健康経営優良法人2022 認定を受けた弊社の健活について

DATE : 2022.06.20
目次
アイジーコンサルティングは「健康経営優良法人2022(中小規模法人部門)」の認定を受けた。2020年から3年連続の認定である。社員一人ひとりの健康を守り、企業活動に繋げる『健康経営』。その取り組みを担っている総務課の江間さんに、健康経営に対する思いを伺った。
この記事のPOINT
  • 社員が健康的に働き続けられることは、企業のfor LONGにも繋がる。
  • 目的は「社員が心身ともに健康」であること。認定取得は通過点の一つ。
  • アイジーの健活を通して、社員の健康意識を高めたい。
この記事に登場する人
江間智子
株式会社アイジーコンサルティング 総務課
アイジー入社後、社内のあらゆる総務業務を担う。社員一人ひとりの健康を願い、健康経営を持続するための具体的取組を企画立案し、発信している。

健康経営優良法人とは?

健康経営を推進することが当たり前の世の中に。
取材班

2020年から認定を受けている「健康経営優良法人」ですが、具体的にどのような認定ですか?

江間

経済産業省が進めている制度で、従業員が”心身ともに健康”でいられるような取り組みを行っている企業に対して与えられる認定です。
従業員が健康的に働けるようになることは、すなわち企業も持続的に活動できるということなので、健康経営を推進することは従業員・企業ともにメリットがあると言われています。

取材班

なぜ認定を受け始めたのでしょうか?

江間

アイジーは以前より健康経営に関する様々な取り組みを行っていたので、「せっかくなら認定を受けようか」といったところから始まっています。
ちょうど2018年頃から世の中で「健康経営」という言葉を耳にする機会も増え、企業として当たり前に取り組むべき事だという認識が根付いてきたタイミングでした。2020年から今年で3年連続の認定となりました。

取材班

2022年の認定を受けて、率直な感想としてはいかがでしたか?

江間

嬉しい気持ちもありますが、どちらかと言うとホッとしています。認定を受けることが目的ではないのですが、続けてきている以上「ここで途絶えさせるわけにはいかない」というプレッシャーもありました・・・・。
良い取り組みを行っているのだから、認定を受けて当然だという空気感を維持していきたいですね。

認定を受けるに至った、具体的な実行施策について

一時的なキャンペーンから、継続的な取り組みへ。
取材班

認定要件を拝見しましたが、かなり多くの項目を実行しなければいけないのですね・・・・。

江間

そうですねえ。健康経営の理念や方針を定めるところから、具体的対策まで様々なテーマに則って評価項目が定められていて、計14項目の要件を満たすことで認定を受けられます。

取材班

健康診断受診後に、再検査になった方への検査実施を促す発信を定期的にされていますが、こういった取り組みも要件に該当するのですか?

江間

もちろん該当します。
その他、受動喫煙対策や感染症予防などの取り組み、労働時間が長い社員への定期面談の実施なども、認定要件に繋がる取り組みです。
身体への影響を減らす取り組みは目に見えて分かりやすいですが、休暇を取り心もリフレッシュしてもらうことも大切です。総務として、ただ「労働時間削減」「休暇取得率アップ」を目指しているのではなく、社員の「心身ともに健康」を維持するために発信しています。

取材班

すべては、社員の「心身ともに健康」に繋がってくるのですね!
12月から2ヶ月間、健康管理アプリ「GUPPY」を使った歩数対決を行いましたが、こういった活動も評価されたのでしょうか?

江間

『⑩運動機会の増進に向けた取り組み』には該当しますね。
認定においては、「この活動があったからOK」「この項目は達成している」といったような、具体的な評価はもらえないのです。ただし社員が初めて「健活」を大きく意識した取り組みではあったと思います。歩数対決は一時的なキャンペーン活動でしたので、継続的な取り組みに変えていく事も課題の一つだと感じています。

健康経営推進に向けた、今後の取り組みについて

仕事を通した健活で、社員の意識改善を担う。
取材班

今取り組んでいること以外に、新たな実行施策を増やしていく予定はありますか?

江間

やった方が良いけどまだ着手できていない取り組みもたくさんあるので、少しずつですが増やしていきたいです。
具体的には、「ブライト500」というレベルアップした認定を受けられるようになりたいですね。達成しなければいけない要件の数が更に増えるので、取り組みを推進していく上では良い目標になると思います。

取材班

「ブライト500」は、必要な認定要件の数が2倍になるのですね・・・・。
確かにまだ着手できていない取り組みがたくさんあるのを伺えます。

江間

例えば、今考えているのは食生活や睡眠に関する取り組みです。健康管理アプリ「GUPPY」は食事の内容や睡眠時間を記録できる仕組みがあるので、アプリを使って何か出来ないかなと考えています。あとは、管理職や社員の皆さんへ健康経営についての教育指導を行ったり、健康経営の取り組みを外部告知していくこともやっていきたいですね。

取材班

食事管理などは、エリアや店舗・年齢ごとに差が出て面白そうですね!

江間

こういうキャンペーン的な取り組みはいくらでも出来ますが、やっぱり大事なのは「個人の健康に対する意識を変えること」だと思います。一過性なイベントで終わることなく、継続的に健康改善に向けて取り組んでいく風土を醸成したいですね。

取材班

前回の歩数対決以降、歩くことや運動が習慣化された社員も多数いるようですが、江間さんにもそういった社員の声は届きましたか?

江間

聞きました!
2ヶ月続けて歩いたから、急に歩くことをやめると違和感があると言って、今でも継続的にウォーキングを続けている社員もいます。車で通勤していた方が自転車通勤に変えられたケースもあります。社員の意識の高まりを感じられて嬉しかったです。

取材班

仲間と一緒に取り組めたことも、健康改善の楽しさを感じるきっかけだったと思います。

江間

歩数対決を通して、店舗内で活発に声をかけあっている様子も見てとれたので、コミュニケーションが活性化に繋がっているのも嬉しかったです。

健康経営ってもちろん会社のためでもありますが、大事なのは「社員一人ひとりの健康」だと思うのです。人生100年時代だからこそ、長い目で見て健康でいて欲しいと願っています。私たちが関与できるのは「仕事を通した健活」ですが、この取り組みで個人の健康意識が変われば、仕事人生を終えた先にも自身の健康を意識するようになると思います。

健康経営優良法人の認定はあくまで通過点です。最終的には社員みんなが健康でい続けてもらうことを目指して、これからも健康経営に取り組んでいきます。

この記事のまとめ

健康経営優良法人の認定は、目的ではなく目標の一つ。「社員一人ひとりが心身ともに健康でいること」を強く願う江間さんの思いを感じた。アイジーの考える健康経営は、100年時代の人生が健康で豊かなものになること。社員の健康は企業の健康にもつながり、ひいてはお客様へfor LONGなサービスを提供し続けることにも繋がっていく。これからも様々な取り組みを通して、社員の健康を守っていきたい。

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