「将来、私も感動できる仕事を見つけたい」〜浜松市立南部中学校にて職業講話を実施〜

DATE : 2024.08.26
目次
さる6月、アイジーコンサルティングでは、浜松市立南部中学校で「キャリア授業(職業講話)」を開催しました。同授業は、アイジーコンサルティングが賛同しているジュニアアスリート社の教育サポート事業の一環として開いたものです。働くことの意義、やりがい、厳しさ、必要なスキルなどについて話すことで、学生が進路や自分の夢に対する関心を高めることを目的としています。当日は、同学校の2年生がキャリア授業に参加して、興味深く従業員の話を聞いてくれました。
ジュニアアスリートとは?
この記事のPOINT
  • 社会人の生の声で「働く」を追体験する
  • 若者に「for LONG」という視点を
  • 「仕事って楽しいんだ」という発見
この記事に登場する人
澤井勇希
株式会社アイジーコンサルティング 総務・人事課
2016年 新卒入社。アイジーの会社説明を聞き「この会社で採用に携わる仕事がしたい」という熱い思いを持ち、入社を決意。7年間メンテナンス事業部 カスタマ―営業(住宅アドバイザー)として活躍後、2022年12月より総務・人事課へ異動。新卒採用担当として活躍中。趣味は野球観戦・キャンプ・アニメ・ゲーム・ポケカなど。
芝奈津実
株式会社アイジーコンサルティング メンテナンス事業部 名古屋支店 法人課
2018年 新卒入社。にアイジーコンサルティングに入社。中学〜大学までハンドボール部に所属。現在も社会人チームでハンドボールを続けながら、ビーチハンドボールのチームに所属し世界大会出場を目指し週末は練習や試合に打ち込んでいる。趣味はサッカー観戦・サーフィン・ソフトバレー。

自己紹介で学生の心をつかむ、の巻

澤井さん

みなさん、こんにちは! 私たち、アイジーコンサルティングと申します。今日は、住宅の仕事にまつわる話をしたいなと思っています。みんな、聞きたいなと思って来てくれている?

おどける澤井さん
生徒さん

(うなずく)

澤井さん

よかった〜〜、ありがとうございます。50分という時間のなかで、楽しく学んでいただければと思います。……ということで、まずは僕らの自己紹介をさせてください。私の名前が、澤井勇希と言います。僕、何歳に見えますか?

生徒さん

……28!

澤井さん

あー、ほかにはどうでしょう!?

生徒さん

26!

澤井さん

はい、そのくらいです。嘘です。30歳です。もうちょっと若く見られるかなと思ったんだけど……。

生徒さん

(くすくす笑い)

澤井さん

趣味はたくさんあって、野球観戦、アニメ、ゲーム、キャンプ、サウナ、YouTubeなどなど。YouTubeだと、東海オンエアさんをよく見ます。あ、ポケモンカードも好き! みんなと趣味の合うものがあったらいいな、と思っています。

生徒さん

アニメは何が好きですか?

澤井さん

質問ありがとう! 『ゆるキャン』でしょ。『ブルーロック』『ワンピース』、ほかにもいろいろあります。気づいたら自分ばかり喋っちゃった! じゃあ、芝さんも自己紹介をお願いします。

芝さん

先ほど東海オンエアさんの話が出ましたが、私は愛知県の岡崎市出身で、東海オンエアのメンバーさんたちと同じ学校の出身なんです。趣味はビーチハンドボールで、海が好きなのでサーフィンもしています。今日はみなさんと楽しい時間が過ごせたらうれしいです。よろしくお願いします。

生徒さん

(パチパチパチ)

澤井さん

ありがとうございます。次に会社の紹介をさせてください。僕たちが勤めるアイジーコンサルティングという会社は、浜松市に本社があります。僕と芝さんは愛知から来ていますが、千葉や埼玉など関東にも支店があります。東海だと愛知・岐阜。そして、創業が1899年。なんと、125年もの間、続いている会社なんです。

生徒さん

(パチパチパチ)

澤井さん

ありがとうございます。あとはね、浜松アリーナの近くに、おしゃれなモデルハウスがあるので、近くを通ったら、ぜひ見てください。あとは、フラワーパークに行ったことがある人?

生徒さん

(挙手)

遠慮気味なところが愛らしい挙手
澤井さん

うんうん、いますよね。実は、アイジーコンサルティングが家をつくる時に余った木材をベンチにして、フラワーパークさんに寄贈させていただいています。だから、みなさんが何気なく座ったベンチが、僕たちのつくったものかもしれないという。意外と身近なところに、アイジーコンサルティングっているんだよ、ということですね。

「経年進化」の価値観を中学生にも

芝さん

では、みなさん。ここでクイズです! 日本の木造住宅の寿命は、平均で何年だと思いますか? A:25年、B:30年、C:50年、D:100年です。じゃあ、Aだと思う人?  いないか。Bだと思う人は? 3人ですね。Cだと思う人……が多いね。Dだと思う人、はいませんね。じゃあ、澤井さん、正解をお願いします。

澤井さん

正解は、Bの30年になります。ほかの国と比べると、日本の住宅の寿命は少し短いと言われています。

芝さん

私たちアイジーコンサルティングは、そんな日本の住宅を長持ちさせることで、地球に選ばれるような住宅業界をつくっていきたいと考えています。

真剣に話を聞く生徒さんたち
澤井さん

そんななかで、私たちが大事にしているビジョンがあります。合言葉のようなものですね。それが、「経年進化の美学を世界へ」です。経年進化ってなんだろう、と思いますよね。経年劣化の逆の言葉だと考えてもらうと、わかりやすいかもしれません。一言で言うと、長持ちする家をつくろうと。つまり、「for LONG」です。

生徒さん

(うなずく)

澤井さん

その考えを世界に広めようということで、アイジーコンサルティングは最近、オーストラリアに支店を出しました。世界進出です! ……さあ、会社の紹介は以上です。次からは、みんなにもどんどん話に参加してもらいます。

働くことへの思いを伝えたい

芝さん

それでは質問です。みなさんにとって、働く意味や目的ってなんだと思いますか? 近くの人と話し合って大丈夫なので、1分間、考えてみてください。

難しい質問にも、みなさん真剣に考えてくれました
生徒さん

(わいわい、がやがや)

芝さん

じゃあ、そこの君。なんだと思いますか?

生徒さん

将来のため。

芝さん

いいですね。じゃあ、そこの君は?

生徒さん

お金……?

芝さん

それもいい回答です。実は、働く目的って、人それぞれなんです。生活や趣味のためにお金を稼ぎたいと思う人もいれば、自分の成長のために仕事をしていきたいという人もいます。実際、私も入社して間もない頃は趣味のビーチハンドボールのため……つまりは、お金を稼ぐために働いていました。でも、今はそこに一つプラスされていて。

生徒さん

(うなずく)

芝さん

それは、誰かの役に立ちたいと言う思いです。お客様から「芝さん、ありがとう」と言っていただけることが、何よりうれしいんですね。お金を稼ぐことはもちろん大切なんですけど、それだけではないんだよというお話でした。

お客様の夢を叶える仕事

澤井さん

ここからはですね、「クイズ:住宅業界の仕事」ということで、楽しみながら住宅業界の仕事について学んでいただければと思います。今日はね、みなさん一人ひとりが地球を守るエージェントになってもらいます。僕が今からいくつかクイズを出しますので、それに答えてもらって正解できたら地球が救えますよ、と。

生徒さん

(……)

読者のみなさんも地球を救おう!
澤井さん

みんな、このテンションについてきてね!! というわけで、第一問! みんなで家が建つまでの工程を当ててみよ〜〜う! AからEまで選択肢があるので、順番に番号を振っていってください。

生徒さん

(書き書き)

正解はまもなく発表!
澤井さん

では、正解発表! まずは、建物の基礎工事でコンクリートを流し込んでいきます。次に骨組みの組み上げ、屋根の取り付け、窓の取り付け、外壁の取り付けといった流れです。難しかったかな。実際に家を建てる時には、もっと多くの工程があるから簡易的な流れの紹介ですが。

生徒さん

(うなずく)

澤井さん

家を建てるにあたっては、いろいろな仕事があります。まず、営業さん。営業はお客様から、どんな家を建てたいのかをヒアリングする役割です。次に、設計さん。お客様と打ち合わせをしながら、間取りを決めていきます。工事がスタートすると、そこに大工さんが加わります。大工さんたちのリーダーとなる現場監督という仕事もあります。こんな風に、たくさんの人が関わりながら家ってつくられるんです。

生徒さん

(うなずく)

澤井さん

では、第二問! Aさん、Bさん、Cさん、Dさんがそれぞれどの家に住みたがっているかを線で結んでください。

生徒さん

(書き書き)

読者のみなさんも考えてみてくださいね!
澤井さん

はい、タイムアップ〜〜! 答えです。アウトドアが好きなAさんは、海の近くの家です。料理好きのBさんはキッチンが広い家。子だくさんのCさんはリビングの広い家。パーティーを開きたいDさんは庭のある家でした。このクイズ、実は「こんなお家はどうですか?」とお客様に提案をする疑似体験になっています。僕たちの仕事の何が楽しいかって、お客様と一緒に感動を分かち合えることです。家を建てることって、お客様にとっては夢の実現であり、その実現に向けて伴走するのが僕たちの仕事なんです。みんな、地球を救ってくれて、ありがとう!

講話を終えての従業員の感想

芝さん

私たちの説明に対して、素直な反応をくれる生徒さんばかりでうれしかったです。生徒のみなさんにとって、「こんな企業があるんだ」「こんな仕事があるんだ」というきっかけになれば幸いです。

澤井さん

生徒さんの目がキラキラしていたよね。住宅業界の仕事の魅力を伝えることで、未来の住宅業界を育んでいければと思いました。みなさんに楽しそうにしてもらえたのが、何よりです。

講話を終えての生徒さんの感想

生徒さんA

家の寿命が30年と知って、そんなに短いのと思いました。また、もっと自分の家を大切にしたいと思いました。教えてくださり、本当にありがとうございました。

生徒さんB

「お客様と一緒に感動する仕事」という言葉が印象に残っています。私もそのように思える仕事を見つけ、夢に向かって頑張っていきたいです。

生徒さんC

家を建てる順番が予想外で驚きました!

生徒さんD

自分もアイジーコンサルティングさんのように、楽しみながら仕事をやりたいと思いました。

生徒さんE

僕は将来、建設の仕事に就いたら、津波や地震の被害を防ぐ無傷の家をつくりたいです。将来の参考になりました。

生徒さんF

楽しいクイズのお陰で、興味深く住まいのことについて学べました。ありがとうございました。

生徒さんG

僕も大人になったら、アイジーコンサルティングで家をつくりたいです。

※生徒のみなさんからのご感想は、ご記入いただいた感想用紙から一部の内容を抜粋したものです
この記事のまとめ

これからの未来を担う学生に、さまざまな仕事があること、一つひとつの仕事が社会を支えていることを伝えたい。そして、将来への可能性と視野を広げてほしい――そんな思いで、アイジーコンサルティングは職業講話を続けています。何より、仕事って楽しいんだよということが伝わったのなら、そんなにもうれしいことはありません。

講話に参加した従業員にとっては、仕事観を言語化することで仕事のやりがいを再認識する機会となっており、学生のみなさんには感謝するばかりです。世界を変えることは難しいですが、アイジーコンサルティングの本社がある浜松市から、少しずつ、少しずつ、私たちの掲げる理想を広めていければ幸いです。

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