PHP勉強会 ~FULL HOUSE(フルハウス)名古屋での取り組み~

DATE : 2022.06.28
目次
アイジーコンサルティングでは、全社員に「PHP」を配布している。
「PHP」は、昭和21年に松下幸之助によって創設されたPHP研究所(Peace and Hapiness through Prosperiti)の機関紙で、芸能界・スポーツ界・経済界など各界で活躍されている方のミニエッセイが毎月紹介されている。
アイジーコンサルティングでは、この冊子を活用した勉強会の開催など、1人1人の価値観の醸成とチーム内での共有を推奨している。
今回は、メンバー全員で読み合わせと感想共有会を行っている、FULL HOUSE(フルハウス)名古屋の定例ミーティングを取材した。
この記事のPOINT
  • 30分でできる!読み合わせと感想共有
  • 感想共有会をやってみて、メンバーの声
この記事に登場する人
FULL HOUSE(フルハウス)名古屋
事業立上げ5年目の比較的新しいチーム。事業の拡大とともにメンバーが増えてきた。アイジーの中でも特に様々なバックボーンを持つ個性豊かなメンバーが揃っている。
合言葉は「ワクワク」…!?

FULL HOUSE(フルハウス)名古屋流!?共有会の進め方は?

取材したのは6月10日。月に1度、チーム全員が揃う定例ミーティングの日でした。
共有会はおよそ30分。
読み合わせリーダーを、毎回2名ずつ順番に回し、リーダー自身が「メンバーと共有したい」と思った記事を取り上げるスタイルです。

今回は、「気象病」を知っていますか?(佐藤純さん著)、「ポジティブにならなきゃ」と思わなくていい(ryuchellさん著)の、この2つの記事について、共有会が行われました。
メンバー全員で順番に読み合わせ
読み合わせ後の感想共有の様子

テーマ(1)|「天気病」を知っていますか? 佐藤純さん

リーダーの声掛けで、全員で記事の読み合わせが行われました。
1人で黙読しているだけだと、読み飛ばしてしまうこともありますが、声に出して全員で読むことで、内容がしっかり頭に入ってきます。

続いて、リーダーから、なぜこの記事を選んだのかについて共有がありました。
リーダー

私自身、「気象病」に当てはまる症状がありました。気圧の変化で頭痛があったり体調が悪くなったりするのですが、この記事を読むまで「気象病」という名前がついていることを知りませんでした。他にも知らない人がいるかもしれないと思い、皆さんに知ってもらえたらという思いで選びました。
記事の中で、天気痛対策のマッサージが紹介されています。先日、頭痛になったときに、このマッサージをやってみたら、本当に頭痛が軽減されました!
ぜひ皆さんやってみましょう!

みなさん

いえ~い!

と、いうことで、実際に皆で体操をやってみることに。
耳を回して内耳の血行を改善するマッサージを、リーダーの解説のもと進められていきました。
みなさん

気持ちいい~

耳のマッサージに取り組むみなさん
あまりの心地よさに、マッサージに集中しすぎてしまったメンバーも!
皆さん、業務の疲れを一時忘れ、耳マッサージに集中していました。
「耳が温かくなってきた!」とすぐに変化を感じたメンバーもいました。
マッサージに集中しすぎてしまうメンバーがいるなど、和やかな空気で進行されていました。
リーダー

この中に、気象病だなと思う方はいますか?

メンバー(1)

うちの奥さんは気象病かも!よく頭痛がすると言っています。

メンバー(2)

私は気象病です。
気象病は、女性に多く、年齢が上がってくると出てくるケースもあるそうです。
私も、今朝症状があって、起きてすぐはよかったのだが、しばらくすると片頭痛がひどくなってしまいました。会社を休もうかな・・・と思ったけれど、出勤前にこの体操をやったら改善されて出勤できてしまいました笑

リーダー

ぜひ、身近で気象病の症状がある方がいれば、教えてあげてください。

テーマ(2)|「ポジティブにならなきゃ」と思わなくていい ryuchellさん

つづいて2つめの記事です。
さきほどと同じように、全員で記事の読み合わせをした後、リーダーからなぜこの記事を選んだのかについて共有がありました。
リーダー

ポジティブというよりも、「自分の弱さを受け容れる」ことについて感じるものがありました。テレビ番組などを通して持っていた「りゅうちぇる」のイメージは天真爛漫な感じですが、明るく振舞っている一方で、自分の失敗やできないことを許容しながら、自分をどう見せるのか、もがいてきた人なのだと知って感動したので、皆さんと共有したかったです。

続いて、メンバー全員からこの記事を読んだ感想の共有がありました。
メンバー

Ryuchellさんは、お子さんが生まれてから変わったなと感じていたが、その裏にこういう考え方があり、大人だと思った。私自身もどちらかというとポジティブな方がいいなと思っている。「明日」が「明るい日」と書くことに改めて気付いた。いい言葉だと思ったので今年のテーマにしたい。

メンバー

「ポジティブにならなくてもよい」という言葉ついて気付きを得た。どうしても落ち込んだり嫌なことがあるとシュンとなってしまう。以前、自分自身がシュンとした気持ちになってしまっていて、職場でもそういう雰囲気を出してしまっていたことがあった。職場に出入りしていた業者さんから声をかけられて、「事務所の雰囲気が暗いのはおまえのせいだぞ」と指摘され、ハッと気付いたことがあった。
この記事とは真逆で、自分の気持ちとは違っても明るく元気に振る舞い笑顔でいることが求められることもある。そのことと、無理にポジティブでなくてもよいという今回の記事の内容とは、バランスが難しいなと感じた。自分としては、悪影響を及ぼしてはいけないなと思っているので、シュンとしているのは良くないと思っている。ただ、たまにはりゅうちぇるのような生き方もしてみようかなと思った。

メンバー

以前の職場で後輩を育成する役割を担っていて、なかなか自分が思うように育成が進まずストレスを抱えていたことがあった。「他人のことを気にしないので、期待もしません」という言葉を読んで、当時の同僚から言ってもらったことを思い出した。
育ってほしいという過度な期待をするから、裏切られた思いをしたり、「これだけやってあげたんだから、もっと返してもらえるはず」と思ってしまったり。過剰に期待をしてしまうところがある。他人のことを気にしない。他人の目を気にしない。期待もしないという考え方は、こうした実体験からとても共感した。

メンバー

「人に期待しない」という言葉に聞き覚えがあった。大学生時代に人間関係で悩んでいた時に、友人から「私は自分以外誰も信じていないし、期待していない。自分しか信用していない」とアドバイスされた。当時は自分はそこまでできないなと思ったが、その友人を見ていると本当に精神的に強く、行動力もあった。どうしてそういう行動ができるのか聞いてみると、「人に期待するとそこで疲れてしまうから」という答えが返ってきた。この記事を読んで改めて、人に期待せず自分で生きていけるようになると、強くなれるのかなと感じた。

メンバー

「人によって態度を変える自分に悩む」という部分に共感した。自分自身も、知らない人・距離がある人だと自分を出せず、殻に閉じこもってしまうタイプだった。だんだんそういう態度も緩和されてきた。緩和していくうちに、気が合う人・合わない人が分かるようになり、自分が出せるようになり、一緒にいて楽しいと思える仲間・友人が増えてきたという経験がある。無理して自分を出さなくても、ありのままの自分が出せる人と付き合っていければいいかなと思っている。自然に自分が出せるようになるといいなと思う。

メンバー

「できなければ次のことを考えよう」という言葉があった。「もっとできるはず、頑張らなければ」と思っていると、できないことを数えてしまって、自分の容量・頭の中を埋めてしまいがち。そうではなく、できなかったことはできなかったこととして割り切り、次に自分がやりたいこと・できたことを数えていくと、ありのままの自分として、今の自分を楽しめる。「何者かにならなきゃ」ではなく、今の自分を楽しめるのではないかなと感じた

メンバー

「失敗は悪いことではない」という考えに共感した。自分の仕事を振り返ると、失敗やミスをやってきた。失敗すると、自分で何がよかった・悪かったのかを学べる。自分で気付いていける。失敗すると後処理が面倒なので、なるべく失敗しない方がよいとは思っているが、失敗することが次の成功に繋がるという話は、仕事に限らず何事にも通じるのではないかと考えている。致命傷でない失敗であればたくさん失敗したほうが、そこから対策やシミュレーションが自分でできる。失敗は悪い事ではなく、逆によいことなのではないかと思いながら読んでいた。

メンバー

私の性格上、なるべく前向きな言葉で考えるようにしている。私もいろいろ考えて落ち込むことがあるが、一旦、自分を受け入れた方がいいのかなと記事を読んで気付いた。自分の限界を知ることが大切。無理にプラス思考に変えなくてもいいのかなというのが率直な気付きだった。

メンバー

「なんくるないさ」という沖縄の言葉が紹介されていた。私は沖縄出身の友人がいて、沖縄の良い言葉をたくさん教えてもらった。記事を読んで、沖縄はいろんな文化があるから、こういう考え方ができるのだと分かった。

メンバー

「失敗は恥ずかしいことではない」という言葉に共感した。私も今までいろんな失敗をしてきた。失敗の数では誰にも負けないくらい。私は転職組なので余計に実感があるのかもしれないが、私が以前勤めていた会社は「失敗は死を意味する」という考え方で、失敗したらすぐに左遷・解雇などの人事がされていた。今の会社(=アイジー)に入って、「あ、こんな会社もあるんだ」というのがアイジー入社時の感想で、「失敗はその時にやめてしまえば失敗だが、やり続けてできるようになれば失敗ではなくなる」という言葉を教えてもらったのがアイジーだった。私には忘れられないテレビドラマがある。江戸時代の「切腹」に関するもので、お殿様の料理番が、お殿様が食中毒になってしまったことの責任をとって切腹を命じられるという話。たった200年前には「失敗したら死ぬ」ということが当たり前だったことを思えば、今私たちがやっていることは失敗しても死ぬことはないなと。特にこの会社(アイジー)ではそんなことは絶対にない。失敗しても命を取られることはないと思うと何も怖くない。そして、「失敗と思わず、続ければよい」という考え方も学んだ。挑戦することが大事だし、挑戦しないことが失敗だと、この会社(アイジー)で教えてもらった。りゅうちぇるの考え方も、根本は同じなんだなと、この記事を読んで思いました。

共有会の最中は、感想が共有されるたびに拍手がおこり、メンバーの話にうなずきなから耳を傾けている人もいました。 自分の体験談や価値観に触れるエピソードを他者と共有することは、勇気がいることです。しかし、こうして受け止めてくれるメンバーがいると、共有しようと思えるのかもしれません。
体験談の共有後は「拍手」で受けとめ

読書会・感想共有会を継続してみて

取材後、こうした共有会を継続して取り組んでみての感想について聞きました。
FULL HOUSE(フルハウス)名古屋では、この読書会・感想共有会を*年間継続しているとのことですが、続けてみていかがですか?
メンバー

PHPは、短編で読みやすいけど心に沁みるのがいい!

メンバー

人それぞれの価値観への気付きがあります。メンバーの話を聞いて、「●●さん、そこにそう感じるんだ、意外だな~」とか、「やっぱりそう思うんだな~」とか。

メンバー

高尚な思想の話ではなく、身近な生活の中でのテーマが中心だから、想像しやすい・自分に引き寄せやすいです。ひとつの正解があるわけではなく、みんなそれぞれの受け止め方をして、それぞれでいいんだなと思わせてくれるのがいいなと思います。

メンバー

いままでの会社では、こういう取り組みはなかった。斬新だなと思いました。

とのことでした。
この記事のまとめ

FULL HOUSE(フルハウス)名古屋では、PHPを使って、1か月に1度、30分間でメンバーの価値観を共有する取り組みを継続している。
何かひとつの正解を議論するのではなく、各自が感じたこと・思ったことを率直に共有し、尊重しあうことで、チームメンバー同士の理解が深まっていくようだ。

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