メンテナンス事業部 内定者研修を実施しました

DATE : 2023.03.02
目次
アイジーコンサルティングでは、内定が決まった後の学生に対し、入社までの期間に内定者研修を定期的に開催している。入社前の不安の解消や、社会人になる準備、会社概要や業務内容を知ってもらうなど、入社後にスムーズに会社に馴染めるようにコミュニケーションを重視した研修を定期開催している。今回、2023年4月入社の内定者でメンテナンス事業部配属予定の学生を対象として2月に行われた内定者研修の様子をレポートする。

こちらの記事も合わせてご覧ください。建築不動産事業部の内定者研修について紹介しています。
アイジースタイルハウスの内定者研修に密着!
この記事のPOINT
  • 入社前の不安を解消する
  • これから働く住宅業界を身近に感じる
  • 仲間を知ろう コミュニケーション重視
  • 学生から社会人への準備期間
この記事に登場する人
澤井勇希
株式会社アイジーコンサルティング
人事課
2016年 新卒入社。7年間メンテナンス事業部 カスタマ―営業(住宅アドバイザー)として活躍後、2022年12月より人事課へ異動。
内定者
株式会社アイジーコンサルティング
内定者の皆さん
アイジーコンサルティングへ2023年4月入社予定の内定者の学生さんたち。

内定者研修の目的

内定者研修を通して
取材班

内定者研修の目的を教えてください。

澤井さん

内定が決まった後の学生さんの入社前フォローです。特にここ数年、コロナ禍ということもあり入社前にリアルで集まる機会がとれずにいます。入社前の学生さんは社会人生活に向けて期待と不安の両方を抱いていると思うのです。入社前の不安の解消と社会人となるための準備、また同期入社となるメンバー同士、交流を深めてほしいという想いがあります。社会人生活が安心してスタートできるよう、社風や共に働く仲間を知ってもらう、コミュニケーションを重視した研修を行っています。そして何より4月入社が楽しみで待ち遠しく思ってもらえるよう、会社・新社会人生活に期待・希望を持ってもらえるように人事としてサポートができればと思っています。

取材班

今回、2月に行われたメンテナンス事業部に配属予定の学生さん対象の内定者研修とのことですが、澤井さんがプログラムを考えたと伺いました。どのような内容にしているんでしょうか。

澤井さん

はい。上司の倉田さんと一緒に考えました。今回、メンテナンス事業部に配属予定の内定者の皆さんたちは、大学で建築を学んでいないメンバーばかりなので、まずは住宅業界を身近に感じてもらう、住宅用語に触れ、馴染んでもらうことを1つテーマとしています。
私も大学で全く建築を学んでいない中で新卒入社しているのですが、入社前は建築知識が無くて大丈夫かと不安だったんですよね。ですので、まずは住宅業界を身近に感じてもらうこと。楽しく学んでもらえるような内容を心がけました。

内定者研修 実施

はじめに(コミュニケーション タイム)
メンテナンス事業部へ配属予定の社員を対象した2時間のオンライン研修を実施。 メンテナンス事業部へ配属予定の社員は8名。4名ずつ、2回に分けて研修を行いました。
研修のプログラムは以下の通りです。
・はじめに (コミュニケーション タイム)
・住宅勉強会(事前課題の発表)建築用語についてその種類・役割を調べてくる
・建築の基礎を学ぶ 尺貫法

さっそく研修スタートです。
澤井さん

まずはじめにアイスブレイク。題して「ヒーローインタビュー」
1人がヒーローで、後の3名はインタビュアーです。
ヒーロー役の方は、まず最近嬉しかったことを話してください。
それに対し、他のインタビュアーの皆さんは色々と質問してください。

ではスタート!!

ヒーロー役

「私は今日バイトの給料日でした!嬉しかったです」

インタビュアー

「何のバイトをしているのですか?」
「そのバイトはどのくらいやっているのですか?」
「バイトを辞めたいと思ったことはありますか?」

こんなバイトしていたんだ!これが好きなんだ!興味深い話が続きます。
同期となる学生さん同士、インタビューを通して交流が深まりました!
住宅について楽しく学ぶ! 住宅勉強会(事前課題の発表)
澤井さん

ではここからは研修に入ります。
皆さんは、これから住宅業界に飛び込んでいきます。「家のことあまり知らないな」「仕事についていけるかな…」そんなこと思っていませんか? 
心配しないでください!当社 メンテナンス事業部に新卒入社する約8割は、入社時に建築知識の無い状態からスタートしています。私もそうでした。これから学んでいけば大丈夫です!

今回は、前回課題として出していた各自指定された「建築用語」に対して調べてきたことを3分で発表していただきます。

4名の内定者の皆さんが順に発表をしていきます。
「屋根」「窓」「床材」「キッチン」各自担当となった部材のプレゼンを実施。
プレゼンテーションをする内定者の皆さん
発表の後は質問タイム。 「どの窓が一番好きですか?」「日本で一番多く見られる屋根の形状は何ですか?」 「自身が家を建てるなら、どのキッチンを選びますか?」 皆さん、分かりやすく資料にまとめ、とても分かりやすいプレゼンテーションでした!
実務について学ぶ 「尺貫法」勉強会
ここからは澤井講師による講義タイム!!
「尺貫法」についての勉強会です。

※尺貫法とは…長さ・面積の単位系の1つで東アジアで広く使われている。建築業界では主にこの単位が使われていることが多い。
澤井さん

続いては、「尺貫法」について学んでいきましょう。
皆さんが日常で使用している長さの単位は「m・cm・mm」ですよね。
建築業界では尺貫法「尺・間・寸」という単位がは長さを表す単位をよく使います。
メンテナンス事業部では住宅点検・施工を行っています。ですので住宅の図面を読み取ったり、間取りをとったりする機会が多くあります。日本の住宅では「尺貫法」を用いた設計の住宅が多いので、この尺貫法の知識は入社後、必ず必要となります。

オンライン研修の様子
画面の向こうの内定者さんに熱く語りかけます
澤井さん

「一寸法師」は、どのくらいの大きさ(何cm)だと思いますか?

一寸は約3cmです。ちなみに箸は7~8寸(21cm~24cm)、 お椀は4寸(12cm) ほど。
尺貫法を用い、日本人が住みやすく、使いやすい長さで設計されているものが多くあります。

今日覚えてほしいことはこちら!
1間=1820㎜ 3尺(半間)=910㎜ 1尺5寸=455㎜
1坪=3.3124㎡ 1坪=タタミ2畳分

入社したら必須となる「尺貫法」の知識。みんな真剣に講義を聞き、問題を解いています。
内定者

「えっと…1間が1820mmだから、半間は910㎜で...」
「タタミ2畳分で1坪だから6畳だと3坪だな。4.5畳だと何坪だっけ…」

はじめは慣れない単位・計算に戸惑ってたメンバーもいましたが、最後にはバッチリ! 仕事に活かせる実践的な内容を入社前に少し学んでいただきました。

内定者研修を終えて

澤井さん

今日の研修はこれで終了です!皆さんお疲れさまでした!!
そして今日で入社前の内定者研修は最後となります。皆さん、内定者研修はいかがでしたか?

内定者

最後の2回の研修は本格的な実務内容もあり、心配になる部分もありましたが、事前に学べてよかったです。これから頑張って会社で貢献できるようになりたいと思います!

内定者

私も建築知識がないため少し不安がありましたが、今回、必須となる「尺貫法」を入社前に知れてよかったです。あまり計算は得意でないので勉強しておきます!

内定者

内定者研修は、どの会も、同期となる皆さんとの交流も多く楽しくコミュニケ―ションをとることができて良かったです。また人事の倉田さん・澤井さんに丁寧に優しく教えてもらえてよかったです。

内定者

コロナ禍でオンラインではありましたが、内定者研修で入社前に同期の方たちとたくさん話せてよかったです。皆さんにリアルで会うのが今から楽しみです!


最後に、人事担当の澤井さんから内定者の皆さんに向けてメッセージ。
澤井さん

これで内定者研修は終わり、最終回です。次は4月に会いましょう。いよいよ入社ですね。住宅業界について興味が湧いてきましたでしょうか。知識は入社してからでも現場で身につけることができます。まずは残りの学生生活を目一杯楽しみ、充実した日々を過ごしてください。次回元気な姿でお会いできるのを楽しみにしています!アイジーの社員は皆さんの入社を心待ちにしていますよ。ありがとうございました!

この記事のまとめ

入社前の学生は、社会人生活に対し希望・期待と共に不安も抱いているだろう。内定者研修は、社会人となるまでの準備期間をサポートする取り組みである。業務内容よりもコミュニケーションを重視したプログラム構成の裏には「不安を取り除き、会社にスムーズに馴染めるよう、サポートしたい。4月の入社を期待と希望に満ち溢れた状態で迎えてほしい。」という人事担当者の熱い思いがあった。
コロナ禍でリアル開催が厳しい中でもオンラインで繋がり合える。アイジーコンサルティングには4月に10名の新入社員が入社予定である。全社員が新入社員の入社を心待ちにしている。期待と希望に満ち溢れた新入社員の入社が今から楽しみだ。

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