1899年創業のパイオニアであるために ~時代のニーズ合った知識と経験を活かした住宅メンテナンス~

DATE : 2022.12.29
目次
『気になったことは調べる。ほかの道はないか模索する。』『変えていいところと、いけないところがある。』 1899年創業の歴史ある、住宅メンテナンス業界を牽引するパイオニアとしての立場を胸に 現状に満足することなく業界をあるべき姿に導けるように日々奮闘している二人に話を伺った。
この記事のPOINT
  • 常にベストな商品を選定しアップデートし続けるプロジェクト
  • 二人のプロジェクト・仕事への姿勢
  • シロアリ業界のパイオニアの使命
この記事に登場する人
牧田直也
浜松支店 アフターサービス課 係長
2002年入社
シロアリ防除工事を主とした住宅の定期点検をおこなうアフターサービス課で浜松・三河エリアを中心に従事。
趣味はランニング。浜松シティーマラソン参加経験もある。
稲葉正明
名古屋南店 主任
1996年入社
大学時代は農薬科学の研究に取り組み、動物を使っての毒性試験などに取り組む。
大学での経験を活かし、研究開発の人員を募集していた井上シロアリ研究所(現:アイジーコンサルティング)に入社。
趣味はゲーム。シロアリ薬剤散布の練習も兼ねてスプラトゥーン3で遊んでいる(笑)

二人が関わるプロジェクト

最も適した商品・商材は何か、新商品・新技術が次々と開発されていくなか比較検証・研究し、常にベストな商品を選定してアップデートするための『R&Dプロジェクト』

次の未来を作るため”新たな開発をする”ことにも視点を置いており、業界内でどこもやっていない独自なものを求め、選定もやりつつ研究開発もスタートさせている。

シロアリ用の薬剤の選定に至っては、メーカー推奨品や、価格を重視されて選定される会社が多く、薬剤定着具合を見たり、効果実験までして見た上選ぶような研究開発は、アイジーコンサルティングの規模感では数少ないそう。

※R&D
 R&Dとは「Research & Development」の略。日本語でいうと「研究開発」。
 自社の事業領域に関連した研究開発を行い、新たな知見や技術を得ることで新しいサービスを創出する。
牧田さん

気質的に知的好奇心が旺盛なタイプということもあり、シロアリ防除の作業をするだけに止まらず、地道に”この薬剤はどのような成分で、どのように効果があるのか”といったことを、自分で調べたりしていました。



また、自分は自信家タイプではないので、話や提案をするときには、裏付けがあったほうが提案するのに自信が持てるのです。

だから自信を持たせるため、自ら考え調べることがあたりまえ。そのような仕事の基盤が、今のプロジェクトにも活かされているかなと思います。

稲葉さん

自分で見て試してみないと納得できない。自分で納得できないと、お客様へ提供できない主義です。

シロアリを扱う仕事なのに、シロアリのことを理解していないでは話にならない。



自社で実験した結果があれば、説得力がある。

会社としても、外部の実験結果よりも、自社で実験した上で、効果があるという性能証明ができるほうが望ましいですしね。

しかし、実験するには時間や費用がかかります。
そのようなことを踏まえた上で、会社からこのようなチャンスを与えてくれたことにとても感謝しています。

プロジェクトでの出来事

牧田さん

近年注目が集まる昆虫食。”シロアリ”も昆虫食という道があるのではと思い調べました。

シロアリ昆虫食について、面白ネタ系といったようなものは沢山あるが、そこの市場開拓して、本気でシロアリ昆虫食を広げようというものはまだ見たことがない。



そこで、情報収集するためネットなど様々な角度で、論文や昆虫食を調べる中、アイジーコンサルティングの取引先である会社さんとのご縁で、マグロの養殖を始めて成功させた近畿大学さんと繋がり、ダメ元で取材したいとお願いしたところ快諾していただけました。



大学へ伺い、貴重なお話を伺ったり、実際に昆虫食も食べさせてもらいました。

意外なことに、シロアリは火を通すと、エビのような香ばしい香りと味がしました。あくまで個人的な感想です(笑)


大学の皆さんは躊躇なく研究のため普通に食べられていたのが印象に残ってます。

稲葉さん

透明のアクリル板の箱の中でシロアリの様子がわかるようしてシロアリ飼育をしています。

シロアリは飼うのは比較的簡単ですが、しかし長期飼育や観察は事例が少ないので難しい。



そのため、羽アリからコロニー(巣)を作っていく様子を観察したり。

シロアリを増やす方法を考えて試したり、長期飼育ができる環境づくりを試すなど様々なアプローチを試してます。



これは、昆虫食にするためにも役立ちますし、薬剤検証としてどのように効いているのか効果を調べる商品選定の実験にも使えます。

二人が取り組むプロジェクトは、こちらのウェブマガジンでもご覧いただける

1899年創業のパイオニアであるために

最善の良い薬剤を選定し、実際に使用実感してもらうことで、お客様がアイジーに依頼していて本当に良かったという結果から生まれる関係性構築はできるという。

アイジーコンサルティングがここまでやってこれたのは、現場の人間が誠実にやってきたからこそのこと。
そのためにも、研究・開発のプロジェクトという角度からも繋げ広げていかないといけないと二人は話す。
一般的なシロアリ会社とはレベル一つ違うのは、住宅メンテナンス・建築部門を持つシロアリ会社であることで、シロアリの定期点検に行った際には、家の出入りが多いため、玄関扉の建付けなど気になったら、お客様へ声をかけて簡単にできる調整などはするそうで対応レベルが高い。

またシロアリ業界のパイオニアの使命として、オウンドメディア(シロアリウェブマガジン | EVITAGEN)を活用して経験の共有もしている。
住宅全体を見ることができ、屋根や外壁の点検、扉調整、塗り替えや水漏れの修理はもちろんのこと、提案・アドバイスを住宅会社さんへフィードバックできるのは住宅メンテナンス付加価値として大きい。

アイジーコンサルティングの住宅メンテナンスは止まることなく、時代に合わせ変化と進化を繰り返していく。

■マニアックなシロアリウェブマガジン | EVITAGEN
▶ 詳しくはコチラ


■住宅メンテナンス事業 | シロアリ駆除・防除、屋根・外壁塗装、メンテナンスリフォーム
▶ 詳しくはコチラ
この記事のまとめ

シロアリ防除の老舗として、プロとしてまずはシロアリに関する知識力を向上させる。研究を通して新たな可能性を見出していく。より最適な防除方法・防除薬剤を追い求め、お客様の住まいを守るとともに業界全体としての技術力向上にも貢献していけるよう、追及・進化をし続ける。

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