はままつフラワーパークで配属式! 関わる人との「心地よい関係性」を体現した企画の裏側に迫る
- 配属式をフラワーパークで行うことになったきっかけ
- 地域との関わりを深める
- 「やっちゃえ、自由に」
- 心地よい関係性を追求し続けること
- 地球品質の実現に向けて
はままつフラワーパークで配属式!企画のきっかけは?
取材班 はままつフラワーパークで配属式を執り行うということは、いつ頃から企画していたのでしょうか?
高木さん 配属式にフォーカスを当てたのは3月頃ですが、昨年からずっと「IG STYLE HOUSE」の強みや価値をカタチにできる企画を考えてきました。
取材班 配属式に限定した取り組みではないということでしょうか?
高木さん そうですね。私たちの強みや価値について共通認識を持つために議論し、「人と人との関わり合い」や「心地よい関係性」つまり、ヒューマンウェアに力を入れているところだと再定義しました。それを体現する様々なアイディアを募り、そのうちのひとつが、今回の配属式です。
取材班 たしかに「心地よい関係性」という点について、今回の配属式で、社員同士の距離や関わりから感じることができました。
高木さん まさに、その関係性づくりはお客様に対してだけでなく社員間でもそうあるべきです。その価値観が、今回の配属式で社員にも社外の方にも伝わっていればいいなと思います。
取材班 地域との関係性という面でも、はままつフラワーパークでの開催は企画に合っていたと感じます。
高木さん そうですね。理事長の塚本こなみさんとご縁があり、フラワーパークさんにベンチの寄付や東屋の提供を行っています。(▶ 詳しくはこちら)地域の素晴らしい施設であるフラワーパークさんとのそういったつながりを実感できること、そして来場者の方と関わることによる地域とのつながりも、実現できたと思います。
取材班 東屋で休憩されている方や、ベンチに腰を掛けて配属式の様子を見てくださっている来場者の方々がいらっしゃいましたね。
高木さん 新入社員の子たちに「ベンチ寄贈してます」「東屋寄贈してます」と言ったところで、実体験がありません。実際に、地域とのつながりを肌で体験してもらう機会になってよかったと思います。
やっちゃえ、自由に
取材班 今回の運営チームは、高木さん以外の4名は入社2~3年目の若手社員中心で構成されていますよね。それにも狙いがあるのでしょうか?
高木さん はい。今年のライフプラン事業部のスローガン「やっちゃえ自由に」を配属式でも体現しようと話していました。じゃあ誰が企画・運営する?となったときに、入社して間もないメンバーたちが自由に発想して企画して運営していることこそ「やっちゃえ自由に」の体現になると考えて、チームが構成されました。
取材班 運営チームの動かし方から「やっちゃえ自由に」を見せたかったということですね。実際に自由にできたのでしょうか?
高木さん 自由にやってくれていたと思います。私がリーダーという役割だったのですが、上司の林部長から「リーダーこそ若手の想像を超えるような突飛なアイディアを出して、幅を広げないといけない」と言われて一生懸命考えたんですけど、全然浮かばず(笑)一番最初に行ったアイディア出しの時点で、若手メンバーの方がとても自由でした。
取材班 実現できるかわからないけど、アイディアとして出してみるという勇気が必要ですよね。
高木さん 「できるかどうかわからないけど、出してみよう」と思える環境も大切だと思います。みんなから出てきた自由な発想を見て、私の役割は、みんなのアイディアをどう実現できるかを考えることだなと感じましたね。
参加した社員の反応はいかに
取材班 新入社員からの反応はどうでしたか?
高木さん わざわざフラワーパークを借りて、盛大に配属式を行ってくれたのが嬉しかったと言っていましたね。
取材班 入社式でもここまで盛大に行う企業は少ないですよね。先輩社員からはどういった感想がありましたか?
高木さん 実は、先輩社員からの方が反応が良かったのではないかというくらいでした。みんな、塚本こなみさんの講演にも心を打たれていましたね。感動を生み出すことって大きな何かを成し遂げることではなくて、小さな小さな積み重ねだということを理解してもらえたのかなと思います。また、話を聞いてからフラワーパークを見ることで、頭で理解した話と目で見て感じる感動が繋がるというのも素敵な体験になりました。
取材班 「IG STYLE HOUSE」の強みや価値、ライフプラン事業部らしさの体現は実現したのでしょうか?
高木さん 存分に体現できたと思います。
取材班 どういったところが「らしさ」だったのでしょうか?
高木さん 今回一番色濃く出たのは、手づくり感ですね。コロナ禍以前は、「お客様感謝際」というイベントを毎年行っていました。出店を出したり、共同作業で大きい絵を描いたり、ヒマワリの種を植えたりするんです。そのように、みんなで一致団結をして1つのことをするというのが「IG STYLE HOUSE」らしさであることを再認識できました。コロナで閉鎖的になっていた催しだったので、久しぶりに帰ってきたような気持になりましたね。
取材班 会場の飾りつけやセッティングも、手づくりの温かみを感じました。
高木さん 「結婚式のような感動を」というテーマだったので、ウェディングプランナーを呼んで企画から現地の飾り付けまで行ってもらうというやり方もできましたが、そこを自分たちでやるというこだわりを持って設営しました。社員の写真や、オーナー様との写真を並べていたので、新入社員と見てくださっている来場者の方々に少しでも会社の雰囲気や心地よさを感じてもらえていたら嬉しいです。
配属式を終えて
取材班 運営として、配属式を終えてみてどうでしたか?
高木さん 初めてのことだったので、正解がありませんでした。だから、「らしさ」をいかに追及するかというところを突き詰めました。そして、ただ新入社員の皆さんに喜んでもらうだけではなくて、企画として外部にどう見せていくのかというところも意識して、新聞社に声をかけたり、プレスを打ちました。結果的に、取材に来ていただいて、メディアとのつながりを持てたというところもよかったです。当日は運営でいっぱいいっぱいだったので、終わってから、参加した社員みんなから「本当に良かったよ」と言ってもらえて、やっとそこで「うまくいったんだな」という実感が得られました。
取材班 運営としての目的は達成できましたか?
高木さん はい。新入社員にアイジーコンサルティングという会社を好きになってもらうこと、社員みんなで迎え入れること、こういう面白い会社があるということを社外に見せること、という3つの目的を達成できたと思います。一安心です。
取材班 来年の企画はもう考えているのでしょうか?
高木さん 色々考えていますが、まだ内緒です!(笑)
取材班 今後、関わる人にどんな価値を提供していきたいですか?
高木さん やはり私たちの提供価値である「地球品質」、人を理解し心地いい社会を実現していくことですね。お客様も、地域の方も、社員も、取引企業様も、関わる全ての人と心地いい社会や心地いい関係性を創っていくことを目指します。それを受けてどう感じるかは人それぞれですが、「心地よさ」というのは万人に受け入れられるものだと思っています。閉塞感がある社会や、この先の地球の環境問題、住宅業界の労働状況など、不の様々な問題や課題を心地よさで包括できる世の中が理想です。
はままつフラワーパークで配属式の企画のきっかけから運営の裏側に迫るインタビューであった。今回のはままつフラワーパークでの配属式は、IG STYLE HOUSEの強みや価値をカタチにする取り組みの一環であり、人と人との関わり合いや心地よい関係性に重点を置いていた。今後も、このような取り組みを通じて、お客様、地域、社員同士との関係性が深まり、心地よい社会や関係性を築いていくだろう。来年の配属式が今から楽しみだ。