文化として根付いた活動を大切に ゴミゼロプラス運動 実施レポート
- 今年で16年目を迎える文化として根付いたCSR活動
- 地域社会への感謝を忘れずに。地域に根差した活動を継続することに意味がある。
- ゴミが落ちていることに気づくことができるか。活動を通じて心を磨く。
アイジーコンサルティングのゴミゼロ運動とは
取材班 「ゴミゼロ運動」の活動内容について教えてください。またどのような経緯で始まったのですか?
恒川さん この活動は「地域社会に何か貢献できることは無いか」という社員の声がきっかけで、全社に波及した取り組みです。日本ではCSR(企業の社会的責任)が2003年頃から言われ始め、弊社でもCSR活動に積極的に取り組んでいこうとしていた時期であったので、私たち企画チームが発案し、企業としてすぐに取り組めるCSR活動の一環として、2008年5月より地域清掃活動に開始しました。
活動内容は、毎月「ゼロ」の付く10日・20日・30日の朝、店舗近隣の清掃を行うというものです。また5月30日の「ごみゼロの日」と10月20日の「リサイクルの日」には「ゴミゼロプラス」と題し、いつもよりも時間もエリアも拡大して清掃活動も行っています。
取材班 ごみゼロ運動をはじめて16年目とのことですが、活動はすぐに社内で根付きましたか?
恒川さん ゴミゼロ運動が習慣化し根付くまでに数年かかりました。最初は掃除道具を揃え、各店で環境リーダーを決めて清掃活動を行いましたが、すぐには定着しませんでした。企画メンバーが前日に呼びかけを全社配信し、年2回の「ゴミゼロプラス運動」ではポスター作成や社内広報で盛り上げました。地道な発信と活動を続けた結果、自然と社内に「文化」として根付き、各店が自発的に活動するようになりました。コロナ禍で一時自粛しましたが、現在も続いています。
取材班 地道な働きかけが功を奏したのですね! 今回のゴミゼロプラス運動も各店で実施されたんですよね。
恒川さん はい。「ゴミゼロプラス運動」は特に各店舗に実施を強制はしていないのですが、皆さん主体的に行ってくれています。通常のゴミゼロ運動では、なかなか店舗メンバーが揃って活動をすることが難しいので、この年2回の「ゴミゼロプラス運動」はより多くのメンバーが参加できるように場所・時間を工夫して取り組んでいる店舗が多いです。どこの場所で、どのくらいの時間をかけて活動するかは各店の自由です。無理のない範囲で各々で決めてもらいます。
今回も各店の環境リーダーが、企画し実施してくれました!各店の様子の一部をご紹介させていただきますね!
ゴミゼロプラス運動 活動レポート
ここからは2024年5月30日行われた各店の活動の様子をご紹介します!各店の環境リーダーの皆さんから活動についてのコメントもいただいています。是非ご覧ください!宮原さん 沼津店から沼津駅周辺のゴミ拾いを行いました。定期的にゴミゼロを行っているものの、オフィスの隣の駐車場や通勤で歩いている道にもよく見るとゴミが目立ちました。一般道の周辺はタバコの吸い殻などの小さなゴミばかりですが、一本中に入ると壊れた傘や飲みかけのペットボトルなど明らかなポイ捨てが目立ち残念です。ゴミゼロに限らず訪問先でのゴミ拾いを習慣化していきたいと思います!
森田さん 東京事業本部は渋谷にあります。今回は大通りから一本入った路地を中心に清掃活動を行いましたが、意外にもゴミが少ない印象でした。きっと大通りはパーティーピーポーたちの宴の後が多くあるんだろうと思い、次回はそちらも清掃してみようかと思っています。外国の旅行者の方が多い渋谷で、まさに目の前でポイ捨てしようとする方が!素敵なイングリッシュでコミュニケーションをとって、綺麗な日本を保つことができました。
吉村さん 5月30日に岡崎支店にて、ごみゼロプラス運動を行ないました。通常のごみゼロから範囲と時間を増やして行ないましたが、仕事の都合で参加できたメンバーは残念ながら少なめでした。しかし皆んないつも以上に張り切ってたくさんのゴミを集めてきてくれました。ごみゼロを終えたメンバーは清々しい笑顔でした!
橋本さん あいにく雨のなかメンテナンス事業部とアイジースタイルハウスメンバー合同で530+行いました。見た目は綺麗でゴミがないと思っていましたが、草むらや側溝の見えないところにゴミが沢山溜まっていました。豊橋市は、ゴミゼロ発祥地なんです。合言葉は、「自分のゴミは自分で持ち帰りましょう。」
池田さん コロナ禍明け久々の活動でしたが、もともと環境への意識が高い地域なので、ひどい汚れや散乱などの無い中での実施となりました。それでも、この人数で手分けすると、ゴミ袋の半分ちょっとくらいの回収ができ、きれいな地域をさらにきれいにするのに貢献できたと思います。
文化として根付いたゴミゼロ運動
恒川さん 今回ご紹介したのは、ほんの一部です。各店舗でゴミゼロ運動に意欲的に取り組んでくれています。アイジーに入社すると「トングさばきが上手になる!」とも言われています。ゴミ拾いをする中で自然と培われる技術です。
やはりゴミを捨てる人でなく拾う人でありたいですし、ゴミ拾いが習慣となると、日々の現場でも細かなことに気づくことができるようになるんですよね。足元のゴミを拾う、小さなことの積み重ねを大事にする。ゴミゼロ運動は、様々な気付きを与えてくれる、心を養う場にもなっています。
写真を見ていただいて分かるように皆、楽しんでごみゼロ運動を行っています。
活動を通じて「地域社会、ゴミの問題について考える。」だけでなく、店舗内のコミュニケーションの醸成にも役立っているようです。
弊社の掲げる企業理念"for LONG ずっとで価値ある未来を創る"にもあるように、些細な活動ではありますが、より良い未来をつくるため、このゴミゼロ運動も"ずっと"続けていきたいと思います。これからも地域社会への感謝を忘れず、社内に根付いたこの文化を大切にしていきたいです。
アイジーコンサルティングのゴミゼロ運動はて今年で16年目を迎えます。最近では、近所の方に声をかけていただくことも増え、地域との交流にも繋がっています。地域社会への感謝を忘れず、地域社会に貢献していく。一過性のものではなく、この活動をずっと続けることに意味があると考えます。「ひとつ拾えばひとつだけきれいになる」社会貢献・地域貢献の一環として、ゴミゼロ活動を今後も実施していきます。