10年以上続く清掃ボランティアの原点に、創業時から受け継がれた“人助けのDNA”

DATE : 2025.01.31
目次
アイジーコンサルティング横浜支店では、毎年恒例となる岸根公園の清掃ボランティアを2024年12月に行いました。10年以上にわたって続けている同ボランティアには、創業時から連綿と会社に受け継がれてきた“人助けのDNA”が存在しています。アイジーコンサルティングが大切にするボランティア精神について、同支店の従業員が語ります。

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この記事のPOINT
  • 横浜支店の全25人で岸根公園の清掃ボランティアに参加
  • 創業時の「社会の役に立とう」というDNAがボランティアの原点
  • ボランティアを通じて、会社の精神を体現していきたいという思い
この記事に登場する人
相川 祐也
メンテナンス事業部 横浜支店 アフターサービス課 主任
2007年入社。神奈川エリアを中心とした関東地方の施工を担う。神奈川エリアのアフターサービス課チームを導く頼れるリーダー。趣味は楽器演奏。コーヒーを淹れるのが得意。
重田 波宏
メンテナンス事業部 横浜支店 住宅メンテナンス営業 チーフアドバイザー
2001年入社。床下環境改善、外壁塗装、リフォーム、住宅メンテナンスのことならお任せあれ。知識経験豊富な頼れるベテランアドバイザー。趣味はオフロードバイク、ソルトルアー、芝刈、自家焙煎珈琲、アクアリウムなど、幅広い。
荒川 拓也 
メンテナンス事業部 横浜支店 住宅メンテナンス営業
2017年入社。「お客様の大切な住まいを守る」住宅アドバイザーとして日々奮闘。社内提案改善委員会「提案.curu」プロジェクトメンバーとしても活躍。趣味は旅行、料理、柔道。

ボランティアは「誇れる活動」

取材班

以前も本サイトで記事にしましたが、アイジーコンサルティング横浜支店の岸根公園のボランティアは10年以上続いているんですよね。はじまりは、どういうきっかけだったのでしょうか。

重田さん

会社から、何か地域でのボランティア活動をしませんかと提案を受けた時、地域住民の憩いの場所になっている公園で清掃ボランティアをするのはどうかと当時の横浜支店メンバーと共に企画しました。気づけば、あれから10年以上経つんですね。

相川さん

その際に、公益財団法人横浜市緑の協会さんに、どの公園で清掃するのがいいかを聞いたところ、横浜支店の近くで広い岸根公園がいいのではないか、と紹介していただいたと重田さんから聞いています。

取材班

そうだったんですね! 今では、すっかり、年に1回の恒例イベントのようになっていますね。横浜支店の全25人が参加しているんですよね?

荒川さん

そうです。急に予定が入った場合を除いて、基本的にみんなで参加しています。

取材班

以前の記事にも書いてありましたが、従業員からネガティブな反応がないのがすごいですよね。

相川さん

みんな、楽しんでやっていますね。特に、オフィス内での仕事が中心の職種の人は、新鮮な気持ちで参加できるみたいです。

重田さん

会社として地域貢献・ボランティア活動を推奨してくれているので、就業時間内に活動できることもありがたいですね。みんな、清掃活動に参加したくて、仕事に支障が出ないように予定を調整して意欲的に参加しているくらいです。

相川さん

たしかに。毎年、誰かが「そろそろ、やりませんか?」と声を上げてくれるのもありがたいですよね。

取材班

横浜支店に根付いた文化ということなんでしょうね。

荒川さん

普段、外に出ている時間が多い自分からしたら、いつもはあまり話せない従業員とも話すことができるので、コミュニケーションの時間としても有意義なんですよ。

重田さん

それもあるよね。ボランティアは誇れる、価値ある活動だと思っています。

まずは大まかに落ち葉を集めます!
そして、ごみ袋へ……って、ほうきはギターじゃなーーい!

震災ボランティアにも会社全体で参加した過去

取材班

おぉ〜〜、そう言い切れるのはすごいことだと思います。みなさん、過去にボランティアに参加した経験って何かあるんでしょうか?

荒川さん

自分は岸根公園以外にないんですけど、相川さんと重田さんはあるんですよね?

相川さん

2011年の東日本大震災の時に、現地のボランティアに行きました。その時は、会社の有志で行こうということで、会社の半数が挙手してボランティアに行った記憶があります。

重田さん

私も東日本大震災、2016年の熊本地震の時に会社を通じてボランティアに行きました。会社としては、ほかにも2003年の宮城県北部地震、2004年の新潟県中越地震、2007年の能登半島地震にもボランティアとして社員を派遣しています。

取材班

そうだったんですね……! それはもう、横浜支店だけではなくて、会社の精神に通ずる話になってきますね。

重田さん

そうです、そうです。利益ありきじゃないんですよ。代表がよく「名利を追わず誠実なるを持って活動原則と為す」と社員総会で話してくださるのですが、そこにはアイジーコンサルティングの創業時の精神があるんです。

取材班

創業者の満尾計左次は、木造の橋や鉄道の枕木がシロアリによって崩壊するのを食い止めようと駆除方法の研究を始めたのですよね。「商売になるから」という動機ではなく、社会の役に立とうという使命感で事業を始めました。

重田さん

そこだと思うんですよね。だから、特別なことをしているつもりはないんです。当たり前のことをしているだけで。

「誰かの役に立ちたい」という気持ちを持ち続けたい

取材班

岸根公園の清掃をしている時、地域の人に声を掛けられることはありますか?

相川さん

小さいお子さんやご年配の方から「ありがとう」と、声を掛けていただきます。落ち葉の季節は2時間で40〜50袋溜まるので、目立つというのもあると思います。

重田さん

公園の近くで交通整理をしているおじいちゃんが、掃除をしているのを見ていてくれたみたいで、私を見ると「掃除の人」と言ってくれます(笑)。

荒川さん

自分は中学生の時に岸根公園で持久走大会をしていたので、そこを掃除するのってなんだか感慨深いです。大人になったな、と。

この倍以上のごみ袋が最終的には集まりました!
取材班

感謝の言葉を掛けていただけると、うれしいですよね。アイジーコンサルティングとしても、2008年から「ゴミゼロ運動」と称して、年に2回の清掃ボランティアを各支店で実施しているのですが、横浜支店はそこから自然に派生して年に1回の岸根公園の清掃をしてくれているので、他の支店から「横浜すごいな」という声が上がっているくらいなんですよ。

重田さん

誰かの役に立ちたいという気持ちが一番なので、うれしいです。誇らしいことをすることで、より会社が好きになれるというか。愛社精神につながっている、と感じています。

相川さん

会社から「そんなことしなくていい」なんて、言われないですもんね。むしろ、応援してもらっているので、ありがたいです。地域に貢献できているのなら幸いです。

重田さん

普段の仕事もね、誰からの役に立ちたいという思いが一番にないと、うまくいかないから。そういう、我が社の根っこみたいなものに共感できる人が横浜支店には多いのかもね。

荒川さん

自分は、正に誰かの役に立ちたいという気持ちが自分のなかにあることを、ボランティアで見つけました。

相川さん

自分たちの活動が他の支店にもいい影響を与えられるなら、うれしいよね。会社に脈々と受け継がれてきた精神を体現したいと思っています。

この記事のまとめ

清掃ボランティアの取材と思いきや、創業時の精神の話にまで話がさかのぼり、取材班は「とてもいい話を聞いたぞ」という気持ちになりました。一つひとつの活動に理由や動機があると長年にわたって継続できるという、いい例だと思います。

今後、横浜支店では5月30日の“ごみゼロの日”にも清掃ボランティアをしようか検討しているそうです。各支店のフラッグシップモデルを目指す横浜支店の今後を、本サイトではこれからも追っていきます。

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