「社員を大切にしてくれる会社だから働き続けることができた」永年勤続20年を迎えて思うこと 

DATE : 2023.08.10
目次
アイジーコンサルティングには、勤続20年社員を称える永年勤続表彰がある。毎年7月の社員総会で表彰が行われ、今年は5名の永年勤続社員の表彰があった。今回、20年という長きにわたりIGを盛り上げ支えてくれている社員を代表し、シニア正社員として働く吉田さん、派遣社員から子育てを経て正社員となった川井さんの2名に20年を振り返って話を伺った。
この記事のPOINT
  • 20年前から変わらない「人を大切にし続ける」社風
  • 社員が働きやすい環境へと時代に併せて進化する
  • 永年勤続の秘訣は自身の仕事のやりがいを見出すことができるかどうか
この記事に登場する人
吉田伸
メンテナンス事業部 名古屋支店 法人営業
2003年に同業他社からアイジーへ転職。住宅メンテナンス営業を経て現在は法人営業としなる。60歳を過ぎた今もシニア正社員として活躍中。
川井文美
コールセンター
派遣社員として半年間アイジーで働いた後に2003年に入社。総務課を経て現在はコールセンター課で「会社の玄関」として活躍中。

永年勤続20年。入社当時を振り返る

株式会社アイジーコンサルティングへ入社し、20年を振り返る

取材班 アイジーコンサルティングに入社され20年。永年勤続、おめでとうございます。
お二人はどのような経緯でアイジーへ入社されたのでしょうか。

川井 私は前職で幼稚園で働いてたのですが、『会社』と呼ばれる場所で仕事をしたら社会勉強になるかな?という動機と、子育てと両立したいという想いで派遣会社へ登録をしました。そこで縁があって入社したのがアイジーコンサルティングです。
はじめは腰掛け程度で何年か働いたら幼稚園に戻るつもりだったので、軽い気持ちでしたが気づけば20年です。派遣で半年間働いた後、正社員登用をしていただいたのですが、当時はまだ息子が小さかったので、仕事と子育てをバランスよく両立したいという想いもあり時間での勤務に変えてもらいました。そして子育てが落ち着いた後に再度正社員として働かせていただいて今に至ります。

取材班 子育てと仕事の両立、パートタイム勤務を経て現在は正社員として活躍されているのですね!
吉田さんの入社の経緯はいかがでしょうか。

吉田 私は前職もシロアリ防除会社で働いておりまして、前職でお世話になった上司から誘われてアイジーコンサルティングに入社しました。同じ業界からの転職ですね。名古屋支店に住宅メンテナンス営業として配属され、後に法人営業に部署異動はしていますが、在籍店舗は変わることなく20年間名古屋支店で勤務しています。

永年勤続20年表彰のスピーチをする吉田さん
永年勤続20年表彰のスピーチをする川井さん
アイジーコンサルティングの入社直後の印象とは

取材班 アイジーコンサルティングに入社した当時の印象はいかがでしたか?

川井 私が派遣社員として派遣されたのは2002年で、分社化していた事業をアイジーコンサルティングに統合するための社内整備・準備要員として総務部に配属されました。
入社当時はまだ旧社名イノウエコーポレーションだったのですが、入社から2か月後の10月1日に統合が決まっている状況でした。入社当時は「はいイノウエコーポレーションです」と電話を受けていたのですが、10月からは「アイジーコンサルティングです」と。会社として切り替えのタイミングで、バタバタしていたのを覚えています。
入社当時の印象は、社員の皆さんがフレンドリーだなと感じました。本社・総務は社外の方も営業所の社員の方も多く出入りするのですが、気さくな方が多かったですね。

吉田 私が入社したのは、名古屋支店の業績が芳しくなく店としての活気が失われていた時期で、当時の社長(現在の相談役)が名古屋支店の朝礼に参加された際に「名古屋は暗いから業績も上がらないんだよ」と喝を入れられたのを覚えています。人の入れ替わりも激しく、組織統合前の移行期で色々変化もありバタついていたのだと思います。
また、お客様のリストなども未整備で、シロアリ5年保証の満了時期のお客様の点検に行きたくても、その該当のお客様を探すのに苦労しました。

川井 確かにその当時、お客様の情報・資料は紙で保管されており、今のようなデータ管理もされておらず、現場任せでしたよね。総務から各営業へ出向き、顧客資料・リスト整理を行ったのを覚えています。今では考えられませんよね。

社員総会にて 永年勤続20年表彰を受ける川井さん

入社当時と変わったこと・変わらないこと

20年間の間にアイジーコンサルティングはどう進化したのか?また変わらないこととは!?

取材班 入社当時と今で変わったと感じることを教えてください。

川井 入社当時と変わったことは、年々会社らしくなっていくなと感じています。お客様情報リスト、備品・社有車の管理など、この20年間で社内整備がしっかりとされ、会社としての体制も、働く環境も整ったなと感じています。

吉田 私も働く環境、特にどんどん福利厚生制度が手厚くなっていくなと感じています。リフレッシュ休暇制度が出来たり、残業削減を推進したり、社員が働きやすい環境を会社が作ってくれているんですよね。入社当時は売上が上がっていないと帰りづらいといった雰囲気もありましたが今は、そんなことはありません。本当に「社員・人」を大切にしてくれています。そんな経営をしている、福利厚生も充実している会社だからこそ、勤めやすくて定年を過ぎても働き続けることが出来ているのだと思います。

川井 近年では、各営業所のオフィス化も進み、オンライン会議用の個室ブースができたり、休憩スペースができたりと、会社が社員のために働く環境にも投資してくれています。本当にありがたいことですよね。

取材班 変わらないと感じていることはどんなことですか?

川井 働く環境は変化がありましたが、会社が社員に寄り添ってくれる、社員のことを思ってくれているというのは、以前から変わらない部分です。総務課では皆がバラバラの仕事をしていても、互いに助け合い、声をかけ合い、フレンドリーなだけでなく業務でも協力し合う良い環境でした。もちろんコールセンターでも同じです。また上司の方も色々気にかけてサポートしてくれるんですよね。相談しやすい環境は変わりません。

吉田 変わらないのは老舗のプライドです。プライドを捨ててでも売上をとにかく上げるという考えは一切なく、誠実さをもって、お客様の住まいを守るためのサービスの提供・提案をしていることです。そこはリフォーム・新築・不動産と事業領域が拡大してもブレない部分ですよね。

仕事への向き合い方・やりがいとは

「会社の玄関」として。プライドを持ってIGと顧客を繋いでいく

取材班 川井さんの仕事のへの向き合い方について教えてください。またやりがいに感じることはどんなことでしょうか。

川井 私は「会社の玄関」であると常に意識して仕事をしています。
総務の時は、「対社員」のために仕事をしている感覚でした。リース会社様など社外の方と打ち合わせをすることもあったので、「会社の玄関」ということを意識して働いていました。
そしてコールセンターでは、お客様に点検のアポイントを取る業務をメインとして行っているため、今度はお客様ととても近い距離でお仕事をするようになりました。「会社の玄関」、特にお客様との窓口としてお仕事をしている意識を持ち、言葉や声のトーン・声の暖かさにより気をつけるようになり、責任感をもって仕事をしています。

取材班 総務もコールセンターも窓口ですね。「会社の玄関」としての心構え、素敵です!確かに玄関が汚いとガッカリします。玄関が綺麗だと続く点検・施工へと気持ちよく進むことができます。とても意義・価値のある仕事ですね!川井さんがやりがいに感じることはどんなことでしょうか?

コールセンター内の様子
電話対応は笑顔で!アイジーの玄関としての対応を

川井 お客様との電話の中で、質問に対して説明ができ、お客様に安心感と納得感を感じてもらえた時です。お客様の不安を払拭できた、お客様に理解いただけたかどうか、電話でも分かる瞬間があるんです。そういう時は、お客様から「あなたの名前は?」と聞いてくださることが多いですね。また建築会社様からの問い合わせも多いのですが、その際の対応で説明に納得いただき、感謝いただくことがあると嬉しいです。お客様・建築会社様との窓口としてお役に立てたことに対して嬉しく思いますし、やりがいを感じます。

吉田 ほんと、コールセンターは、安心・信頼のおけるアイジーの玄関です。
法人営業の立場からしたらコールセンターには感謝しかありません!!新築シロアリ防除工事の施工受付・段取りや、定期点検のアポイントまで、コールセンターが請け負ってくれるから法人営業は安心して建築会社様から仕事をいただくことができるんです。コールセンターが無かったら成り立たないですよ。川井さん、いつもありがとうございます!

川井 20年前にはコールセンターという部署は無かったですもんね。施工の手配も点検のアポイントもすべて現場の施工・点検担当者が全部行っていましたもんね。それぞれの持ち場で最高のパフォーマンスを発揮する、そのための体制が今は築かれています。組織に貢献できているのであればとても嬉しいです。

周囲・働く環境への感謝を込めて 毎朝の洗車は心の現れ

取材班 続いて吉田さんに伺います。
吉田さんの仕事のへの向き合い方について教えてください。またやりがいに感じることはどんなことでしょうか。

吉田 私がやりがいに感じることは、建築会社様と新規提携をし、アイジーのお客様を増やすことができたときです。新規開拓・提携は容易いことではありませんが、建築会社様から信頼を得て仕事を任せていただいたとき、建築会社様のお客様の点検をお任せいただけたときは嬉しく思います。
住宅メンテナンス営業時代、点検するお客様のリストが無く苦労した経験があります。また建築会社様・お客様から信頼され工事をいただけることのありがたさも感じています。建築会社様と提携し、お客様を増やしていくことは法人としての一番の使命だと思っています。
建築会社様との長く良好な関係を築いていくことも、仕事のやりがいですね。

取材班 法人営業は建築業者様とアイジーを繋ぐ窓口ですね!素晴らしいです。吉田さんは、毎朝社有車を洗車されていますよね。何か想いがあるのでしょうか。

吉田 やはり車はキレイなのが良いですよね。社有車は会社の顔ですし。アイジーでは会社から新車の状態で社有車を貸与していただけるのですが、とてもありがたいですよね。大事にしたい、そう思っています。社有車だけではなく、会社から支給されるiPadや携帯などの備品なども当たり前だと思ってはダメですよね。
備品だけでなく自分の仕事をサポートしてくれるコールセンターや事務、共に働くメンバーの存在は当たり前ではないんです。会社・周囲への感謝を忘れてはいけない、それは常に心に置いています。

社有車の清掃は吉田さんの始業前の日課。

川井 私たちは過去を知ってるから、今、どんどん働きやすい環境へ変化していくことに有難みを感じます。若い社員の方は、この環境が当たり前と感じているかもしれません。時代に合わせてiGはより働きやすい環境へ整えてくれています。そこへの感謝は忘れずにいたいです。

取材班 現在、吉田さんは「シニア正社員」として働かれていますよね。正社員とは違いがあるのでしょうか?また60歳を過ぎて働き方に変化はありましたか?

吉田 シニア正社員と正社員はそこまで大きな違いはありません。変わらずフルタイムで働いています。実は、私が60歳になった当時はシニア正社員制度がなく、一度パートになったんですよ。その後、シニア正社員制度ができたため、シニア正社員として戻った形です。

川井 2021年1月に新たに導入されたんですよね!吉田さんが先駆けとなり、社内の新しい体制ができたんだと思います。吉田さん立派!

吉田 60歳を迎えるにあたり、このまま仕事ができるのか初めは不安だったのですが、会社の雰囲気が変わらず働くことを歓迎してくれる雰囲気がありましたので、安心して働くことができています。
現在、社内ではどんどんIT・DX化が進み、パソコンを使用せずiPadでの業務一本化となるなど変化も早いですが、若手社員にフォローしてもらいながら、変化に対応できるよう頑張っています!

今後の展望

働きやすい環境×働きがい=長く働ける会社

取材班 最後に今後の展望を教えてください。

吉田 私は現在63歳で、65歳のシニア正社員の登用期限まであと2年ほどなんですね。それまでは働き続けたいです。65歳を区切りに一度仕事を休業して長旅ができたらいいなと思っています。3人の子どもたちも独立していますので、仕事から一旦離れ自分の余暇を楽しむ時間を持ちたいですね。そして、余暇を楽しんだ後は会社に求めていただけるのであれば、貢献できるのであれば働き続けられると良いなと思っています。
老後のためにはお金は必要ですが、仕事もプライベートもバランスよく楽しんでいきますよ。

川井 私はコールセンターとしての役割・領域を拡大させたいです。現状では建築業者様から依頼をいただいている代行点検のアポイント業務が中心ですが、全ての点検管理・点検アポイントをコールセンターで担えるようになりたいです。現状は各営業所にて住宅メンテナンス営業が帰社後に夕方~夜にかけて点検のTELアポを行うことがあると聞いています。現場のメンバーはお客様とのリアル接点に集中してもらい、残業も無く帰宅できるように、コールセンターは対応の幅が広がり組織としてより強固な玄関となるのが理想です。現状維持ではなく個人としても組織としてもステップアップを今後も目指します。

この記事のまとめ

アイジーコンサルティングの変わらない「人を大切にする」社風、時代と共に変わる「働く環境」。子育てとの両立ができるように、60歳定年後も安心して働けるように会社は社員が働きやすい環境を作ってくれている。永年勤続20年を迎えたお二人からは、会社・共に働くメンバーへの感謝と共に、自身の仕事への誇りを感じた。やりがい・使命感を持って働くベテラン社員たちは頼もしく輝いている。

人生100年時代、2025年には65歳定年が義務化となる。今後、働き方の多様化が進むだろう。
長く働くには会社の制度や環境整備は必須である。それと共に仕事に対して個人のやりがい醸成も必要だと感じる。
これからも人を大切にし続け、長く働き続けられる会社でありたい。

関連記事:2022年 永年勤続表彰の記事はこちら
永年勤続20年を迎えて ~当時から変わらないこと、進化を遂げたこととは~

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