【レポート】天竜中学校の生徒さんへフィールドワークを実施しました。

DATE : 2022.12.05
目次
10月13日・14日、浜松市の天竜中学校の生徒さんをお招きしてフィールドワークを行いました。

計11名の生徒さんが、2日間に分けてアイジースタイルハウス浜松スタジオ「EMOTOP浜松」へ来社され、建物内の見学や社員との交流を通して職業観を学んで頂きました。その様子をレポートします!

▼ダイジェスト動画
この記事のPOINT
  • 天竜中学校様からのオファーにより実現したフィールドワーク。
  • ただの職場見学ではなく、地球品質の家を身体で感じていただいた。
  • 未来への希望と不安を率直にぶつけてくれた、質疑の時間。
  • 今日の経験が、未来の選択に役立つことを願って。
この記事に登場する人
鈴木結生
株式会社アイジーコンサルティング
建築事業部 営業事務主任
2013年入社。建築事業部全エリアの営業事務を務めており、部署間の連携やお客様とのやりとりをスムーズに行うための影役者的な存在。13日のフィールドワークを担当。
武内貴珠子
株式会社アイジーコンサルティング
建築事業部 新築営業
2015年入社。入社以降~現在まで、新築営業としてお客様の家づくりをプロデュースし続けている。お客様の幸せを一途に追求する姿勢が、社内外からの信頼に繋がっている。13日のフィールドワークを担当。
元野月乃
株式会社アイジーコンサルティング
建築事業部 新築営業
2021年入社。1年目で新人賞を受賞した、バイタリティに溢れた若手社員。実家の家づくりをきっかけに入社し、現在は自分が家づくりをプロデュースする側に。14日のフィールドワークを担当。
彦坂尚
株式会社アイジーコンサルティング
建築事業部 設計
2022年中途入社。建築関係の仕事に従事し続ける中で、「自分が本当に建てたいと思える住まい」を建てる仕事に就きたいと考え、アイジースタイルハウスへ入社。14日のフィールドワークを担当。

フィールドワークとは?

天竜中学校様の生徒さんをお迎えして実施した今回のフィールドワークは、天竜中学校様からアイジーコンサルティングへオファーをいただき実現しました。

フィールドワークは、地域の企業・事業所の見学やそこに務める社員との交流を通して、勤労観や職業観について学ぶことを目的としております。生徒さんからの質問にお応えしながら、EMOTOP浜松の中をご案内して「働くイメージ」を身に着けてもらいました。

アイジー社員は、日頃からお客様やそのご家族様と接する機会が多いため、緊張していた生徒さんともすぐに打ち解けて、和やかな雰囲気でフィールドワークが進んでいきました。

当日の様子については、アイジースタイルハウスのサイトでも取り上げました。合わせてご覧ください。
天竜中学校の生徒さんへフィールドワークを実施

フィールドワークの様子ーEMOTOP見学編ー

中学生の生徒さんが、大人が働く職場の中へ入ることは数少ない体験かと思います。

最初は誰もが緊張している様子でしたので、緊張をほぐす観点からもまずはEMOTOP浜松の中を見学して頂きました!
10/13 EMOTOP浜松内を見学する様子
「ここがダイニングで・・・」と間取りをご説明しながら、使われている木の種類・なぜ自然素材を使うのか?などを口頭でご紹介していきました。皆さん、それぞれのご自宅と比べながら珍しそうに見学をされていました。

フィールドワークー座学編ー

一通りの見学を終えた後はリビング・ダイニングに集まり、座学をスタートしました。

まずは、講師を務める社員の自己紹介と、アイジースタイルハウスの会社紹介を行いました!

生徒さんへの講義内容は以下の通りです。
①アイジーコンサルティングの事業紹介、創業の原点のお話
②住宅メンテナンスから、リフォーム・耐震へと事業を拡大した経緯
③現在の建築事業部を開始したお話
④アイジースタイルハウスのコンセプト『地球品質』について
⑤JAPAN WOOD PROJECTについて

コンセプト『地球品質』が体現されたコンセプトハウスを見学した後でしたので、身体で感じたことと講義の内容が交わり、より深く「アイジースタイルハウスの家づくり」について理解いただけたようでした。
10/13 座学の様子
この講義では、
・私たちのような家づくりをする会社があると知ってもらうこと
・未来の社会や環境のためになる経済活動が、持続可能な社会をつくること
・皆さんの選択次第で未来は大きく変わること

をお伝えしました。
10/13 座学の様子
10/14 座学の様子
その後は生徒さんからの質問に応えていきました。
生徒さん

どのような進路を辿れば仕事に生かせますか?

武内さん

家づくりの仕事に関わる人は全員建築系の学校を卒業している、と思われる事が多いですが、必ずしもそうでなければならない、というわけではありません。

私自身も、お客様の家づくりに携わるお仕事をしていますが、建築とは全く無縁の大学を卒業しました!他にも建築とは無縁のお仕事から転職して来られた方もいます。

設計や施工管理職に就く方の多くは、建築系の学校を出ていますが、私のように出身大学に関係なく、家づくりの仕事に就くことは出来ます。

生徒さん

仕事に有利な資格や、それらの試験内容を教えて下さい!

彦坂さん

住宅建築の設計職に従事する上で必要な資格の一つに「建築士」と言われるものがあります。建築士には1級・2級とありまして、いずれも筆記の試験と製図の試験があります。

筆記試験は、複数科目の各点数とそれらの合計点で合格不合格が分かります。

製図試験とは、1枚の用紙に書かれた「こんな建物にして欲しい」という要望を元に設計をして、5時間で図面を描き上げるという試験です。

生徒さん

学生時代に経験しておいた方がいいこと、力をつけておくと良いことを教えて下さい。

鈴木さん

自分とは違う価値観を持った人と関わることで、コミュニケーション能力を高めていくと良いと思います!

自分一人で完結できる仕事は決して多くなく、チームで進める事の方が多いです。色んな価値観の人と1つの仕事を進めるに辺り、考え方をすり合わせるためのコミュニケーションが必要になります。

熱心にメモを取る生徒さん

講師を体験して感じたこと

取材班

フィールドワークの講師を務めて感じたことを教えて下さい!

鈴木

自分の働く意義や働きがいについて、日常的に振り返ることがないので、整理するいい機会になりました。

武内さん

生徒さんからいただいた質問には「社会人とは」「夢」「志」などのキーワードが多く、夢や憧れを持ちつつ不安な気持ちがある側面も垣間見れました。それらすべてが純粋で、新鮮な気持ちになれました。

元野さん

生徒さんが一生懸命お話を聞いてくれたり、楽しそうにコンセプトハウスを見学してくれて嬉しかったです。

彦坂さん

私たちの話に対して、真剣に耳をかたむけてくれる姿勢に感動しました。話をすることで改めて自分を振り返ることもできたので、とてもいい時間を頂きました。

この記事のまとめ

中学生の皆さんの未来を明るく照らす一助になれれば。そんな思いを持って実施したフィールドワークであったが、熱心に参加される生徒さんの姿勢に我々スタッフが感心させられる時間だった。私たちの家づくりの姿勢や職業観・想いを若き世代に引き継ぐことも、持続可能な社会を実現するための一歩だと信じている。この日の経験がいつか思い出され、皆さんの選択に役立てる瞬間があることを願う。

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