「期待され期待に応える。自身の成長が組織貢献に繋がると信じて。」2022年新人賞 受賞社員インタビュー

DATE : 2023.05.29
目次
アイジーコンサルティングでは新卒採用を行っている。今年の4月にも11名の新入社員が入社した。はじめての社会人生活は夢や希望・期待と共に不安も織り交じっていることだろう。社会人となり活躍することはできるのか。やりたいことは見つかるのか。今回は、2022年度 新入社員の中で最も成長が著しく活躍した社員に贈られる新人賞を受賞した、メンテナンス事業部・アフターサービス課の佐々木さんにインタビュー。新人賞を受賞した佐々木さんは社会人1年目をどう過ごしていたのか。入社前とのギャップはあった?これから社会に出る学生さん、入社したばかりの新入社員の皆さんに是非読んでいただきたい。
この記事のPOINT
  • どんな仕事にも価値はある。そのやりがいに気づくことができるか。
  • 考えるよりまず動く。いまできることをやってみよう。
  • 何がエンジンに火を灯す?自身の仕事の原動力を見つけよう。
  • 自身のありたい姿は、仕事を通して鮮明にになっていく。
この記事に登場する人
佐々木皓成
メンテナンス事業部 岡崎支店 アフターサービス課
2022年 新卒入社
「ゲームでは裏技・ワープを使ってでも早くクリア出来る方法を探す」という効率重視の考えと、好きなこと・興味があることには時間を惜しまず挑戦するというアクティブさを併せ持つ。学生時代は自ら仲間と団体(のちにNPOとなる)を立ち上げ、地域創生、ボランティア活動に勤しんでいた。趣味はサッカー。
メンテナンス事業部について
住宅を長持ちさせるためのメンテナンスを行っています。主にシロアリ防除・外壁塗装・住宅定期点検を通じてお客さまの大切な住まいを守っています。
アフターサービスとはどんな仕事をしているのか?
住宅の土台・基礎を守る専門技術職です。現場でシロアリ防除や駆除工事、 その他メンテナンス工事を行っています。 カスタマー営業職がご家族様から依頼を受けた住まいの補修・改修工事を担います。

2022年 新人賞受賞コメント

2022年 アイジーコンサルティング 新人賞の受賞はアフターサービス課の佐々木さん!
取材班

新人賞 受賞、おめでとうございます!まずは率直な感想をお聞かせください。

佐々木さん

ありがとうございます!まさか自分が受賞できるとは思っていなかったので、社員総会で自分の名前が呼ばれたときは驚きました。嬉しかったです。支えていただいた方、ご指導いただいた方への感謝を忘れずに今後も頑張っていきたいです!

取材班

新入社員の皆さんの話を聞くと、「新人賞を目指しています!」という声をよく聞きますが、佐々木さんは新人賞は意識していましたか。

佐々木さん

いいえ、新人賞を取りたいと思っていたわけではありません。賞を取りたいというよりも、この1年、上司や先輩など多くの皆さんが私の為に色々と指導や、声をかけ・応援をしてくれて、その想いに応えようと思って日々過ごしてきた結果、たまたま新人賞をいただくことができたのだと思います。また私自身の成果というよりも、周囲の上司・先輩に恵まれていたことが大きかったのだと思っています。感謝でいっぱいです。

社会人スタート! 入社の経緯

自身のインスピレーションを信じて。企業選びの際に大切にしていたこと。
取材班

佐々木さんは学生時代、就きたい職業・やりたいことはありましたか?

佐々木さん

学生時代は観光業に興味があり地域創生を専攻もしていたのですが、コロナ禍もあって観光業界は厳しそうだし、どうしようかなと決めきれないでいたところ、進路の先生から合同説明会に誘われて、そこで出会ったのがアイジーコンサルティングです。漠然と安定した職業が良いなと考えており、まずは銀行の説明を聞こうと思っていたのですが、ブース席が埋まっていたので、空くまでそばにある別の会社の話を聞いてみようと何気なく立ち寄ったのがアイジーでした。そこで人事の吉田さんの話を聞いて、凄く楽しそうだなと思って。それで選考を受けようと思いました。

取材班

考えていた業界とは全く違うアイジーコンサルティングに入社を決めたのはなぜですか?

佐々木さん

1つは「人間関係が良いという言葉に嘘が無い」と感じたからです。どこの会社さんも、「人間関係はいいですよ」とか言うじゃないですか。でもそれがなんか嘘っぽく聞こえることが多くて。しかし説明会で聞いた吉田さんの話すアイジーの社風・社員について語る言葉は、本音を語っているな、「嘘じゃない」と思えたんです。働くにあたって1つ「人間関係」は大事だと思っていたので。

あとはインスピレーションです。実はアイジーしか選考を受けていないんです。とりあえず楽しそうで、いい会社っぽいし、受けてみようと。自分の性格的に並行して複数の会社の選考を受けるのは無理そうだなと思っていたので。アイジーの選考に落ちたらその時考えようぐらいの感じでした。無事内定をいただき、今に至ります。アイジーしか受けていないので決め手とかもないです。インスピレ―ションですね。

取材班

では、社会人になってやりたいことが特に明確にあったわけではないのですね。
ちなみに入社してからギャップを感じたことはありましたか?

佐々木さん

はい。社会人に対してすごい何かを期待していたというよりも、働かなきゃなという感覚が強く、「この仕事に就きたい」というのは無かったです。重視していたのは「人間関係が良い環境で働きたい」とうことだけです。

入社前後でのギャップは、良いギャップとしては、想像していたよりも「人が良い」ということです。先ほども言いましたが、本当に皆が温かく迎えてくれて、良い人ばかりなのです。

後はギャップではないですが、仕事内容をよく理解しないまま入社を決めたので、床下に入って施工する仕事とは思わなかったです。これはきっと私がちゃんと選考過程で話を聞いてなかっただけだと思いますが。配属された後に自分がやる仕事をしっかりと認識しました。ただそこに対して全く抵抗は無かったですね。仕事内容で会社を選んだ訳ではないので。今楽しく働けていますので、入社してよかった、自分の直感は正しかったなと思います。

社会人1年目を振り返る

周囲の期待に応えたい。与えられた課題をクリアするために、自分に今できることをやる。
取材班

佐々木さんの仕事内容を教えてください。

佐々木さん

住宅の土台・基礎を守る専門技術職です。
床下環境改善・シロアリ防除工事、定期点検といった住宅メンテナンス工事を主担当ととして
具体的には、お客様宅へ伺いシロアリ防除薬剤の散布や床下換気扇設置、調湿剤の敷設などを施工しています。

取材班

施工を行う技術職とのことですと、技術の習得が必要となりますよね。施工技術はどのように学んでいくのでしょうか。

佐々木さん

会社で教育プログラムが組まれており、そのプログラムに沿って一人立ち(一人でお客様宅へ活き、施工を完結させることができる)を目指し、必要な知識や技術を身に着けていきます。まず新人が目指すのは「一人立ち」です。施工技術は、現場で先輩に同行しながら指導を受け、習得していきます。
研修や教育プログラムがしっかりしていて、自分はなにすべきなのか、一人立ちには何が必要かも明確で、困ることもなかったですし、分からないことは上司先輩に聞きやすい環境にあったので、よかったですね。

取材班

社会人としての1年を振り返ってみて、いかがですか。何か印象に残っていることはありますか。

佐々木さん

この一年、何か深く考えたり悩んだりすることもなく、とりあえず動いていた印象です。
まずは目の前にある「一人立ち」というクリアすべき1つのゴールに向かって、自分にできることをやろうと。私はあんまり深く考えないタイプなので、とりあえず動いてみて、上手くいかなければ考えようって。感即動なんですよね。
また、周囲の期待に応えたい、早く一人立ちしたいという想いが常にありましたね。

取材班

「周囲の期待に応えたい」その想いが佐々木さんを動かしていたのでしょうか。

佐々木さん

はい。入社してから、今までの人生の中で一番と言ってよいほど上司や先輩方からたくさんの「期待値」をかけていただきました。期待されることがこんなに嬉しく、やる気になるんだと自分でも少し驚きの発見でした。支店長からは、面談のたびに「佐々木ならできる。」と常に期待と励ましの言葉を、教育担当の先輩や店・エリアのメンバーからも、いつも期待や応援の言葉をかけていただいていました。本当に新人の私を温かく受け入れてくださって。

その想いに応えるためには、まず施工を行う専門技術職として一人立ちすることだと。私が早く一人立ちすれば、そのぶん会社として工事の対応可能枠が増えるので、皆さんの役にたつことができる。ですので、早く一人立ちをし貢献したいとの想いが強かったです。
振り返ると、「期待に応えたい・貢献したい」その思いで突っ走ってきた1年間でした。

取材班

上手くいかなかったとき、躓いたときはどうしていましたか?

佐々木さん

うまくいかなかった時は、「なぜうまくいかなかったのか」をまず自分で考え、そのうえで上司である古山さんに相談していました。これは、古山さんからいただいた助言で、「まず自分で考えてやってみる。考えて失敗したらそこで学びがある。初めから人に聞くよりも理解できるし身に付くよ。」と。それを実践していました。
古山さんとは、毎日現場から帰ってきたら10分程度の振り返り面談をしていただいていました。そこで、現場での疑問点の解消や、上手くいかなかったことの相談や振り返りなどをしていただき、次に活かすことができていました。

取材班

入社してから苦労したこと・辛かったことはありましたか。またそれをどう乗り越えたのでしょうか。

佐々木さん

私が母校である高校で行うフィールドスタディの講師を担当させていただく機会があり、そのフィールドスタディ実施にあたっての準備期間と第二種電気工事士の筆記試験のタイミングが重なったときです。通常の業務(現場での施工)とは別で勉強もやりつつフィールドスタディの打合せも行うことが大変でした。特にフィールドスタディでの講師は初めての経験で、なかなか内容が固まらず、何をどのように進めたらよいか分からなくて。結果、共に講師を務める先輩方や、支店長など多くの方の多大な協力を得て、無事に講義を実施することができました。先輩方の時間を沢山奪ってしまい、自分の力不足を感じました。振り返ると、もっと上手く準備を進められたのではないかと準備力・段取りの悪さに反省ばかりです。

もし準備不足で上手く講義をできていなかったら、自分が失敗するだけではなく参加してくれている高校生、学校関係者の皆様にも迷惑がかかりますよね。自分だけの失敗で済むなら良いですが、そうではないので。次に講師の機会をいただいたら、今回の反省を活かし、進めたいです!

フィールドスタディの記事はこちら▶https://365-plus1.forlong.jp/3767

仕事風景をパシャリ。施工車の片付け中の佐々木さん。
フィールドスタディの一場面。堂々と講師を務める佐々木さん。
取材班

通常業務に加えて勉強や新たな取組み、とても大変だったと思います。
フィールドスタディは、非常に好評だったと聞きましたよ!講師お疲れさまでした。良い経験となったようですね。

今回、第二種電気工事士には、合格することができましたか?

佐々木さん

はい!合格することができました!!

取材班

おめでとうございます!入社1年目で電気工事士の資格を取得をする社員は少ないと伺いました。基本の仕事など覚えること・やるべきことも多い中で、資格取得に挑戦しようと思ったのはなぜですか。

佐々木さん

第二種電気工事士を取得すれば、床下換気扇の設置工事など対応できる工事の幅が広がるのでなんとしても資格を取りたかったんですよね!!
資格取得は自身のスキルアップ・ステップアップにもなりますし、私が対応できる工事の幅が広がれば会社としてもプラスになるなと。

私はもともと勉強が嫌いなのですが、「いかに効率よく勉強するか」を学生時代から考えて実践してきました。今回も、あまり勉強の時間がとれなかったので仕事の移動や空き時間に携帯アプリを使用して学び、分からない所を参考書で調べるなど、工夫して勉強しました。常に「最短でクリアする方法」を考えているので、それが良かったかもしれません。無事、取得できてよかったです。

取材班

佐々木さんの仕事のやりがい、または仕事をしていて嬉しかったことなどありましたら教えてください。

佐々木さん

やりがいを感じるのは、現場で施工を終えた後にお客様から「ありがとう」のお言葉をいただいた時です。「頑張って良かった!」と思います。
また、私たちの仕事は床下に入ってシロアリ防除の薬剤散布をすることが多いのですが、床下空間が広く施工面積が大きかったり、床高が低く施工がしづらかったりと、大変な現場もあります。お客様の工事のご契約を担当した営業さんから「ちょっと大変な現場だけど工事よろしくね」と任されて、その現場をしっかりと収めることができたときも、「よし、やったぞ!」と充実感とともにやりがいを感じます。つい「全然余裕でした!」と営業さんには報告してしまいますね(笑)。
自分の仕事を通してお客様や周囲の方の役に立つこと・感謝されることが、仕事のやりがいであり、また原動力になっています。

先輩社員と談笑する佐々木さん(写真右)

今後の展望

更なる成長・高みを目指して、いまできることを増やしていく
取材班

先ほどからお話を聞いていると上司・先輩と良い関係を築かれているのを感じますが、同期の仲間との関係はいかがですか。また佐々木さんにとって同期はどのような存在でしょうか。

佐々木さん

同期は、やはり特別ですね。初めのころは仕事の悩みなどを相談したり互いに支え合う仲間という感じでしたが、少しずつ変わってきました。私たちの同期はプライベートでの交流も多く周囲から「仲が良い」と言われることが多かったのですが、友達に近い仲間から「互いに高めあう同志」という存在に少しずつ変わってきています。私と同じアフターサービスで配属された同期が5名いるのですが、その中で一番私が一人立ちする時期が早かったんですね。「凄い早いね!」と称えてくれるメンバーもいてそれも嬉しくはあったのですが、その中で「僕も負けないぞ。追い抜かすからな!」と言ってくれるメンバーがいて。彼は本当に向上心が強いんです。向上心は自分に欠けている部分なので良い刺激を受けました。また「じゃあ、僕も負けないように頑張ろう!」って思ったんですよね。同期とは切磋琢磨し合える関係でありたいと思っていたので、良い変化を感じています。

2022年 アイジーグループ新入社員 同期の仲間たち
取材班

「仲の良い同期」から「互いに高めあう同志」へ、素敵ですね。
最後に、今後の展望がありましたら教えてください。

佐々木さん

まだ明確には定まっていませんが、アフターサービスという仕事を追求し、アフターサービス課を支える存在になりたいと今は思っています。
まずは、やはり入社1年目は所属する三河エリアの人に助けられてきて、少しずつ認めていただけるようになってきたのを感じるのですが、、まだアフターサービス課全体や全社という部分では全く影響力を発揮してないので、もっと幅広く影響力を出していけるようにはしていきたいと思っています。自分が上に立って何かをするのではなく、自身の行動・仕事で示す、まずは知っていただき、認めてもらいたいというのはあります。

取材班

具体的に目指すべき姿や憧れの存在はいらっしゃいますか。

佐々木さん

はい。岡崎支店の直属の上司である古山係長は、アフターサービスとしての施工はもちろん、自身が参加している事業部全体のプロジェクトも複数参画されているのですが、色々な場面で活躍されており影響力を発揮されていて凄いなと思いますし、尊敬しています。また新人である私にも進めている企画内容など、会社の目指すべき方向性など未来へのワクワク感を伝えてくれるのは嬉しいです。

また、アフターサービスの教育研修の中で、同じ店舗・エリアに留まらず他エリアの社員の方々と同行させていただく機会があったのですが、そこで静岡店の鈴木主任に同行した際に仕事に対する姿勢・施工技術すべてが素晴らしく感銘を受けました。「こんな施工技術員になりたい」と。1日同行させていただいただけですけど、凄さを痛感しました。もう尊敬しかありません。

取材班

仕事を通じて尊敬できる、素敵な上司・先輩に出会ったのですね。
佐々木さんの今後の益々の成長・活躍を楽しみにしています。頑張ってください!

佐々木さん

ありがとうございます。
いまは、もっと施工技術を上げ、対応できる工事の種類を増やし、アフターサービス課の一員として活躍の幅を広げることを目標としています。そして、アフターサービス課、メンテナンス事業部、全社に影響力を発揮できるような存在になっていきたいです。
これからも頑張ります!

この記事のまとめ

働くとは何か。自分が何をしたいのか。入社時に定まっていない方も多いのではないだろうか。社会に出て仕事と向き合った時に、はじめて答えが見つかるのかもしれない。
新人賞を受賞した佐々木さんは、仕事を通じて「周囲の期待に応えたい。自分が成長し、組織貢献したい。」という自身が頑張る理由や原動力を見つけていた。「一人立ち」という目標を達成するために、いまなにをすべきか。佐々木さんは、目の前にある仕事・いまできることに全力で取り組む中で、仕事のやりがい・価値を自分なりに見出したのである。そして、素晴らしい成長を遂げ、新人賞を獲得した。新人賞を受賞することは目標ではなく、ただの結果にすぎない。佐々木さんからは周囲への感謝の気持ちとともに期待以上に成長し、組織貢献したいという前向きな意思を感じた。佐々木さんの今後の更なる成長・進化が楽しみだ。

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