社員参加型の自然体験「アイジーの森」が、2024年7月に開催されました
- 日常から離れ森のこと、自然のこと、社会課題について考える
- 「プレジャー×ボランティア」で、一石二鳥な休日を
- 植樹だけじゃない!森で過ごす1日とは?
- 「企業の力を自然へ向ける」CSRとしての森林保護活動
森の広場
森づくり
この日は梅雨が明け、気温が40°Cに迫るような暑い日で、日陰は若干涼しいといえば涼しいものの日向はかなり暑く、本格的な作業は困難と判断して、以前に作った植樹場所のメンテナンスを行い、その後、どんぐり植樹を行いました。浜松森んピック2024
パリオリンピック開催のオリンピック2024に負けじと、浜松森んピック2024を行いました。 競技種目は「シダ飛ばし」、「巻き枯らし」の2種目です。 ※巻き枯らし:樹皮と形成層を剥ぐことで機械や薬剤を遣わず木を枯らす方法。アウトドアランチ
森で体を動かしたメンバーはお腹がペコペコです。 この「アイジーの森」活動のお昼ご飯は、 カレースター・水野仁輔さんオリジナルレシピ「カレー」が定番となっております!活動を終えて
参加した社員の感想
取材班 天野さん・佐原さんは定期的にご家族で参加されていますよね!この活動の魅力はどんなところにありますか?またお子様の反応はどうでしょうか?
天野さん(ご家族で参加) 初めての参加は、新卒研修の11年前、子ども連れでは7年前。今9歳の上の子が2歳の時でした。初めは社内のママさん達に誘われたことがきっかけで、2歳は足手まといになるかも?の不安を抱えつつの参加でした。しかし、真面目にボランティアをされている雰囲気に刺激されたのか、小さいなりに最後まで一生懸命取組んでいました。日常生活にない森や沢に触れ、木のことを学べる貴重な機会で子どもなりに感じることがあるようです。木や森に関する話題になると、見聞きしたことから「‥なんだよ!」と伝えることも。また、森リンピックなどを通じて、短時間で他の社員のお子さんと再会を誓うほど仲良くなったり、うちは夫もハマっていたり‥笑
天野さん 私は愛知在住で浜松まで距離があるため、新卒で参加した時は、正直、もう来ることはないかなと思っていました。ただ、この活動は地域環境にとっても、自分や家族とってプラスしかないです。会社として取り組んでいるCSR活動に、少しでも貢献したいという思いで、家族も巻き込んで参加し続けています。そんな想いに応えてくれたのか(!?)、植えた木が定着するようにもなってきてやりがいも増しています。何より体を動かすこともできて純粋に楽しいです!
取材班 お子さんにとって、学びの多い場になっているとのことで何よりです。社員の家族・お子さん同士の交流も素敵ですね。
佐原さん(お子様と参加) 私も子どもと一緒に定期的に参加させてもらっています!私が所属するライフプラン事業部「アイジースタイルハウス」では、JAPAN WOOD PROJECTを通じて森を守る活動をうたっています。その実態をもう少し知りたくて参加しています。そのかいもあって、一緒に参加する息子の今年の自由研究のテーマは「天竜美林と私たち」というタイトルで自分なりに森と地球の関係について子供ながら学びを深めています。
取材班 今回、佐原さんは部下である新卒1年目・2年目社員とともに「アイジーの森」活動に参加されていましたよね。若手社員を参加させた理由はなにかあったのですか?
佐原さん 新卒2年目の2人は、まだこの「アイジーの森」活動に参加したことがなかったので、天竜の森ってどんなところなのか知ってもらいたくて、新卒1年目の2名は、4月にも活動に参加していますが、植えた木は簡単に育たないという厳しい現実を知ってもらうために参加してもらいました。自分たちの事業がどう社会に影響を与えるのか?を体感してもらいたかったんですよね。
取材班 なるほど!木を用いて家づくりをしており、「JAPAN WOOD PROJECT」を通して天竜の森林課題にも取り組んでいるアイジースタイルハウスの皆さんにとっては、森林課題の実態を知る場になっているのですね!
では参加した皆さんに感想を聞いてみましょう!
まずは新卒2年目、初参加の龍野さん、小西さん、いかがでしたか?
龍野さん(新卒2年目) 森の生態系の話などをしていただいて「いい話だな~」と率直に感じました。
話の中で、森の自然を豊かに未来に残していくことが大事という話があり、未来の自分の子供たちに自然を残していく活動は小さくても大切だと感じました。
自分は自然が好きなので、登山やキャンプに息抜きで行くことがあります。そのことを考えると、登山やキャンプの時にゴミが落ちてたら拾うとか小さな活動ではありますが、みんながその自分の中で大事にしている小さな活動をしていけば豊かな森を未来に残せるんじゃないかと思いました。まずは、ごみ拾いをして小さな活動からでもしていきたいと思います!
小西さんさん(新卒2年目) 今回アイジーの森に初めて参加しましたが、素敵な活動だなと感じるとともに、IGの活動の幅の広さを実感しました。普段家づくりという仕事に関わっていますが、中々木造の大本である森林について携わる機会はなかったので、木材のルーツを知るとともに、息抜きも込めてとてもいい経験ができたと感じています。暑い中ではありましたが、植樹だけでなく、様々なアクティビティやおいしすぎるカレーを食べたりと楽しい時間を過ごすことができました。改めて、森林・カレーに感謝です!ありがとうございました。
取材班 ありがとうございます。では4月の新入社員研修での活動に続いて2回目の参加となった中澤さん、大場さんはいかがでしょうか?
中澤さん(新卒1年目) アイジーの森に行ったのは2回目でしたが、楽しかったというのが率直な感想です。本社研修で参加した1回目は、話を聞いて学ぶ時間でした。それに対し今回は植樹を体験したり、森ンピックで遊んだりと体を動かしながら自然と触れ合えてリフレッシュできた良い機会でした。森林環境を良くしていくことは簡単ではないですが、変えようという意志があることがとても大事だと思います。それが関わる人に伝播していき、少しずつみんなが良い方向に進んでいけたらいいなと思います。
大場さん(新卒1年目) 入社直後に新卒社員全員でアイジーの森に一度来たことがありましたが、今回ははじめて植樹活動を体験しました。植えた木がなかなか思うように育たない現実を知って、植樹活動の難しさ、森を育てる難しさを体感しました。夏のとても暑い時期でしたが森の中は気持ちよく、日陰は風が通ると心地よくて、毎日覚えることがたくさんで仕事で頭がいっぱいでしたが、この日はすっきりリフレッシュすることができました。
シダ飛ばし大会では最高記録を出してアイジーチームを優勝に導けたので大満足です。カレーのスパイス、レシピ本、木製スプーンを景品として頂いたので、本格カレーに家でも挑戦してみます。ありがとうございました。
取材班 皆さんにとってとても有意義な時間だったのが伝わってきます!佐原さん、部下である若手社員の皆さんにとって良い体験の機会となったようですね。
佐原さん 部下たちが、森の活動を通じて森林課題に対しての理解を深めてくれたようで何よりです!森林課題に対して私たちにできることはもっとありますが、簡単ではないとも改めて痛感しました。どこまで向き合うのか明確にして取り組む必要があると感じました。あとは、シンプルに心身ともにリフレッシュできました。そしてカレーがおいしすぎました。
今後もアイジーの森活動だけでなくJAPAN WOOD PROJECTを通して、森林課題・地域課題に取り組んできます!
「アイジーの森」活動は、単なる森林再生・植樹活動ではありません。人間が壊してしまった生態系を元の状態に近づけるための持続可能な活動です。プレンティアの森のテーマである「プレジャー&ボランティア」のとおり、自然体験を通して、人と自然との繋がり・人と人との繋がりを体感できる機会になっています。そして、多くの気づき・学びを得て森林課題をより身近に感じで「いまできることを」を各々が行っていく。森林の再生には時間がかかります。森林再生活動を広め、根付かせ文化にしていくこと、その第一歩がこの「アイジーの森」の活動です。この活動は今後も継続して行っていきます。