒さんがフィールドスタディのために、アイジースタイルハウス浜松へお越しになった。その様子をレポートする。
この記事のPOINT
  • マイナビの総合探求学習プログラム「locus(ローカス)」を通じたフィールドスタディに参画。
  • 企業と社会の関わりを「体感」「実感」しながら学ぶ機会を創出。
  • 今回の出会いが素敵なご縁になることを願っている。
この記事に登場する人
アイジースタイルハウス浜松スタジオ
アイジーコンサルティング
ライフプラン事業部 アイジースタイルハウ浜松スタジオ
足立さん・大場さん・中澤さん・増田さん
アイジースタイルハウス浜松スタジオのみなさんが今回のフィールドスタディの講師を担当。

講義スタート!

まずはセミナールームで、自己紹介と、会社や事業の説明です。

生徒さんへの講義内容は以下の通りです。
①アイジーコンサルティングの事業紹介、創業の原点のお話
②住宅メンテナンスから、リフォーム・耐震へと事業を拡大した経緯
③現在のライフプラン事業部を開始したお話
④アイジースタイルハウスのコンセプト『地球品質』について
⑤JAPAN WOOD PROJECTについて

大場さん わたしたちIG STYLE HOUSE は、不動産、新築、リノベーション、アフターサポートまで、住まいに関するすべてをトータルでサポートしています。

長年、建物のメンテナンスをおこなう中で培ってきたノウハウを活かし、本当に安心して住める、長持ちする住宅を提供しています。

私たちが目指すのは、住む人が幸せな暮らしを実現できる家です。
地球の恵みである自然素材を活かし、時を重ねるごとに美しさが増す「経年美化する家」を広めています。

心地よいと感じる心地よさを形にし、暮らしの中で愛着が深まる住まいを提供しています。住まい手とつくり手が共に手を取り合い、「この家を建ててよかった」と思える家づくりを大切にしています。

家を建てることが、住む人にとっても、地球にとっても、より良い未来につながるように。
「地球品質」をブランドコンセプトに掲げ、“ずっと”で価値ある未来を創るために
時とともに“ずっと“色褪せない愛着が増し価値が高まる家をつくり続けています。



※「地球品質」について詳しくはこちら
https://www.e-igc.jp/earth/


会社紹介に続き、JAPAN WOOD PROJECTについて解説しました。
※「JAPAN WOOD PROJECT」の詳しい取り組みはこちら
https://ig-consulting.co.jp/jwp/

足立さん みなさん、家が建つまでにどれだけの人が関わっているか知っていますか?
木を育てる人、加工する人、乾燥させる人、販売する人、そして家を建てる人…たくさんの人が関わる「サプライチェーン」があります。

しかし、日本の木はあまり使われていないのが現状です。国土の7割が森林ですが、建築用の国産材の自給率はたった3%しかありません。
さらに、コロナ禍で「ウッドショック」が起こり、木材価格が高騰しました。その影響で、日本の林業はさらに厳しい状況になりました。

そこで生まれたのが 「JAPAN WOOD PROJECT」 です。
林業から住宅会社まで、関わるすべての人が集まり、「どれくらい木を使うのか」「どう流通させるのか」を話し合う場を作りました。
この仕組みによって、計画的に木を伐採・加工できるようになり、サプライチェーンがスムーズに進むようになりました。

未来の家づくりを支えるために、国産材をもっと活かしていきたいと考えています。
私たちは、このプロジェクトを通じて、持続可能な家づくりに取り組んでいます!

コンセプトハウスを見て体感

続いてEMOTOP浜松の商材スペースや、隣に併設されたコンセプトハウス(モデルハウス)を見学しました。コンセプトハウスの中を、足立さん・増田さん・大場さん・中澤さんがご案内。 「ここがキッチンで・・・」と間取りをご説明しながら、使われている木の種類・なぜ自然素材を使うのか?などを口頭でご紹介していきました。皆さん、メモを取りながら、それぞれのご自宅と比べながら楽しそうに見学をされていました。
「ここは庭との繋がっているように見える、開放感を意識しています」
お庭を案内する増田さん
商材スペースを案内する足立さん
ただ眺めるだけでなく、五感を使って体感をしてもらいました。 コンセプトハウスの中を、足立さん・大場さん・中澤さん・増田さんの案内で一通り見学したあと、各自が自由に見学・観察する時間が設けられました。 生徒のみなさんは、それぞれ気になったポイントをじっくり満喫。
足立さんの説明に真剣に耳を傾ける生徒さん

意見交換会・質問タイム

余った国産材をどのように活用する?
意見交換会では、ここまでのフィールドスタディで学んだことをもとに、生徒の皆さんが感じたこと・気づいたことなど、率直な感想や意見を共有する場です。 今回は、アイジースタイルハウスでも使用している天竜材の活用についてです。

中澤さん 私たちアイジースタイルハウスは社会貢献活動にも取り組んでいます。
先ほど案内の中にあったジャパンウッドプロジェクトでは余った地元の材料を活用し地域の役に立つアイデアを創造し、地元の皆さんと一緒に色々な物を作成してきました。
今ここにあげているものはその一部になります。

そこで今回は皆さんなら国産材(地元の余った木材)をどのように活用するか考えていただきたいです。
地元の皆さんからいただいたご意見を、今後の地域貢献活動としてできたら素敵だなと思いました。
どんなことが出来そうか、たくさん意見を話し合ってみてください!

中澤さん たくさんの素敵な意見をありがとうございます!
いただいたアイデアは今後の地元をより良くしていく活動として活用させていただきたいと思います。

質問タイム
生徒さんから事前にいただいていた質問を中心に、お答えしていきました!

生徒さん これから住宅業界でどんな存在でありたいですか?

増田さん アイジースタイルハウスはお客様と「地球貢献パートナー」になりたい、というビジョンを掲げています。
地球環境を整える家づくりをして、「環境にやさしい住宅会社といえばアイジースタイルハウス」という存在になりたいと思っています。

生徒さん 保育園の遊具の寄付や、今回のような機会をもうけてくださっていることなど、たくさん地域に貢献されているなと感じます。その中で、良かったことや、これからしていきたい貢献の仕方があったら、お聞きしたいです。

大場さん 私たちは家づくりをする住宅会社としてだけでなくお客様の豊かな暮らしの実現にもしっかり携わらせていただきたいと思っています。現在も花粉症をなくそうという想いで花粉がでない杉を育てる活動や、はままつフラワーパークさんへベンチ寄贈などもしています。近年は実は、はままつフラワーパークさんで新卒の配属式も行わせていただくこともあり、地域のコミュニティーのあたたかみを感じさせていただいてもいます。

フィールドスタディを終えて

今回参加下さった浜松西高校の生徒さんより、手書きの感想文を頂戴しました。その中から一部抜粋してご紹介します。

Aさん 私は今まで働くことについて具体的なイメージはなかったのですか、今回見学させていただいたことで様々な視点は・立場から物事を見ることが働く上で必要であり、働くことでお金以上の価値のものを得られるというお話を聞いて働くことの大切に気づくことができました。また将来こんなおしゃれで自然の温かみを感じられる素敵な家に住みたいなと思いました。とても貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。

Bさん 実際に貴社に足を運んでインターネットで調べたことだけでは分からなかった企業理念や仕事内容、社内の雰囲気を学ぶことができました。特にモデルハウスを見学してお聞きした話で無垢材と漆喰にこだわっているということからお客様を第一に考えるアイジーコンサルティングさんの思いを感じました。他にも環境への配慮や社会貢献の面でも学びあるお話を聞けて良かったです。

この記事のまとめ

今回のフィールドスタディでは、浜松西高校の生徒さんたちが「地球品質」という家づくりの理念を通じて、働くことの意義や、環境や地域に貢献することの大切さについて学ぶ姿が印象的でした。アイジースタイルハウスでの体験をきっかけに、未来の地域や社会に貢献する新しい視点を持っていただけたのではないかと思います。
これからも私たちは、次世代の若者たちとともに、持続可能な未来づくりを目指して歩んでいきます。この素敵な出会いが、さらなるご縁や成長のきっかけとなれば幸いです。


オフィシャルサイト

リクルートサイト

アイジースタイルハウス


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